第2話 あんたの夢って

 目が覚めると、知らない部屋にいた。

 寝台に寝かされているようだ。首を巡らせると、大量の本が詰め込まれた書棚が目に入る。一角の壁全てが書棚になっているようだ。

 枕元に一冊置いてある。アーサー・ケストラー『機械の中の幽霊Ghost In The Machine』。

 体が重い。首しか動かせない。襲ってきた強い眠気に負け、ぼくは再び眼を閉じる。

「……そうだな。しかし私は彼に賭ける」

『ですが、彼はまだ準備ができていませんよ』

「どちらでも同じことだ。だめならだめで受け入れるしかない」

『……分かりました』

 声が聞こえる。男と女、二人らしい。男の方は初めて聞くが、通信機越しと思しい女の方はどこかで聞いたことがある。

「おや、起きたな。寝たふりはしなくていい」

 眼を開く。声の主は車椅子に乗った老人だ。真っ白な髪の西洋人で、丸縁の眼鏡をかけている。

 ぼくは身を起こそうとして、そのときようやく両腕と胴が金属製のベルトで寝台に固定されていたことに気づく。

「おっと悪い。今外すよ」

 老人が手元の端末を操作するとベルトが外れる。身を起こす。

「ガシュウ・ヨクト。十六歳男性。国籍はジャパン、血液型はO型、先天障害により両下肢欠損。ラ・グロイール社の精製ラインに勤務。間違いないかね」

「ええ。そうです。失礼ですがあなたは」

「ああ、悪かった。こうして会うのは初めてかな。私はジェルボア。ティーパーティーズ社のCEOだ。間接的ではあるが、君の雇用主に当たる」

「どうも、お世話になってます」

「気を遣うことはないよ。君は三週間ほど昏睡していたが、その間の給料もきちんと支払われている」

 うちの会社はそんなに手厚い待遇だったろうか。いや、それよりも先に訊かなければならないことがある。

「三週間もですか。あのとき何があったか知りませんか。作業員の人たちは無事ですか。ぼくはどうしてここにいるんですか。そもそもここはどこですか。ぼくの——」

「まあ落ち着いてくれ。順番に説明しよう」

 見ての通り体が動かなくてね。このまま失礼するよ。

 そう言って、ジェルボアと名乗った老人は電動の車椅子を移動させる。彼が手元の端末を操作すると、壁面の書棚がレールに沿って隣接した壁に移動し、空いたスペースに巻き取り式のスクリーンが下りてきた。

 映し出されたのはうみうさぎだ。あまり大きくはない、せいぜい六メートル級といったところ。ほぼ全身を結晶に覆われた末期状態だ。『耳』と『足』もかなり大きくなっている。

「これが、去る七月十六日十七時五十一分にラ・グロイール社精製プラントに侵入したうみうさぎだ。君を含め、作業ラインにいた職員が被害を受けた。君はその生き残りだ。こいつが精製プラントを狙った直接の原因は不明だが、理由自体は予測がついている。何か分かるか」

 考える。「原因は分からないが理由は分かる」という彼の言い回しは分かりにくいが、こういう訊きかたをするということはぼくでも気づき得る種類の事柄なのだろう。

 写真に目を戻す。資料でよく見るうみうさぎと変わったところはほとんどないが、よく見ると腹側に見慣れない何かがついている。体表の結晶と同じ色だし、画像の解像度が低いので分かりにくいが、流線形の体から突き出た、安全帯のような、幅の広いベルトに見えるものがある。明らかに人工物だ。

 ということは。

「……何か……誰かに誘導されたとか」

「いい答えだ」

 スライドが切り替わる。映し出されたのは異形の人物だ。右手に長い棒を持った初老の男性で、よく日焼けしている。

 ひときわ目を引くのは左腕だ。肩から先が、灰色の籠手に覆われている。ローマの網闘士レティアリィのようだ。

「これは海伏の一人だ。衛星カメラで撮影された。本物を見たことは……」

かぶりを振る。

「奴らはうみうさぎの行動を何らかの方法でコントロールしている、と私は見ている。どの程度の規模で、どの程度の精度で可能なのか、それは分からない。だが、駆除環境が整っていなければ、うみうさぎは一個体であっても十分な脅威になる。それは知っての通りだ」

 スライドが戻り、最初のうみうさぎの画像が映し出される。

「状況から見て、先日の侵入は海伏の手によるものだ。当日プラントの警護に当たっていた職員三人のうち二名が殺害され、一名は行方不明。向こうは向こうで、強襲してきた海伏の構成員四名の遺体が見つかっているから損害はあったはずだ。詳しい状況は現場のログが復元するまで分からないが、戦略的な意図はある程度絞り込むことができる」

 またスライドが切り替わる。図面に見えるが、既視感がある。

「これは君の働いていた精製プラントの見取り図だ。君の担当だったピュリファイヤには、精製後のフォーマイトを加工プラントに送る配管とは別に不純物質を廃棄するルートがあって、これは下層のダストエミッタに繋がっている。当該のうみうさぎはここを通って侵入したようだ」

「その海伏の目的は何だったんです。何のために精製プラントを」

 ジェルボアは鷹揚に手を揚げてぼくの疑問を制する。

「順を追って説明する。気になるのは分かるが」

その方が分かりやすいと思う。そう言ってジェルボアがまた車椅子を移動させ、寝台の近くに寄ってきた。

「FOAMウイルスはヒトをうみうさぎにしない。そのことは知っているな……」

「はい。ヒトが刺されたら全身が結晶化して、直後に同化される」

「そうだ。だが、それには例外がある。つまり、FOAMウイルスを体内に入れても完全結晶化しない人間がいる。直接的な因果関係は不明だが、奇妙なことに、彼らは共通した特徴を持っている」

「まさか……」

「そう、そのまさかだ。確認された中でFOAMに感染してなお結晶化を抑えることができる者は皆、身体しんたいに障害を持っている。君のようにね。我々はそういう人間を適合者アダプテッドと呼んでいる。もう察しはついているだろうが、君は、適合者だ」

 そう言ってジェルボアは、ぼくの『足』を軽く叩いた。

 足を叩かれるのは生まれて初めてのことだった。


 生まれつきぼくには足がなかった。そのせいで親に捨てられたらしい。らしい、というのは施設の職員がそう言っていたからだ。

 だからずっと車椅子で生活してきた。それなりの年齢になってしまうと施設に居座ることもできず、とはいえこの体では稼ぎを得て自活するのは難しかった。施設がTP社出資のものだったので、その口利きで同系列のラ・グロイール社に就職できたのだ。

 ある程度体が大きくなると、ぼくは体を鍛えた。身を守るためだった。施設には他にも親のいない子供たちが大勢いて——分かりやすい身体的な障害を抱えていたのはぼくだけだったから、当然好奇の目に晒されたし、いじめられた。

 ぼくが施設にいた頃というのは、今から思えば、南極会戦から始まった一連の戦乱からほどない頃だったから、親を失った子も多かったのだと思う。生まれてからずっと親からの愛情を受けてきた人間が、それを突然失えば、きっと心が荒む。子供なら特にそうなりやすいだろう。

 とはいえ、当時のぼくにそんな相手の事情を慮ってやる余裕はなかった。何しろ、ぼくに愛情を注いでくれた親はいないし、そういう関係性を度外視したとしてももともと他の子供たちより体重も軽ければ視点も低い。踏ん張れないから軽く突き飛ばされただけで倒れてしまうし、頭の位置が低いせいで面白半分に髪を引っ張られる。掴みやすい位置に頭があればそうするだろう。ぼくだって、もし同じ立場ならそうしてしまうかも。

 他の子より生まれつき不利だったぼくが使えるものは、悔しいことに、他の子より軽くて小さい、この体だけだった。

 原始的な争いにおいて、強さに直結するものは何よりも体の大きさとその重さだ。そして筋肉は脂肪より重い。持って生まれた大きさはどうにもならないから、何よりもまず、重さがぼくには必要だった。だからぼくは服の下に分厚い図鑑を隠して過ごした。殴られるときは盾になり、殴るときは武器になるからだ。そして、自分の体重を腕だけで支えられるように、そしてそれ以上に、両腕と指を徹底的に追い込み、鍛え尽くした。

 六歳の頃には、片手の指だけで逆立ちができるようになった。次の年には使う指が二本に減った。他の人が歩くのと同じ速度で、両腕を使って走れるようになった。売られた喧嘩は必ず買った。指を相手の眼に突っ込み、鼻を折り、組み敷かれる前に噛みついた。そうしなければやられるからだ。何しろ、先に手を出されたのではまず勝てない。暴力で喧嘩に勝てない奴は暴力で搾取されるだけだ。そうして半殺しにしてくる奴をそのつど半殺しにし返しているうちに、ぼくをいじめる奴はいなくなった。

 今となっては顔もおぼろげにしか思い出せない、ぼくが育った施設の院長は、施設の経営がうまくいっていないことに疲れている様子だったし、ぼくら子供同士の諍いにいい顔はしなかったが、それでもぼくらに当たったりはしなかった。

「夢を叶えられないときは一旦逃げてもいい。だが、諦めてはいけない。もし夢を叶えられなくても、自分で死んではいけない」

 彼の口癖はこうだった。

 諦めることや死ぬことは、自分の人生に決着をつけないということだから。

 できないことを死ぬ気でやって死ぬのは馬鹿のやることだ。

 だから、死なないなら何をしてもいい。そしてどんな夢でもいい。どんな夢でも、どんなやり方でも構わないから、自分の夢を叶えなくてはいけない。

 夢を叶え、自分の人生を壊した理不尽にやり返してやることが、この世界に対するお前たちの苛立ちを解決してくれる。

ぼくにとっての夢はまず何よりも、足の欠損という持って生まれたマイナスを解消することだった。足のない自分の夢は、それを補って余りあるプラスを手にすることなのだと、ぼくは考えた。

 何しろ足がないことは、物心ついてからのぼくにとって、巨大なコンプレックスだった。うまく受け入れられればそれでよかったし、実際受け入れて生活している人は大勢いるのだろう。しかし幼いぼくは、そこまで達観することはできなかった。ぼくの足は今の自分ではどうにもならない負い目で——どれだけ腕を鍛え、腕を足の代用にして走れたとしても、腕は足より短いし、足ほど速くは走れない。

 人並みに満足な動きができないということは、そしてそれが帳消しにできないということは、それだけで自己実現に対する巨大な壁となり得る。

 どうやってもそれが乗り越えられなくて、ぼくは逃げた。身体的な欠損が関係ない場所で生きていくことを夢にしよう、と。

 しかし、専門的な知識を身に着けて身を立てようと思っても、それにはまず金が必要だった。今日明日に手にできる額ではないし、施設育ちの身障者に支援をしてくれるような相手のあてもなかった。南極会戦以降は奨学金制度も停止されているから借金もできない。内地への進学を目指すには、何よりも金を貯めなければならないのだ。

 今のぼくが勤めているラ・グロイール社は、そういう意味ではあまり理想的とは言えなかった。格安とはいえ住み込みで働くための入寮費とインフラ代、給料から天引きされる日々の食費と決して安くない各種税金でほぼ赤黒は帳消しになり、できる限り節約しても手元に残るのは雀の涙ほど。授業料の安い公営の学校でも、入学金と授業料とをどんぶり勘定で計算すると実際に進学を視野に入れられるのはぼくが老人になってから、という感じだ。

 とはいえ、他にやりたいこともやれることもなかった。何より、生まれながらに持った負い目はそのまま、ぼくの人生に対する負債になっていた。何としてもこの負債をやっつけて人並みにならなければならないという強迫観念。それが常にぼくの脳を焼いていた。その埋め合わせができるほどのプラスが、たとえば金が、ぼくの人生には必要なのだ。

 そんなぼくのささやかな人生設計をぶち壊し、心の奥の方でずいぶん前に錆びついて埃をかぶっていた夢を思い出させてしまったのが、ジェルボアの提案だった。破滅的だが、とても魅力的な誘い。

「私には夢がある。馬鹿げた夢だが、どうしても諦められない夢だ」

 ジェルボアはまずそう言ってぼくを見た。ぼくが見つめ返すと、彼は初めて微笑んだ。

「君が私に預けてくれれば、私は君に賭ける。私の夢を叶えるのに、君のその適合者としての力を貸してくれると嬉しい。そして、もし君が預けてくれるなら、君に望むものを与えよう。どうする」

「ぼくの望みを……」

「確証はないが、察しはつくかな。まあ厳密には、君を『選べる側』にまで押し上げることができる、と言うべきか。とりあえず今提示できる報酬だな。君は内地に行こうとしているようだが、君が内地に行って何をやるにしても、それに必要な金と人脈を提供しよう。ちょっとした額をサービスでつけてやってもいい。もちろん君の夢が変わったなら、それに対して十分な導線とサポートを約束する。その代わり、君には私の指示通り動いてほしい」

 彼は世界経済の中心の業界、それも二番手の企業のCEOなわけで、ぼく一人の内地への進学を支援することくらいわけもないだろう。しかし。

「あんたの賭けに乗ったとして、具体的にはぼくは何をすることになるんです。たとえばこれから何年も何十年もあんたとの契約に縛りつけられて、あんたの夢とやらを叶える前にぼくが死んだら。もしくはあんたが死んだら」

「もちろんその可能性はある。ただ、限りなく低い。まあそこに関しては私を信じてもらうしかないな。想定している事態は、遠からず必ず来る。試算のデータを見てもらうこともできるが、たぶん見てもよく分からないと思う……」

 まあそうだろう。そうでなければ、わざわざこのタイミングで、ぼくにこの話を持ち出してくる必要はない。見通しが立ったから動き出したと考えるべきだ。問題はもっと短いスパンでの話。つまり。

「もっと具体的な話をしませんか。まずぼくが知りたいのは、結局ぼくがテーブルに載せることになるものが何なのか、ということですよ。それによって答えを決めたい。それに、あんまり情報を小出しにされたんじゃ信用できない」

「すまんね、経営者の性だ。ひとつ言い訳を付け加えさせてもらうと、君がこの話を断ることはほぼない、という手前勝手な期待があるというのもある……」

 悔しいが、その通りだった。これまでの話を聞いて、ぼくは既にだいぶ昂っていた。少しばかり不躾な言い方で噛みついたのは、そのことに対する身勝手な腹いせもあった。もしもその程度で気分を悪くするような相手なら、容易く口車に乗ってやるわけにもいかないとも。

 それはそうと、と前置きをして、ジェルボアは眼鏡を掛け直した。

「君が賭けるものについて、だったね。君がぼくに預けるのは、君の命とその身体しんたいだ。もちろん変な意味じゃない。さっきも言ったように、私の指揮下に入って、私の指示に従って動くという意味だ」

「具体的な内容を教えてください」

「まずはラ・グロイール社を退職して、TPティーパーティーズの本社に入社してもらうことになる。一般職員としてではなく、専門性の高い独立部門だ。待遇は一応のところ応相談だが、必要なものは原則こちらで用意する。ただし、今まで以上に外出は制限させてもらう。基本的に配属先の現場から任務外で出てはいけない。これは君を守ることにもつながるし、ことが終われば自由の身になれるから我慢してくれ」

「業務内容は」

「私直轄の私兵部隊に入ってもらう。正規の警備員よりも流動的で、場合によってはアンダーグラウンドな任務に就いてもらうこともあるだろう。相手は主にRQレッドクイーン社やその関連企業、そして海伏」

「待ってください、ぼくはただの身障者の作業員だ。兵士じゃない」

「訓練してやる。それに心配しなくても、君をうまく使うための心算はあるんだ。ただし、自分で創意工夫することについては特に禁止しない。君が自分で生き残る確率を上げてくれれば、私としてもありがたいからね」

 不活化したフォーマイトは加工すれば軍事利用ができる。福祉をはじめとする民間事業への転用可能性も無限大。何よりも、最新式の対うみうさぎ兵器の製造・運用に必要不可欠なマテリアルだ。だからこそ、PT社をはじめとする民間衛生保全業者は世界経済の中心となることができた。

 少なくとも表向きの、民間衛生保全業者の業務内容は在野のうみうさぎの駆除、及び海洋汚染の浄化だ。ぼくがやっていた精製業務は後者にあたる。そして事実上、駆除した後のうみうさぎの死骸の処理については、海洋をこれ以上汚染しないなら何をやってもいい、ということになっている。

 明確な軍需資材、それも今やダイヤモンド並みに希少で価値の高いフォーマイト。それを大量に含有する、うみうさぎの死骸。しかも、入手に相応の危険は伴うものの、うまくやれば売り放題使い放題ときた。これを巡って、企業同士の諍いが起こらない方が不自然だ。各国の政府や統一軍がかつてほどの権威や権力、統制力を持たない今、企業は民間人や非戦闘員に危害を与えないという最低限の協定のもと、縄張り争いを続けている。

 だから公然の秘密として、常設の、対人戦を意識した軍事的実力を各企業が保有している。うみうさぎの完全根絶が事実上不可能である以上、フォーマイトを制する者がこの海、ひいては世界の覇権を握るのだ。

「あんたが賭けるものは」

「無論、この命。加えて、今の私が使える力の全て。会社の従業員やその家族を当面守るための力だけは残しておかなければならないが、それ以外は全部テーブルに載せよう。私にとっては、それだけ重要な夢だ」

「分かりました。あんたの賭けに乗ります」

 その回答を聞いて、ぼくはそう答えた。答えてしまった。

 内地に行くために金を貯めるというぼくの稚拙な計画……というか腹積もりに関して、今のままでは無理があることにはだいぶ前から気づいていて、そこから目を逸らしていたという後ろめたさもある。

 同時に、今まで何も選べなかったぼくの、負債ばかりが積み上がっていくくそったれの人生をゼロに、うまくやればプラスにまで持っていけるかもというジェルボアの賭けに、何よりぼくは魅了されていた。彼は必ずしも好ましい人物ではないが、少なくとも商売人としてのこの老人は信頼に値する、と思ったのだ。

 そうだ。そういえば。

「あんたに一つ質問があるんですが」

「ん……なんだい。言い忘れたが、敬語はいらない。君と私は対等だ」

 ジェルボアは手元の端末からぼくに目を移した。

「あんたの夢ってのは、結局何なんだ……」

 ややあって、老人は少年のようにはにかんで笑った。苦みばしった顔に不似合いな、歯の白さが印象的だった。

「惚れた女がいてね。そいつを振り向かせたいんだ」

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