第48話 小説賞に応募してみようかな……<13>



『小説賞に応募してみようかな……』は、前回で完結と書いたのですが。

 まだまだ書きたいことがありましたので、続けます。



 さてさて、無事に3泊4日の旅行から戻ってきますと、夫の校正が終わっていました。


 原稿に付箋がいっぱい貼られていました。


 そのほとんどは、ワードの変換ミスでした。

 そして、文章が変というのが5か所くらい指摘されていました。


 文章では、自分でも「あっ、間違えた」と思ったのは3か所です。

 2か所は夫の知らない語彙を使った言い回しでした。


「直しておくね」と口では素直に答えつつ、中華風の雰囲気を出すためにこっそりとそのままにしておくことにしました。


 そうそう、「この章は面白い!」と書いてある付箋ふせんも貼ってありました。


 50年も連れ添って不満もけっこうある(?)夫ではあるんですが、こういう優しさで、「まっ、いいか」となってしまいます。(笑)




 2日かけて再読して、最後の印刷です。


 で、この段階で気づいたのですが、登場人物一覧と梗概のほかに、応募するとなると、自分の生年月日とか略歴とか職業も記さなくてはならないのですね。


 もう少しで、忘れるところでした。


 でも、小説賞の応募にこんなもの必要なんでしょうか?

 カクヨムでクリック1つで応募できる手軽さを知ってしまうと、「?」と思ってしまいます。




 すべて印刷したら、A4のコピー用紙に145枚。

 なんと厚さは1.5センチ、重さにいたっては600gもありました。

 思った以上の分厚さです。


 それで、これはやはり右上を紐で綴じたほうがよいだろうということになり……。


 「え~~、重ねたら1.5センチの分厚い紙の束に、何を使って穴を開けようか?」

 千枚通しやアイスピックは処分していて、持っていません!


 しかし、ごそごそと探していましたら、道具箱の中にきりがありました。


 紐は20番レース糸が、太さと丈夫さで最適。

 1.5センチの厚さを貫く太くて長い針も、編み物用として持っていました。




 このエッセイの初めの頃に書いたと思うのですが、長編小説を応募しようと思うと、パソコンとコピー機は必需品。


 そして、千枚通しとかきりとか、丈夫な糸とか太くて長い針もいります。


 これらのこまごまとしたアイテムを揃えるのも、意外や、面倒なものです。




 

(近況ノートにも書いたように、小説をいったん全部非公開にしました。これからはのんびりぼちぼちとカクヨム活動します。ぎゅっと締めていた気負いという名の鉢巻を外しました。それもあって、長く閉じていたコメント欄ですが、開けます)



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