第2部

第44話 4年後

 申し訳ありません。

 

 第2部の始まりですが、遅筆により1話2000文字前後しか書けません。


 また、プロットがガバガバなので見切り発車です。細かい所は見逃して下さい!


 その上に話数が短くボリュームが無くなりますが、よろしくお願いします。

 

―――――――――――――――――――――――――――――

 

 世界一の富豪になったのを知らされてから4年の月日が流れた。


 魔石発電はとっくに完成して電力会社や発電所近くのマンションや戸建てに電力を売っている。


 それに伴って魔石の値段が高騰したが、事態を注視した政府によって最初の10倍に固定されている。


 魔石の販売はトン単位でオークションにかけて競り落とされる。


 七市伸幸が攻略したダンジョンは探索者を受け入れる準備が整い、探索で手に入れた物品の3割を此方に入場料として払って貰い、魔石は強制買い取りで、それ以外の取っておきたいアイテム以外はその場で買い取りする事を義務づけている。


 価格は国営ダンジョンよりも少し高めになっている。


 魔石以外にもレアメタルを産出し、中で採掘・精製・梱包されてkg単位でオークションにかけられて出荷される。


 勿論、食料も中で生産されてダンジョン産として売っている。ダンジョン産の食物は味が美味おいししくて、ブランド品になっている。


 4年も経つとレベルが25レベルを超える探索者が出てきている。


 自衛隊等はレベル30代もいるそうだ。


 この4年の間に日本もスタンピードがあった。


 丁度、大学が長期休暇に入って俺が海外に行っている時だった。

 

 自衛隊に警察官、民間の探索者が協力して事に当たったが、無傷というわけにはいかずそれなりの犠牲が出た。


 七市伸幸の購入した会社は順調に成長して、ナイフメーカーは大量生産の技術を発見して民需にも手が回るようになりブランドを維持している。


 それに、ゴブリンなどが持つナイフ等を購入して金属を溶かして新素材の合金と一緒に溶かすと時々+自動修復(弱)や追加ダメージ+5等が鑑定眼鏡で見ると分かり、それらは別に避けられて種類毎しゅるいごとに分けられて付加価値の内容を書いて特殊な高級品として販売される。


 そうで無くても、混ぜないよりも混ぜる方が性能は高くなる。


 それは防具メーカーも同じで、各部にダンジョンのナイフ等を溶かした追加装甲のプレートを作り、鑑定眼鏡で見たときに何かあればそのプレートを別に分けてプレートごとに付加価値の内容を書いて高級付加価値品として売っている。


 異世界ダンジョンはこの4年で制覇した。


 ダンジョンだが日本には65のダンジョンが出来た。


 ◇◆◇◆


 各都道府県に1個又は2個ある事になる。


 北海道は札幌市に2個ある。


 そのうちの一つがもうすぐスタンピードを起こしそうになっている。


 スタンピードを起こしそうになっているダンジョンのある札幌駅周辺の3kmの土地と建物のセットとダンジョンの権利の全てを購入したので攻略に来たのだ。

 

 これで攻略が成功すれば6個目になる。


 Lvレベルまかせにアカシャの案内で進んでいくと、守護者の間に着き守護者タイタンゴーレムを倒してダンジョンコアのある部屋に来たのでいつも通りの設定をした。


 そして、攻略済みであるスタンピードを起こさないに設定してダンジョンを出た。


 ダンジョンから出るとマスコミのカメラやリポーターの数が凄く多く、俺達を撮っていた。


 変幻の指輪で皆、顔を映らないように変装しているがそれでも顔を隠す限界がある。


 まぁ、撮っても変幻の指輪の御蔭で撮った写真の全ての顔が違っているので証拠にはならないだろう。


 レポーターが質問してくるが、俺達はすべて無視して予約していた大型タクシーに乗り込み逃げ去った。


 人気が少なくなり、幻影魔法でマスコミ達や機材に別の道に行ったと思わせてそのまま道を進み、空港に来た。


 大型タクシーにお金を払い、空港で幻影を別の幻影に変更して航空機の発車時間まで空港で待つことにした。


 マスコミが付いてきていないか気配で確認して、付いて来て居ない事を確認した。


「ご主人様、やっと喋れますね。わたしはダンジョンの攻略よりもマスコミの方が疲れました」


「それは私も同じです。皆、同じじゃないでしょうか?」


 ミアが言い、エルサが答えた後の質問には皆、うんうんとうなずいていた。


「変幻の指輪で変装しているからまだマシなんだぞ? これで変装していなかったら朝も昼も夜も追いかけられるからな」


「「「「「うへぇ~」」」」」


 皆は嫌なものでも食べたかのように顔をしかめて同時にうへぇ~と言った。変な所で仲が良いなと思った。


――アカシャはマスコミの動きはわからないのか?

 

『わかるけど、ゴキブリのように湧いてくるから無意味よ?』

 

――無意味か! 嫌だな~。

 

『我慢するしかないわね。変幻の指輪で対策してるからこんなもので済んでるのよ?』


――変幻の指輪様様なのはわかってるんだけど……うっとおしいのは変わらないんだよなぁ


『まぁ、世界一の富豪と有名人税だとでも思っときなさいな』


――有名人になったつもりはないんだけどなぁ?


『ダンジョンこれで6個目を制覇しておいてそれは通用しないわよ』


――そうしないと異世界に行けないからなぁ。


『異世界をあきらめるって言うてもあったはずよ?』


――後1ヵ所でやめても辞めなくてもほとんど同じだろうに。


『まぁ、それは言えてるわね』


――そういうわけだ。そろそろ飛行機の時間だから念話を終わるぞ。


『了解』


 そうして俺達は飛行機に乗り東京に帰った。



―――――――――――――――――――――――――――――


 次話予告

 ついにダンジョンコアを1人で6カ所登録するという条件を満たした七市伸幸はダンジョンコアの部屋から異世界に行ける様になった。

 次回、異世界です。

 

 

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 海賊に襲われて避難した先がファンタジー世界でした!〜早く迎えが来ないかな?〜

 https://kakuyomu.jp/works/16817330662539350584

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