第5話
岸本彩音はやっぱり毎晩帰りの遅い夫、大河にイライラしていた。あいにく、ふたりには子供がいない。毎日料理を作ってこの半年間以上私の作った食事を食べる事がない。
だから私は探偵事務所に行って探偵を頼んだ。
探偵からは調査報告書と2人で写っている写真が送られて来た。
そこに写っていたのはラブホテルの入口で撮られた女じゃなくて男の子の写真だった。
髪の毛は茶髪で目鼻立ちの整った美しい少年の写真だった。
彩音は呆然としていた。
(愛人が女じゃなくて男?)
彩音はパニックに陥っていた。
でも段々と許せなくなっていた。
(神田凪私の大切な夫を奪い取って、しかも相手が男?絶対に許せない)と彩音は怒っていた。
彩音は家から遠く離れたレトロな喫茶店に来るようにと少年に電話をした。
喫茶店のドアを開けるとあの写真の少年神田凪が奥のテーブルにいた。
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