第3話 スキルの確認、そして出発
…aiなのにからかいやがって!ともおっもたが、なんか緊張がほぐれた。
いい相棒になりそうだ。
「ところでこの画面とキーボード。どうやって収納するんだ?」
「…」
「Hycat。この画面とキーボード。どうやって収納するんだ?」
「はい、収納することを、イメージしてください。」
「イメージって言われてもよ、、、」
言われたとうりにやってみる
「あ、できた。」
「お見事でございます。」
「てか、おまえやっぱり Hycatって言わなくても喋れるじゃねーか。」
「ていうことは、さっき敢えて無視したのか?」
「ご主人様に名前を呼んでいただきたくて...」
さて、もう一つ気になった【立方体】のアプリを開いてみる。
「うわ、なんかでてきた。」
青い立方体の箱がでてきた。
「hycat これなあに?」
「これは、アイテムボックスです。」
上の面が開いてるから、そこから入れるんだと思う。
箱をしまうイメージで、、、 しまえた!
「ぐー」
なんかお腹が空いた。
そういえば朝起きてから、何も食べてなっかた。
何か食べれるものはないかと思い、倉庫をあさってみる。
倉庫の奥に扉つきの棚があった。開けてみると、何も入っていなかった。
ただ、倉庫の隅から、何か音が聞こえた 気がした。
さて、その事は置いといて食料を再び探す。
倉庫の中には、斧、鎌、藁しかなく、何か食べれそうな物はなっかた。
こうなったら食料を探すかしかない!
「よし、行くか」
そう言って森の中に入っていった。
あ、そういえばさっき、マップのアイコンのアプリがあったな。
「hycat マップを開いて」
「はい。マップを開きます」
マップが開いた。
現在地が青く光っている。 マランの森だ。
「あれ、どっかで聞いたような...」
「これって、『チートな魔物?に転生したから異世界で魔王目指してみる』の中の地名じゃね?」
「いや、間違えない。ここ、『チートな魔物?に転生したから異世界で魔王目指してみる』の世界の中だ。」
「てことは、ワンチャン マツダに会える説」
しばらく興奮した後、、、
「そういえば、食料を探さないと。」
森の中に入ってみる。
森の中に赤い実の木があった。
「hycat この実は食べれる?」
「はい。これは、レーコ という植物で、食べられます。」
その足元には、キノコも生えていた。
「hycat このキノコは食べれる?」
「いいえ。このキノコは、コーキノという菌類で、食べれません。」
こんな事をしてたら、いつまで経っても終わりそうにない。
何か 簡単に食料を探す方法は無いかなー
ユウトは気づいた 左上に検索窓があることに。
「hycat 食料を検索して。」
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『チートな魔物?に転生したから異世界で魔王目指してみる』の内容 ____其之参 初めての狩り。_______________________
マツダはここで生き残るために、
・強くなること
・情報収集をすること
この二つを実行することにした。
まず一つ目。この体で強くなるのに一番手っ取り早い方法は、いろんな動物を吸収することだ。
二つ目の情報収集に関しては、まだあまりできることがない。これからぼちぼちやっていこう。
だからまず、強くなる。
「動物を狩りに行こう。」
そう言って、森のさらに深くへいった。
しばらく歩いていると、ウサギを見つけた。
「はあ、はあ、、、」
いくら走っても全然ウサギに届かない。
ここでマツダは頭を使う。
ここで思いついたのは 題して 「落とし穴作戦」
まず一番初めのブラックホールみたいな形に戻って、地面で、待ち伏せする。
「さっそくやってみよう。」
「しーん。。。」
全然引っかかってくれない。
「これは場所が悪いんだ。」
そう言って別の場所を探してまた森の中を歩いた。
2時間ぐらいろんな場所を試してみた。 でもなかなか引っかからない。
「ああ、もう駄目なのかな、なんか食べなくてもお腹空かないからいいかな。」
諦めかけて、でも歩いて、
そういうことを繰り返してたら、小道が見えた。
「ゴゴゴゴゴゴゴ」
向こうから、動物の群れの足音が聞こえる。
だんだん足音が大きくなってくる。
「もしかして、この小道に落とし穴作ったら、、、」
形が確認できるほど近くに来た。見た感じイノシシだ。
急いで地面に伏せた。
さらに足音が大きくなる。
しばらくして前列のイノシシが四頭同時に罠に引っかかった。
三列目のイノシシまでは引っかかったが、それ以降はひきかえされた。
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