第4話

 それから凪は毎晩岸本と関係を持っている。

岸本とキスをすると感じてしまって別れる事なんて出来ないでいる。

それに岸本は食事に連れて行ってくれてフレンチやイタリアン高級な料理を食べさせてくれる。

しかもお小遣いもくれる。

ただ僕だって奥さんには悪いなと思っている。

最近は毎晩こんな状態だし、たまには早く帰った方がいいよと思う事もあるけど岸本と体を重ねると、もう、どうにかなってしまう。凄い快感を感じる。

だから別れられないでいる。


岸本と付き合ってから半年位たった頃だろうか?

岸本彩音という人から僕の携帯に電話がかかって来た。

(僕と会って話したいって)言うんだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る