偶には雑談したい夜もある

 最近のエッセイは神回続きだった。

 自分で言うのもなんだが……。

 結構面白くて役に立つ内容を書いてた。


 だが、今回はただの雑談である。

 私が偏見の塊のことばかり言うよ。

 だから、苦手な方は読むの注意ね。


①勉強したいことが山ほどある

②物語の終わりは一人の犠牲を出せばいい

③ラブコメはバームクーヘンか?


【①勉強したいことが山ほどある】


 勉強したいことが山ほどある。

 だが、全然勉強が追いつかない。

 正直言って読みたい作品が多すぎるのだ。


 私はさ、自分の知識と教養を高めたいのである。


 当たり前な話なんだけどさ。

 私が歳を重ねるように、読者も歳を重ねるじゃん。

 で、歳を重ねると、読者も賢くなるわけです。

 で、そうなってくると、読者も趣味嗜好が変わるのよね。


 例えばの話なんだけどさ。


 アニメしか観なかった少年が歳を重ねるにつれて、難しいニュース番組を観るようになったりするじゃん。で、そんなふうに、読者がアップデートしているのにも関わらず……。


 物書きが勉学を怠ってしまう。

 つまり、成長しない物書きは必ず終わると思ってる。


(例)


(若い頃)


女「あ、ホタルだ! き、綺麗〜」

男「あぁ、きれいだね。でもキミの方がもっと綺麗だよ」

女「……え、ちょ、ちょっと待ってぇ……ううっ」


(成長する作家)


女「あれ? ホタルって同時に点滅してる?」

男「良いところに気が付いたね。同調現象って言うんだ」

女「同調現象……?」

男「あそこにいるのは全部オスなんだ」

男「あれ? 見える? 違うタイミングで光ってるの」

女「うん!! アレはどういうこと?」

男「アレはメスだ。オス全員が同時に点滅することで、メスを見つけやすいようにしてるんだよ」


 これをもっとキャラ力を高めてやると——。


女「あれ? ホタルって同時に点滅してるんだぁ〜」

男「そんなことも知らないのかよ。お前ってやっぱバカだな」

女「ぐぬぬ、別にいいでしょ。知らなくても」

男「知識も教養もないお前に教えてやるよ、この俺がな」



 というふうに、キャラの個性も出しつつも、読者の皆様に「知識」と「教養」を与えることもできるってわけですよ。


 対象年齢に寄ると思うけどねぇ〜。

 歳を重ねるたびに、それだけ知識と教養は大事になる。

 一定年齢を超えた読者は自己啓発本やビジネス書を購入し始めるわけよ。要するに、自己投資にお金をかけるようになる。


 で、そんな読者でも楽しめる内容にしなければならない。


 ラノベの想定読者は10代〜20代前半である。

 つまり、若者向けのコンテンツを作らなくてはならないの。


 んでさ、勢いだけの作品。

 言わば、若い頃みたいな書き方を永遠にできないのよ。

 ていうか、その手の書き方ならば、代わり手は幾らでもいるのよ。だって、若い頃と同じことしかやってないもん。で、次から次へと押し寄せる次世代に負けると思うのだ。


 だからこそ、私は勉強するのだ。

 知識と教養部分で圧倒して。

 物語も面白いし、尚且つ、教養や知識も身に付く。その立ち位置を目指すしかないと。


「異世界でスローライフ生活を送るぜ!!」

「よしっ、まずは畑から始めてみよう」

「うーん。全然育てないな。魔法使お!」

「最高だ。野菜や果物GETだぜ!!」


 と、単純な流れにしてもいいけどさ。

 気象学の知識や地理学の知識があると。

 現実世界でも役に立つ豆知識を披露しつつ、野菜や果物を育てることができるのよ。


 更に、文字数稼ぎもできるし……にへへ。


 というわけで、雑学本を購入した(笑)

 大人の最強雑学って書籍です。

 ブックオフで購入しました。

 Kindle unlimitedでも読めるんだけど、レイアウトが気に入らなくて、紙書籍にしたよ。


追記


 最近思ったんだよな。

 他人の作品読むよりも、雑学系。

 言わば、一般教養が身に付く書籍を読んだほうが遥かに、創作に役立つのではと。


 引き出しの数が圧倒的に増えると思うの。


「二位じゃダメなんですか?」

「北岳の気持ちを考えてみろよ!!」

「富士山の次に高い山なのに、一般人の大半が知らないんだぞ。悲しくならねぇーか?」


 これは70点の会話ですね。

 なので、「北岳」を「タイソン•ゲイ」、「イライシャ•グレイ」などに変更しても使えます。


 ねぇ、雑学や知識って重要でしょ?

 それに70点の会話が最強って分かった?


【②物語の終わりは一人の犠牲を出せばいい】


 私は新人賞向けに作品を書いている。

 だからこそ、1巻完結で終わる話しか書けない。

 それ故に、WEB連載では長期化することができない。


 でさ。

 物語をシリーズ化させる方法はどうしたらいいのか。

 その悩みを抱えていたんだけどさ。

 実は解決させるとっておきの方法を思い付いた。

 その答えとは——。


 メインヒロインを犠牲にして、他の全員を救うことだよ。

 この犠牲とは、別に何でもいい。

 メインヒロインにだけ不幸な身が降り掛かることにすればいい。それだけで、物語を作ることができると確信したよ。


 メインヒロインを犠牲にすることで、他の全員はグッドエンドを迎える。ただし、主人公だけはそれを認められなかった。


 もしも、第1巻でメインヒロインが死ぬのならば。

 第1巻のラストで、主人公がこう言えばいいのだ。


「——絶対に俺が救い出す。あの日に戻って」


 もしも、第1巻でメインヒロインに呪いをかけられれば。

 第1巻のラストで、主人公はこう言えばいいのだ。


「——絶対に俺が救い出す。お前をこの呪いからな」


 で、第2巻では、前者では主人公がタイムリープする話。

 後者では、主人公がヒロインの呪いを解除する話。

 というふうに、内容を決めて書くことができると思った。


 第1巻部分では、物語のラストをしっかりと描ける。

 ただ、ラスト部分を少しだけ書き直せば、第2巻へと繋げることができるなと確信したわけです。主人公の動機付けもできるし、物語が新たなスタートを切ることができるなと。


 第1巻で物語の第一部終了。

 そして、第2巻からは物語の第二部を書き出すとね。


 こんな流れにすれば、読者が主人公に共感を持ってくれる。

 ヒロインを救いたい。

 その気持ちだけは、必ず読者の心とリンクするからさ。



【③ラブコメはバームクーヘンか?】


 今回の内容は難しい。

 だから、付いて来れる人だけでいい。


 普通の物語ってさ。

 物語のストーリーラインがさ。


 一章→二章→三章→四章→五章


 という流れで、物語が進行するじゃん。

 言わば、物語が一方通行で進むじゃん。


 でもさ。

 ラブコメはバームクーヘンだと思うの。


 バームクーヘンってさ。

 真ん中が空いてるじゃない??


 でね。

 その場所に主人公とヒロインが立ってる。

 皆様はそう思っていてください( ̄▽ ̄)


 で、そこを中心に物語が広がるの。

 この広がる輪は主人公とヒロイン以外のキャラクターが立ってるの。で、主人公やヒロインに近しい、もしくは仲が良いキャラが、中心部分に近いってことになります。


 で、物語の進行としては——。


 バームクーヘンの空洞を埋めること。

 言わば、主人公とヒロインの絆を深めることなのよ。


 普通の物語では——。


 第一章→第二章→第三章と、物語が進行するにつれて、徐々に、最初に位置した場所から、キャラクターが動いていくの。


 ポケモンを例に挙げてしまうとさ。


 一番最初はマサラタウンから始まるじゃない??

 でもさ、最後の最後は、四天王を倒して、チャンピオンになるわけじゃん。

 つまり、物語の進行としては、マサラタウンを出発点と考えて、その後8個のバッジを手に入れ、四天王を倒して、最後の最後でチャンピオンになるという状況になるでしょ。


 でもさ、ラブコメは構造がちょっと違うんだよ。


 主人公とヒロインが立っている◯からスタートし、物語の1話が終わると、必ず◯に戻ってくるんだ。

 言わば、ミッション性のゲームとでも言えばいいのかな?


 モンハンで喩えるのならば。


 ギルドでミッションを受注するじゃない。

 で、モンスターを倒して、自分たちの住む場所に戻ってくる。

 このモンスターを倒したということで、モンハンの世界では、新たな武器や防具、新たなミッションに挑めるようになるのだが……。


 ラブコメの場合も、基本はこれと同じなのよ。


 主人公またはヒロインが問題に巻き込まれる。

 で、問題を解決して、自分たちの住む場所に戻る。

 ラブコメの報酬は、ただ一つ。


 ヒーローまたはヒロインの好感度である。

 

 餌を求めて遠出するアリを思い浮かべて欲しい。

 アリは餌を見つけることが仕事ではない。

 餌を見つけて、それを自分たちの住処に運ぶ。

 それまでが仕事でしょ??


◇◆◇◆◇◆


 はい、皆様ここまでお付き合いありがとうございました。

 一般公開はここまでですかね〜(笑)

 サポ限定の有料配信では、もっとディープな内容にするよ。


・バームクーヘン理論で考えるストーリー構成

・主人公とヒロイン以外のキャラ立ち位置徹底解説

・バームクーヘン構造には、物理的、精神的なものがある


 などを、有料配信ではガッツリと話していこうと思います。


◇◆◇◆◇◆


【余談】


 こえけん用の作品を急遽書き始めました( ̄▽ ̄)

 私が狙うのは、ボイスドラマ賞一択でございます。


 昨日一日で5000文字は書けました( ̄▽ ̄)

 ちなみに全部会話分です。

 荒削りな部分が多いので、残り2000〜3000文字ほど書いてから、自分が面白いと思ったものを厳選していこうと思うよ。


 たださ、若干カテゴリーエラー感があるのよね。


 クセが強いのは事実なんだけどさ。

 可愛いかと問われれば、微妙なラインなんだよな。

 ただ、確実に読者の心を奪う魅力はあるんだけどさ。


 ちなみに。

 第1回受賞作品では。

 地の文と会話文の比率が、64:36でした。


 なので、既に十分書ける分量はあります。

 素材はほぼほぼ集まったので、残りは——。


 私がどのように調理するかですね( ̄▽ ̄)


 ちなみに去年私が書いた作品はこちらです。


『脱出不可能な教室で、元カノと愚痴をこぼす』

https://kakuyomu.jp/works/16817139556634580060


 ちなみに読者選考落ちという悲しき事実。

 なので、今年はそのリベンジ戦を果たそうと思います!!


 とりあえず、読者選考突破だ。今年こそは、確実に!!


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