下手の横好き:ゲームとの付き合い方
ゲームが好きだ。
タイトルの通り、下手の横好きというやつである。
コントローラーと一緒に身体が動くレベルの下手くそさである。
そして、ストレスに強い方ではない。
死にゲーというジャンルがある。
難易度が高く、やられてゲームオーバーになるのが当たり前、失敗を繰り返しながら攻略法を編み出していきましょうというジャンルだ(と思う)。
下手くそでストレス耐性が低いと、この手のゲームにどうしても手が出ない。
最近はこのジャンルで人気ゲームがたくさん出ているが、私は指をくわえて見ているだけだ。
ゲームはだらだらとやるほうで、最速攻略とか効率とかにはあまり興味がない。
難易度低めのオープンワールドゲームが好きだ。
ただ、これにも問題があって、私はものすごい方向音痴だ。
これは実生活のみならずゲームの中でもがっつりと私を縛る。
カーナビよりも高性能な位置ナビゲーションがついていないとゲームにならない。
これが理由で買ったゲームをいくつか永久凍土の中に積み上げてしまった。
だらだらとやるのが好きなので、大作を皆がやり尽くしたくらいで買う。
皆がやり尽くした後に買うのは、安く買いたいという意地汚い心持ちからだけではない。意地汚い心持ちはだいたい動機の八割ぐらいしか占めていない。
発売直後はバグも多く、バグに遭遇するとストレスがたまるからだ。
また最近のゲームはダウンロードコンテンツ(DLC)という追加要素がしばらく経ってから発売される。
できることなら全部入りをがっつり(安く)楽しみたい。
結果として、私がやっているゲームは大抵が二、三年前のものになる。
最新のゲームのリリース情報を見ながらわくわくしていると、長生きしなくちゃなとか思うのだ。
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