飽き性人間の小説攻略講座

 ビックバンの内容を語るわ。

 今回のお話は説明が難しいです。

 まぁ、超上級者向けってことで(笑)


 ビックバンの内容は——。


 初稿は会話文500文字×20話で作れる。


 と、気付いちゃったわけです( ̄▽ ̄)


 我ながら革命が起きました。

 今までの常識をぶち壊されました(笑)


◇◆◇◆◇◆


【なぜ会話文500文字×20話で作れるのか?】


①なぜ20話なのか?

②会話文の役割説明

③なぜ500文字なのか?


 この順番で解説します。

 分かりやすく説明するつもりですが……。

 ただ、説明不足な点があると思います。

 なので、ご自由に質問を飛ばしてくれ。


【①なぜ20話なのか?】


 黒髪式15章20話構成ですね( ̄▽ ̄)

 忘れちゃった方は、こちらをどうぞ。


https://kakuyomu.jp/works/16817330658939597914/episodes/16817330659102514544


 場合に応じて、皆様は変形させていいよ。

 ただ、話数を減らせば減らすほどに……。


 自分の首を絞めることになると思って。


【②会話文の役割】


 会話文の役割は二種類あります。


 一つは、物語を展開させるため。

 一つは、読者の喜怒哀楽を起こすため。


(前者の例)


「高嶺の花子さん、転校するらしいぞ」

「はぁ?? 俺、そんな話聞いてねぇー!」

「お前知らなかったのか? やっぱり」

「知ってたなら……どうして教えて」

「言われたんだよ、花子さんにな」


 この後、主人公は花子さんの元へ走る。

 物語を展開する上で、絶対に必要な会話。


(後者の例)


支配人「顔色が悪いぞ、ピエロ」

ピエロ「……最近彼氏と喧嘩しちゃって」

支配人「何があったんだ……?」

ピエロ「舞台の君は化粧が濃ゆすぎるって」

支配人「ピエロだからね、キミは」

ピエロ「今日だけ化粧落としていいですか? もしくは薄めでもいいですか?」

支配人「プロ意識の欠片もねぇーな!」


 読者の喜怒哀楽を誘う会話。

 別に、物語には必要ない(笑)

 この後に、ピエロが彼氏と仲直りするお話を書くなら、話はガラリと変わるけども。


 替えが幾らでも効く会話って言えばいい?

 その部分を消しても物語が成立するなら、それは要らない会話である。伏線は別な。


【③なぜ500文字なのか?】


 会話文の役割は二種類あると述べました。

 察しがよろしい皆様は分かったかしら??


 物語の展開上必要な会話だけを先に書く!

 もっと分かりやすく言えばね。


 次のお話に繋がる会話だけ書けばいいの。


 1話の一番重要な部分。

 言わば、核部分を書くんだよ。

 たったこれだけでいい。


 書き足りない部分は後ほど書き足せ。

 んで、無理矢理繋ぎ合わせればいいだけ。


【想定されるQ &A】


『Q 500文字で足りるんですか?』


 会話文500文字と表記してますが……。

 実際は1話350〜750文字ぐらいの範囲。


 物語の核部分だけを書くなら十分ですよ。

 物語のコア部分に必要な文字数なんて。

 意外と結構少ないものです( ̄▽ ̄)


 1話4000文字以上ならば。

 大体、物語に必要な会話は500文字あるかないかだと思うよ。切り詰めて考えたらね。

 他の部分は、どうでもいい会話だからさ。


『Q 核部分以外の会話文はどうするの?』


 会話文は読者の喜怒哀楽を起こす役割もあります。なので、会話文が足りないなら、喜怒哀楽を起こす会話を増やせばいいだけです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る