妖怪オクライリと妖怪カキカケ、そして百鬼夜行
二種類の妖怪に悩まされている。
妖怪オクライリと妖怪カキカケである。
妖怪オクライリはエッセイの方でしばしば暴れる。
エッセイでは基本的に負の感情は極力出さないようにしている。
基本的に好きなものについての話とバカ話中心で組むようにしている。一シリーズの最後だけは少し湿っぽい話もありとするが、基本は明るめの話でまとめるという方針である。
明るめの話にはかなりの割合で下品なお話が混じっているが、この下ネタ、実はかなり制限している。
もともとバカの巣窟、別名下ネタ虎の穴出身なので同性同士の場ではもっとえげつない下ネタばかりを披露しあう。
昔、後輩(女性)に「なんで黒石さん、う◯この話しかせぇへんの?」と問われたことがある。
そのときバカの巣窟の仲間たちは苦笑いしていた。
「う◯こ以外の話をあいつにさせると、秒でセクハラ退場になるからだ」そうだ。本当に失礼してしまう。
そういえば、あいつらは「存在がセクハラ」とか、人のことを呪いのビデオのごとく言いやがったこともある。目くそ鼻くそを笑うの実例みたいなやつらであると鼻くそである私は声を大にして言いたい。お前だってセクハラが人の姿をしているようなもんだろ、このセクハラ本地垂迹め。
あのときは、ためしにエスプリのきいた話でも披露してやろうかと思ったが、セクハラで退場になる可能性が万に一でもあるのならやめようと自重した。
私は慎重で真摯な紳士である。
エッセイは自由奔放にフェロモンとエスプリをそこら中に撒き散らしながら書いているが、投稿前に読み返してみると、さすがにあかんものも混じっていたりする。
妖怪オクライリの仕業である。これがなければ、一日三話くらい更新できるのに。
(あれだけひどいことばかり書きちらしておいて、あれでもセーブしているつもりなのかとか思ったあなたのところには夜中に全身白タイツの私の生霊が訪問するので、盛塩してお迎えするように)
一方、妖怪カキカケは小説の方で暴れる。
プロットを組んで書きはじめて手がとまる。妖怪カキカケに魅入られると、いつまで経っても完成しなくなってしまう。
こうなってしまうと、一度その作品から少し距離をおかないと再開できなくなってしまう。
今、公開している作品も一度ならず妖怪カキカケに襲われている。
まぁ、カキカケという妖怪自体はそこまで怖いものではない。しかし、ここに妖怪ミキリハッシャが加わると恐ろしいことが起こる。
私はまだ遭遇したことがないが、その痕跡はこのサイトのありとあらゆるところに残っている。
できることなら遭遇したくない恐ろしい怪異である。
ほら、うしろをみてごらん。
文字が踊って
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