アウトローの世界観が良いですね。
お題全てを使いつつ、このサスペンス感が表現されています。
組織から抜けて自由になるために、上手く組織を出し抜くために組織の仕事にしたがいつつも、裏では自分の計画を進行させ身代わりを用意する。
組織の力を理解しつつも、自由という魅惑には逆らえない。
でも、主人公の予測は裏切らない。
組織の力は、主人公の思惑以上だったのですね。
一話完結なのが、もったいないほどの世界観です。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
アウトローほぼ初めてかもしれません……。
お題使い切りは大変ですよねえ。
きっとkouさんなら分かってくれるはず!
主人公の思惑どおりに物語を進めてしまうのも面白くない、ということで組織の方が狡猾だったという話にしてみました。
もったいないと言っていただけて、ありがたいです。
情景描写が綺麗で、情景描写シーンにもっていく時の自然な文体の表現と主人公が殺し屋という仕事をしていることからも、ダークで静けさがより作品の良さを出しているなと思いました。
煙草のシーンのところで、ターゲットの男に煙草の煙とともに視点を持ってきて、計画を決行して小雨の中で去ろうとしている流れが自然でサラッと読め、素敵だと思いました。
主人公の一連の流れや心情が勉強になるような作品の進め方だなという感じがしました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
描写褒めていただき、とっても嬉しいです。
とにかく自信のないところなので。
極力くどくど説明せずに行動で示したいと思って書いてはいますが、サラッと読めたと感想いただき、ちょっと手応え感じちゃいます。
一杯褒めてもらったので、有頂天です。