痛みの数値化
今日は朝から辛いだとか、今日は朝から幸せだとか、些細なことで感情が動く私は朝から一喜一憂している。
今日前者である。お腹が痛い。頭が痛い。喉がイガイガする。そうは言っても学校は私を待っているので、今日も行かなければならないんだけど。いや、学校は別に私を待ってないわ。私ただの歯車だったわ。
ところで、この痛いっていう気持ちが数値化されたらって考えたことがある。あなたの痛みは86、80以上なので学校を休むことをオススメします、なんて世界だったら生きやすかったのかも。と思う反面、もしも自分の痛みが、周りの人との相対的な基準において大したことの無いものだったら?恥ずかしいし、余計に辛くなる。幸せも同じ。なんならこっちの方は、高くても低くても、他人と関わる時にちょっとモヤッとするのかもしれない。恋人が抱えている痛みが自分より大きくて、幸せが小さかったら。恋人の生理が来る度に私はそんなことを思っている。だって生理より辛い痛みを私が感じることは無いだろうし、私自身がもし私の恋人だったなら正直全然楽しくない。ごめんな、恋人。
人間のメンタルは、数値化されない。それが良いんだと思う。自分が辛いって思うなら、それは辛いでいいんだ。その是非は外からの力で決めていいものじゃない。自分の責任で決めるからこそ、自分を大切にできるんだ。
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