音声入力機能を使って執筆しよう①
音声入力機能を用いた執筆方法を記載する。
第一弾である今回は、エッセイやブログなどの文章を執筆する人向けに作成します。
それでは最後まで楽しんでね!
【音声入力を用いた執筆方法】
音声入力機能。
誰もが聞いたことはあるが、実際に使う機会は少ない機能。書き手の中には、この音声入力機能を使って執筆する強者もいると聞く。私自身も「音声入力機能」を用いた執筆方法は、何度か試したことがある。でも、毎回する度に、挫折してきました。何か思っていたようにいかないなと。
それでも、音声入力機能を用いて、楽して執筆したい!!
あわよくば、権力と名誉と金も欲しい黒髪は、音声入力機能を研究することにしました。
【結論】
兎にも角にも、皆様が知りたい情報は【結論】だなと思いまして……。
音声入力機能を使えば1分間に200〜250文字程度の執筆が可能になります。
単純計算で、5分間で1000文字書ける。
通常のキーボード操作では、1分間に100文字程度しか私は打つことができません。早くても120文字程度しか打てないので、この速さは異常だと思います。
通常のキーボード操作で、1分間に200文字以上打てるなら音声入力機能を使う必要はなし。ただ、喋ればいいだけなので、めちゃくちゃ楽です(笑)
使ったことがない方は是非とも使ってくれ!!
【音声入力機能の執筆プロセス】
それでは、今から音声入力機能を使った執筆プロセスを紹介する。
①音声入力機能で一旦執筆する
音声入力では、話し言葉になる。
また、無駄な文章が入ったり、考えがまとまらなかったりして、冗長なものが生まれてしまう。
だからこそ、音声入力機能では、「下書き」や「取れ高作り」と割り切り、自分のアイデアを外に吐き出すものと考えてしまう。とりあえず、喋りまくってください(笑)
②ChatGPTを使い、誤字脱字を直してもらう
音声入力機能は、超高速で執筆可能です。
ですが、致命的な弱点があります。
正しく音声を認識できない点でございます。
私の滑舌が悪い可能性もありますが……。
誤字脱字が結構起こります(笑)
また喋っている間に何度も同じ話を繰り返したり、無駄な話を挟むことも多々ありました。
で、そーいうのを削るために……。
最先端のAIが役に立つってわけですよ( ̄▽ ̄)
1000文字程度ならば普通に精査してくれます。
で、正しい表現に直し、分かりやすい言葉でまとめてくれます。
自分がベラベラと喋った内容を、簡単に要約することもできます。
①段階で皆様が喋った内容が、使えるアイデアに昇華できると思う。
AIの力を借りて、少しでも楽して執筆を進めたい。
そう願う私みたいなサボり魔は是非とも役立ててほしいですね。
③精査したアイデアを自分の言葉で表現する
最先端のAIを用いても、自分が本当に伝えたいことは伝えられない。
なので、自分の言葉や表現で伝えるしかありません。
ここは人力作業なので、皆様が自分自身で頑張るしかありません。
AIが書く文章は、人間味がありませんからね(笑)
機械翻訳みたいな文章では、読者の心を奪うことはできない。
なので、書き手である我々が最大限に力を発揮する必要があります。
【具体的な執筆方法】
音声入力機能を使ってみた。
だが、失敗した。
多分、皆様もそんな経験があるだろう。
今回、私は音声入力機能の執筆方法を伝授する。
鉄則その1
『しゃべりすぎるな!!』
音声入力機能は面白い。
次から次へと文章が紡げてしまう。
だからこそ、私たちは2000〜3000文字も書いてしまう。
だが、しかし、それは自分たちの首を締めるだけである。
自己啓発本では、1つのテーマについて……。
600〜1500文字の間で書かれることが多い。
なので、その点を見極め、喋り過ぎに注意しよう。
一つのテーマに付き、2000文字喋ったら無駄が多いと判断せよ。
書き直す際に、600〜1500文字にまで減らすのだ。
それだけ喋っていたら、一記事を書ける分量はあるはずだ。
鉄則その2
『長い文章をいっぺんに書こうとするな!!』
【前提】
長い文章をいっぺんに書こうとするな!!
その具体例を示す前に、前提条件のお話させて頂きます。
難しい内容になるので、頭が弱い人たちは読まなくても構いません(笑)
ただ、執筆する際の重要な要素を語るつもりです。
なので、私の中では、できれば聞いて欲しいなと思っております。
と言いつつも、近い将来、また詳しく話す機会を設けるつもりですがね。
【文章を書く際の脳内プロセス】
文章を執筆する際、人々は頭の中に浮かんでいる考えやイメージを文字に表現している。
ここまでは、皆様もご理解頂けると思います( ̄▽ ̄)
「いやいや、黒髪さん!! 私は何も考えていませんよ!! 勝手に手が動くんです。脳内では何も考えていません。そもそも、創作活動というのは神秘的なことであり、言語化できるもの——」
と、逆張りしてくる困ったさんもいるかもしれないので、説明しときます。
文章を書く際、何も考えていない人はいません(確信)
「桜の木を描写してください!!」
と頼まれたら……。
少なからず「桜」をイメージするじゃない?
で、それを具体的に考えるか、抽象的に考えるかの違いです。
前者は、書く前に書く材料がある状態。
後者は、書く前に書く材料がない状態。
例えるのならば……。
「シチューを作ろう!!」
そう思った場合、前者は材料が全部あって、後者は材料がない。
なので、前者は作る工程のみ。後者は材料調達と作る工程があるわけ。
「で、結局、黒髪さんは何を言いたいの??」
具体的に考える人は、脳内にあるアイデアを文章化している。
言わば、材料集めと、執筆作業を分離しているわけです。
んで。
抽象的に考える人は文章に文字起こししながら、自分のアイデアや考えを組み上げている。
言わば、材料集めと、執筆作業を同時にこなしているわけです。
「で、結局、それで黒髪さんは何を言いたいわけ??」
それでは、皆様は喋るときに文章を脳内で考えますか?
「時と場合で違いますよ。大事なときは文章を考えてから話すし、日常会話ではあまり考えずに喋っています。で、結局、これで何を言いたいわけですか??」
音声入力機能を使った執筆方法は、従来の執筆方法と異なると思っています。
自分が伝えたい内容を具体化できる人は、頭の中で理論が構築できています。
つまり、正しい順序で、正しい言葉で話し続ければ、原稿が書き上がるわけ。
で、自分が伝えたい内容を抽象化しかできない人は、頭の中で理論が構築できていません。
つまり、正しい順序で話すことも、正しい言葉で話すこともできないってわけです。
実際な話。
「今から限界逓減の法則を用いて、8:2の法則を説明してください」
と、突然言われても、全く喋れないと思います。
それも誰かに理論的に説明するなんて、不可能に近いです。
ですが、文章ならば書けていた。言わば、上手く誤魔化せていたんです。
実際、私たちは義務教育の中で「小論文」や「作文」などを何度も書いてきましたよね。
中身が不十分な点は置いといて、それでも及第点レベルまでは持っていけたと思います。
「で、結局、黒髪さんは何を言いたいわけ?」
今までの話を通して、従来の書き方と音声入力を用いた書き方が異なることをご理解できたと思います。先程の「今から限界逓減の法則を用いて——」という質問に対して、漠然と答えられた方もいるかもしれません。しかし、それを序論、本論、結論の三点要素でまとめてくださいと言われたら、どうでしょうか?? 無理な話だと思いませんか??(笑)
【長い文章をいっぺんに書こうとするな!!】
はい、やっと本筋を話せます(笑)
音声入力機能では、長文の執筆が不可能だ。
特に、論理立てて作る系統の執筆は絶対に無理だ。
もしも、皆様の中に、音声入力機能だけで、2000〜3000文字の文章を生み出し、正しい構成で書けるのならば……。
その人は、天才としか言いようがない。
なので。
凡人である私たちは、前述の「音声入力執筆プロセス」を用ればいいだろう。
①音声入力機能で一旦書き上げる
②ChatGPTの力を借りて、誤字脱字を書き直す
③自分の言葉で表現する
しかし。
完成した文章を音声入力で打ち込みたい。
書き直し前提ではなく、完成された文章を打ち込みたい。
そう思う人もいるかもしれない。
もしくは、少しでも改稿作業を減らしたい人向けの方法を伝授しよう。
だが、凡人は、2000〜3000文字も音声入力で書くのは不可能だ。
ならば、どうすればいいのか??
——文章を分割せよ——
例えば、1500〜2000文字の記事を書くとしよう。
その場合……。
「150〜200文字を10回書くと考える」
150〜200文字を10回書く。
これは、段落の分量と数だ。
音声入力機能を使うと、文章を量産してしまう。
また、自分が考えていない段階まで、喋ってしまう可能性がある。
なので……。
【完成された文章を書きたい人向けの執筆プロセス】
①自分が話したい内容を決める
②自分が伝えたい内容を言語化する
③自分が言語化した内容を音声入力機能で話す
では、どのくらいの分量を話せばいいのでしょうか?
一つのテーマに対して話せるのは、150〜200文字が限界です。
Twitter(現:X)では、一つのツイートで140文字しか打てません。
しかし、情報のやりとりをする上では、これだけで十分です( ̄▽ ̄)
アナウンサーがニュースを読む速度は、一分間に300文字。
私たちが目指すのは、その半分の数値として……。
大体、一分間に150文字を喋れるようになれればいいと思う。
今後はニュースの30秒間、一個のツイートを、一つの塊。
言わば、文章を構築する一つの段落と捉えればいい。
そうすれば、日常生活内で文章を鍛える練習になるはずだ。
【過去の失敗】
実際に、私にはこのような経験がある。
「20分間で、3000文字以上執筆できた!!」
音声入力機能を用いて、異常な速度で執筆ができた。
そう思っていたのだが……。
その文章を編集及び調整してみると。
「実際に同じ内容を繰り返してるだけだった!!」
「……無駄を省いたら使える文章は1000文字だけ」
ということが結構あります(泣)
なので、皆様も、是非ともご注意してもらいたい( ̄▽ ̄)
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音声入力機能を使った執筆方法を、今回はご紹介した。
有益な情報を皆様に発信できたかなと思う。
ただ、まだまだ音声入力機能を用いた執筆方法は研究したいと思ってる。
というか、文章を生み出す思考プロセスを、上手く言語化しようと考え中。
【余談】
最近、『半分減らす』という自己啓発本を読みました。
どんな物事でも半分減らしてしまえという内容なんですけどね〜。
まぁ〜これが私にぶっ刺さりました(笑)
というわけで……。
今後、エッセイは半分減らします( ̄▽ ̄)
週に1回、あって2回ぐらいに減らしたいと思う。
時間かければかけるほどに、エッセイの質は上がるはず(多分)
第二弾の『音声入力機能を使って執筆しよう』
では、実際に「小説」を書くプロセスまでご紹介する予定。
ただこちらは、サポ限定で配信したいと思います。
ではでは、皆様お疲れ様でした( ̄▽ ̄)
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