登場人物紹介(製作中)

西門 蓮司にしかど れんじ

 本作の主人公。日本にいた頃の趣味はネットサーフィン。そのため万年帰宅部。いわゆるモブに該当する人物。

ネットサーフィンという趣味の特性上、いろんなサイトを見て回るため、意外とマイナーな知識も持っている。

反面、広く浅くの形のため、細かい理屈や原理などに関してはそこまで詳しくは無い。

基本的に人間関係に関しては諦めているタイプなので、攻めたりすることは少ない。

しかし幼馴染に関しては大切に思っている。

 異世界に来てから早々に王女に追放されるが、商人であるロッサリーとの出会いをきっかけに色々な人と出会い、時には助け助けられながら成長していく。

一度大きな失敗をしてしまった黒歴史があるが、それは彼のなかで傲慢にならないようにするための良い糧となっている。

 恋愛に対して奥手の為、女性からの好意に鈍感。しかし熱烈なアタックに気持ちは気づいているが、どうしていいのか分からない状態に入っている。


天神 勇也あまがみ ゆうや

本作のサブキャラ1。

 成績優秀、スポーツも得意、そのうえ顔もイケメン。唯一の欠点は家事が壊滅的にできないこと。

スクールカーストの上位に入っており、皆の中心人物になりやすい。

そのため、できない者やもてない者からは僻まれることもある。

 異世界に来てから勇者を授かり、元の世界に帰る方法を得るために必死に訓練を行う。しかし王女の策略であり隷属化の首輪を着けられ、さらに殺戮という最悪の命令をされて半ば絶望していたところを、蓮司に問答無用で助けられる。

蓮司達に合流した天神は、蓮司の周りに彼を好いている女性が多くいるのを気づいて、彼らとの距離を作ろうとしたが、蓮司から請われて、豪邸に一緒に住むことになる。

 しかし彼女らとの情事は聞きたくないため蓮司との部屋の距離遠くすることを条件にした。


九条 愛美くじょう まなみ

 蓮司や勇也の幼稚園時代からの幼馴染。

 とても容姿端麗な外見でモデルにスカウトされたこともあるが、本人が見てほしいのは民衆ではなく、蓮司に見てほしいと思っているため断った。

しかし当の蓮司が愛美との差を感じてしまい、愛美から距離を取り始めたことがきっかけでつかず離れずの関係性を維持するようになった。

 蓮司が追放されて絶望に浸っていると、そんな暇もなく王女によって隷属化の首輪をはめられて戦争の道具として使われる。

 しかし蓮司によって救われた彼女は、今度こそ蓮司から離れないという決意をする。

蓮司と結ばれる未来を夢見る乙女だが、蓮司の周りにハーレムが形成されつつあるのを確認して以降、そのメンバーとは水面下で争うようになる。

基本は大人しい性格をしているが、蓮司のことが絡むと感情的な面をみせることもある。


幡上 愛理はたがみ あいり

 蓮司の次に追放された3人の女子生徒の一人。

3年生であり、容姿端麗。そして胸が大きい。

そのため日本に居たころは男子たちの卑猥な視線に辟易していた。

それに対して蓮司がそういう目線で見てこようとしないことで好感を持つ。

 脱衣所で裸の状態で蓮司と出くわす事故を経て、蓮司になら全てを見られてもいいと思った自分の感情を自覚し、明確に恋に落ちる。

とても行動的な人物であり、自分の感情を自覚して以降はとても大胆で積極的な行動にでる。

そのうえでリーダーシップも兼ね備えており、蓮司と行動を共にするようになってからは、あらゆることを計画する。

 蓮司の中に思い描いている女子生徒がいるのを感じ取り、勝ち目がないと判断してからは諦めるのではなく考え方を変えてハーレムの形成を画策する。

一人を選択する愛美とはその点で相性が悪いので喧嘩しがち。

ただし年上の余裕からか流すことも多々ある。


有栖川 里美ありすがわ さとみ

 愛理と同様に最初に保護された女子生徒。2年生

家は結構なお金持ちで大事に育てられた令嬢。

しかしながら考え方がしっかりしており、強い芯を持つ。

本来であれば自分たちを見捨ててもおかしくない中で、助けてくれた蓮司に好意をもつ。

愛理が大胆な行動に出てからは自分の気持ちを自覚し、積極的に誘惑に出るようになる。


愛川 絵里奈あいかわ えりな

 愛理と同様に最初に保護された女子生徒。1年生。

小柄な体格で、時折小学生に間違えられることもある。

基本的にオドオドした性格で、あまり自分の感情を表に出さない。

しかし何も感じていないわけでは無く、他の2人に比べると激情を秘めている。

誰も助けてはくれない環境下で蓮司だけが自分を助けてくれたことによって好意を持つ。

 愛理が大胆な行動に出てからは自分の気持ちを自覚し、積極的に誘惑にでるようになるが、子供体型なのを気にして引っ込みがちになっている。


愛川 明美あいかわ さとみ

蓮司達のいた学校の生徒会長で3年生。愛川絵里奈の姉であり、絵里奈とは反対にはっきりものをいうタイプであり、体型も愛理や愛美と同じモデル体質。

愛理とは男子の卑猥な視線を受け不快な思いを多々感じる同志。

 公国に対して最初に侵攻をしたグループの偵察班として使い捨ての駒にされる。

不遇な環境に置かれている絵里奈を救うために力を蓄えていたが、その真意を王女に見透かされ、死亡するのが前提の場所に送り込まれる。

 運良く蓮司に保護してもらい、その際に妹を保護してもらっていたことから好意を持つようになる。

本来は生徒会長として皆を導く立場にありながら、なんの責務も持たない蓮司がその役割を負うことで彼のことを強く意識し始める。

 愛理が大胆な行動に出てからは自分の気持ちを自覚し、積極的に誘惑に出るようになる。その過程のなかで愛理が全裸で同衾しているのをしってからは彼女もそうするようになる。


重川 一博おもかわ かずひろ

 小学生時代から蓮司達のグループに属している幼馴染集団の一人。1年生。

作者には度々【面川】と誤字を打たれる不遇な存在(笑)

しかしその想いはとても不純なもので、愛美を我が物にするために蓮司達に近づいているだけ。

容姿端麗な女性を彼女にすることを一種のカッコイイ男のステータス程度にしか思っていない。

 基本的に自己中でわがまま。しかしうまく取り入るために表向きは蓮司の味方を演じている。

同時に、いつも中心にいる勇也に対して劣等感を抱いている。


【ロッサリー・ハンク】

 王国を追放された蓮司が最初に出会った人物。商人。

若かりし頃にとんでもない失敗をやらかしどうにもならないところを先輩商人に助けられる。

その時に「自分が助けられる相手が目の前にいるから助ける」と言われたため、蓮司に対して同じことをしようと助けた。

 この世界に来て右も左も分からない蓮司に基本的知識を教えた人物。

同時に蓮司が迷い人であることを直ぐに看破した切れ者。


【エコラック・バーザス】

蓮司がデミウルゴス公国に着いて初めて訪れた街の商人ギルドのマスター。

既に中年を超えて、そろそろ高齢に入るかどうかの年齢。

基本的に優しい性格をしているが、商人としての腕前は一流。

領主とは旧知の仲の為、ある程度の融通が利く。


【トレーン・メック】

エコラックと同じ街にある冒険者ギルドのマスター。

優しい性格をしており蓮司が冒険者になりたいと言い出した時は考えられる悪い未来をしっかりと警告している。

冒険者としては高ランク冒険者であり腕前は一流。

領主からの紹介で蓮司を知ることになる。


【デニス】

商人ギルドによって蓮司に紹介された飲食店を営む男性。

乾燥昆布を使った料理を提案されヒットする。

しかしその後蓮司が足元見た商談をしたためブチギレる。

最終的に蓮司が反省し、値上げも仕方ないとしつつも、蓮司がそのままでいいというとその提案に乗っかる。


【ヒーレニカ】

 商人ギルドによって蓮司に紹介されたポーション職人の薬師の女性。

重要職や重要ポジション以外で蓮司の秘密を知る数少ない人物。

蓮司が大量の薬草を入手できるということを聞いて驚きながらも、魔物によって友人を失い、魔物による犠牲者を少しでも減らしたい気持ちがあった彼女は蓮司の秘密を守る代わりに、彼女なりに民を守ろうと努力する。

後に蓮司との関係性がとても深くなり、好意を抱いていた為、蓮司達のハーレムに入ることを決意する。

とはいえ周りが10代中盤から後半の若者の中に、一人だけ20代前半の為、若干行き遅れの認識をもっている。

 しかし年の功というべきか・・・手札は多いようだ。


【レッサーモンド・フォン・ファスペル】

辺境伯領を治める領主。良心的で出会ったときから蓮司を完全に取り込もうとは考えなかった。

自身の利益のために蓮司を利用することもあるが、蓮司に利用されることも供している。

一部の貴族が平民を見下す中、ファスペルはそれをしない為、公国内において国民から熱烈な支持を受けている。

アルコーン公爵を主としており、蓮司が最初に住んでいた街の商人ギルドとは個人的な繋がりがある。

嫁の尻に敷かれている哀れな男性1号。


【マージグレイス・フォン・アルコーン】

公国内の最有力貴族、アルコーン公爵家の当主。

厳しさと優しさを兼ね備えており、ファスペルと同様に蓮司のことを一方的に利用するようなことはしない。

一方で公国の利益を考えており、ヒーレニカがエリクサーを作れると知るとすぐに護衛の手筈を整えるなど政治家としての側面を見せることもある。


【リリアーネット・フォン・アルコーン】

アルコーン公爵家の正妻。蓮司の持ち込む異世界商品の虜になっており、目が無い。


【イザベラ・フォン・アルコーン】

名前のみ登場。アルコーン公爵家長女。

既に嫁に行くことが決まっている。


【アリシア・フォン・アルコーン】

アルコーン公爵家の次女。三女とは双子の姉妹。

端正な顔立ちから求婚されることが多い。

蓮司のハーレムに近づいて何かを企んでいるようだ。


【レミリア・フォン・アルコーン】

アルコーン公爵家の三女。

姉と同じくモテる。

最初は蓮司のハーレムを狙っていたが今は違う様子。


【アレックス・フォン・アルコーン】

アルコーン公爵家唯一の男子にして長男。

お忍びで冒険者をやっているところを魔物に腕を食われて失う。

その後蓮司のエリクサーによって回復。

蓮司に恩義を感じている。

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