見放くれば稻田妙しも劒なす葉にて薙ぐ薙ぐ八方を祓ふも
旧暦六月晦日は、
古来、年に二度、水無月と師走の晦日には大祓式が執り行われ、平安時代には、親王以下の文武官が朱雀門に集い、中臣氏が祝詞を奏上したという。
現代では、新暦の六月三十日に夏越の祓を行う神社が多く、茅の輪くぐりなどの行事が行われる。
この時季、水田では青々とした稲が実に美しく、風が吹けば刀剣のような葉が一斉にそよいで、非常にすがすがしい。
この様子を見ているだけで、何やら邪気が祓われて行くような思いがする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます