第58話 大きな港町の管理者のダンジョン
転移した森から街道に出る。
大きな港町に向かってあと少し歩いて行く。二十分も歩いて行くと門に並んでいる人達が見えてくる。
それから10分後に門に並んでる列の一番最後に並んで順番を待つ。
順番が来て門の門番に冒険者ギルドの紹介状を渡す。
それを見た門番は中身を確かめて認識票を受け取り機械で調べてから認識票を返してきて街に入っても良いという許可を貰えた。
中に入ると港町だけあって活気が凄い。それに魚介類が豊富で商品の貝や魚が新鮮だ。
まずは魚介類に惹かれる所があるが冒険者ギルドに行こう。
人から聞いた冒険者ギルドの場所にやっと着いた。
中に入り受付で冒険者ギルドからこの国の冒険者ギルド宛ての紹介状を渡す。
受付はそれを見て、この国でも冒険者をするならスキップ制度の筆記は紹介状があるので免除されるが実技は免除されないが受けるかと聞かれたので受けますと答えた。
いつ受けると言うので今日にでもと答えると受付は何かを調べ始めて今日受ける事に問題は無いと言ってくれた。
早速実技の試験を受ける事になり、試験管がこちらに木刀をよこして試験が始まる。
試験は一瞬で終わった。向こうの木刀の振り下ろしをこちらの木刀で絡め取って相手の木刀を飛ばして試験相手の首筋に木刀を添えればそれで勝ちだ。
他の皆も危なげなく勝ち、この国の冒険者ランクCを手に入れた。
そして冒険者ギルドの中に戻り、受付でこの国の冒険者ギルドの認識票を貰う。
皆が受け取り終わったら、依頼板に行く。良い依頼が無いか見る為だ。
相変わらず依頼板には良い依頼は剥がされた後で常設依頼しか無かった。
依頼板から離れて受付で銀貨1枚を渡して美味しい店が何処にあるのか店の情報を聞く。
カモメ亭と言う食事処が美味しいと聞いたのでそこに行く。場所は聞いて地図も貰ったので少し迷いながら行く。
無事にカモメ亭に着いたので中に入り、何があるのか聞く。
海鮮丼と潮汁の様な物とご飯があった。
俺は海鮮丼を頼み、他の皆も好き好きに頼む。
海鮮丼は最初からタレがかけてあり、そのまま食べる様だった。
海鮮丼は食べたら物凄く美味しかった! 多分、新鮮な魚介類だからだろう。
昼食を食べ終えて俺達は管理者のダンジョンに来ていた。
ダンジョンに入る列に並び、自分の番を待つ。自分の番が来たら新しく受け取ったこの国の認識票を渡す。
それを衛兵が機械に通して何も無かった様でそのまま帰ってくる。
それは皆も同じようで全員が終わったら一緒にダンジョンへ入っち、ポータルに登録した。
ポータル部屋から扉を開けてダンジョンの中に入っていく。
いつもの様に
後はナビに沿って歩いて行くだけだ。
◇◆◇◆
管理者のダンジョンの09階付近までは初心者ゾーンで10~19階は中級者、30階~39が上級者で40階以上が人外扱いになっている。
だが、レベルが上がりすぎてどれも一撃なので手応えがなさ過ぎて変わらない様に思えてならない。
結局、2日かけて守護者の間まで来てしまった。
ポータルを登録すると守護者の間に入る。いや、入ろうとする時に嫌な予感が来て扉を全開に開けて中に
次の瞬間、守護者の間全体が炎に包まれていた。
よく分からないので、皆に聞いてみるが皆も分からない様だ。
そうしてみていると何かが縮こまっていく。
大きさを別にすればあれはアーキタイプスライムだった。
たぶん、大きなアーキタイプスライムが部屋全体を捕食場にしていたのだろうと推測した。
間違っていない様で、巨大なアーキタイプスライムは燃えて行って大きな魔石を落とした。
魔石を拾い、ダンジョンコアの間に行く階段を使う。
ダンジョンコアの控えの間に来てポータルを登録すると、扉を開けてダンジョンコアとお目見えする。
ダンジョンコアに触って支配下に置く。
これで異世界の管理者ダンジョンの攻略は4個目だ。
後、2個で異世界への扉がこちら側からも開く!
そうすれば後は俺が
でも、俺が
そういった弱気が頭を持ち上げるが頭を振って考えを振り払う。
そしてダンジョンコアの設定をいつも通りにして、スタンピートはそのままで放っておいた。
その後ポータルから1階に脱出して、いつも通り冒険者ギルドで2日間潜った成果ぐらいのドロップ素材を売却した。
その後、最初に昼食を食べたカモメ亭で潮汁を頼み食べたが、魚介類のコクがあり非常に美味しかったと告げておく!
カモメ亭でこれから先の話をする。この国にある管理者のダンジョンを狙おうと思っているが、皆はどうなのかと聞いてみる。
すると、”ご主人様(マスター)の言う事ならそれで良いと思います”という返事が皆から帰ってきて困った。
そうじゃ無くて皆の意見を参考にしたいから意見を出してくれと言ってようやく意見が出てきた。
「私はご主人様の意見に賛成です。せっかくこの国に来たのですから観光がてらこの国の管理者のダンジョンを攻略するのが良いと思います」
「反対の方はいませんか?」
そう
―――――――――――――――――――――――――――――
次話予告
5番目の管理者ダンジョンを攻略に入るお話です。
次回、5個目の管理者ダンジョン①です。
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