第24話 強敵999F
998Fがバザーだと初めて聞いて999Fの最後の守護獣はそんなにヤバいのかと思った。
とりあえず
するとそこには外国でよく見るバザーがあった。
店の中にはポーションとかの薬関係や武器・防具・マジックショップ等もあった。驚いたのは本やスクロールも売っている事だ!
本やスクロールで必要な者を探していたら、千里眼というスクロールを見つけた。
10個合ったので5個購入したいがどうすれば良いかと聞くと、何時の間にか腕に付けていた腕輪で残高や購入等が出来るそうだ。
試しに購入してみると、膨大な金額の端がチョコッと減った。
購入したスクロール5本は安いのかと聞くと、とんでもない高級品だと言う。
・・・・・・あの管理者め!本当に使い切れない程の金を送ってきやがった!
贈られてきた物は仕方が無い。皆、ここで良い物があれば交換するぞ。
それから店舗で商品探しが始まった。様々な店舗を見て回り、良い物があれば購入する。
とりあえずポーション屋でエリクサーやアムリタやソーマを有るだけ全て購入する。
防具屋に入り、防具で良さそうな全身タイツのようなSFチックな防具があり、何かと見てみるとこの防具屋で一番高くて性能の良い防具だった。
防具は着ればヘルメットが顔を覆うかどうか選択出来、色が11色に変化させる事が出来、そこから好きな色を選べるようになっていた。
勿論、夏用に短袖で見える部分の腕も透けるように透明も入っていた。
とりあえず洗えるとの事で予備も合わせて42着購入した。全身の体の線が出るが、そんなのは上から服を着れば良いものだしな。
上から着る服もこの店で防具として売っていた。どうやらこの店は繊維を防具にする専門店のようだ。
皆が服を探しているので、俺も服やズボンなどを探した。
結局、上下セットで俺だけで春秋用に6着、夏用に6着、冬用にコートを合わせて10着購入した。
それぞれに全身タイツ程の防御力は無いが中々の防御力がある。
他の防具屋も見て回ったが、全身タイツ(収納されたヘルメット付き)よりも良い防具は無かった。
全身タイツはこの様な性能だ。
全身タイツ 防御力69749000、耐魔法(超特大)、耐物理(超特大)、不壊(超特大)、浄化(超特大)、洗浄(超特大)、消臭(超特大)、高速自動修復(超特大)、(超特大)、自己調整(超特大)、自己進化(超特大)、魔法補助(超特大)、快適温度設定(超特大)、身体強化(超特大)、バリア(超特大)、彩色変更(11種類)、盗難防止(超特大)、
武器を見てみると性能が倍は違う物が沢山有った。
その中で購入したのが今から言う武器だ。
宵桜(刀) 攻撃力2668000、斬撃強化(超特大)、不壊(超特大)、高速自動修復(超特大)、状態維持(超特大)、全属性付与(超特大)、自己進化(超特大)、盗難防止(超特大)、
デストロイヤー(サーベル) 攻撃力2568000、斬撃強化(超特大)、不壊(超特大)、高速自動修復(超特大)、状態維持(超特大)、全属性付与(超特大)、自己進化(超特大)、盗難防止(超特大)、
散華(槍) 攻撃力2768000、斬撃強化(超特大)、不壊(超特大)、高速自動修復(超特大)、状態維持(超特大)、全属性付与(超特大)、自己進化(超特大)、盗難防止(超特大)
新月(弓) 攻撃力2468000、斬撃強化(超特大)、不壊(超特大)、高速自動修復(超特大)、状態維持(超特大)、全属性付与(超特大)、自己進化(超特大)、盗難防止(超特大)
無限属性の矢筒・・・・・・好きな属性の矢を作成して無限に矢を作り出す。
これらを各自30本ずつ購入した。
マジックアイテムはどっぺる君20体、生き返りの指輪20個、全種類無効の指輪(敵の全ての属性攻撃や酸や毒、麻痺、その他等が付く攻撃を無効化する)30個、透明の指輪(着ている物も含めて透明になれる)20個、神護のネックレス20個、式神Lv1000(壊されない限り再使用可能)が1000体、不変ボトル(中身が劣化しない。体に張り付き自分の意思で直ぐに取れる。片手で飲めるので飲みやすい。容量が大きい割に小型)を100個購入した。
購入する物は終わり、更衣室等で着替えて戦支度をすると999Fの階段を上がっていく。
ここでも扉があり、ポータルがある。ポータルに全員記録して、最終守護獣を倒しに扉を開く。
開いた扉に広大な空間があるはずなのだが、敵の大きさのせいで広大には見えなかった。
管理人の声が聞こえる。
「999F到達おめでとう!今回の敵は異なる世界で混沌から生まれた女神!他の神々を作り出し空を含む世界を作り出したというこの世界で言う所の創造神に近い者だよ。君たちに勝てるかな?勝利を祈っているよ!」
その言葉が終わった途端、相手が動き出す。此方も同時に戦闘態勢に入り、まずは魔法の
効いていない事は無いが、巨体の為にほぼ効いていないと言っても良いと思う。
相手が腕を伸ばして雷を広範囲に飛ばして来た。すかさず
相手が剣で攻撃してきた!凄いスピードだが、何とか避けて宵桜で攻撃する。
当たったが、巨体の為に少ししか傷を付ける事が出来ない!
これは急所を狙うしか無い!首の頸動脈等だ!
飛行魔法で空を飛び、隠匿を掛けて頸動脈を目指す。
皆も気がついたのか攻撃して気を散らしてくれている。
何とか首の頸動脈に辿り着いた。宵桜を振るう!
何かに気がついたのか敵が首を傾けるがもう遅い!
何とか頸動脈に届く傷を付けた俺は元の位置に戻った。
血が雨のように降り注ぐ中、相手の女神に変化が訪れた。肉体が行き成り崩壊し始めて、中から猛烈なプレッシャーを感じる。
肉体の崩壊が収まった後にそこにいたのは俺達と同じくらいの大きさの女神だった。
巨体だったから創造神だったのでは無く、全てを作り出すのに効率的だったから巨大だったのじゃ無いかとふと思った。
その推測通り、今までよりも遙かに早いスピードで相手は迫ってくる。此方も迎撃体制を取るがしのげるのか?
相手が剣を振ってくる!何とか迎撃し、此方も剣を振るう。避けられるが避けた軌道にはエルサの矢が既に放たれている。
それを片手でつかみ取ると投げ返す。エルサは素早く逃げるが間一髪という所だった。
予知魔法を使って相手の先手を取る。相手の首を狙って切るが相手のスピードが速くてギリギリで受け止められてしまう。
そのままつばぜり合いになるが、此方の力が負けている!
横に流して隙を作る。そこにミアの糸や
ふと、相手の雰囲気が変わる。今までも本気だったが、それ以上の本気になったという事だろう。
鋭い剣が突き放たれる。一突き目はしのいだ二月目は剣で防御した3突き目はかすったが体捌きで何とかかわせた。
4突き目はダメだかわせない! ならばと相打ち覚悟で相手の心臓を狙って突きを放つ。
互いの突きはそれぞれ相手の心臓を貫いた。
俺の生き返りの指輪の珠が一つ曇り、俺は蘇生する。
しかし、相手も蘇生していた。鑑定で見ると此方の約倍のレベルだった。これは勝てない! だから、相手の情報を引き出す事に全力を掛ける事にした。
結局、戦闘が終わったのはそれから12時間が過ぎた時に俺達が死に
1時間程
相手のレベルは12000、向こうも成長する事を考えたら全員で余裕で最低2倍の24000単独だとキツイ所か、余裕を見て単独だと30000と言う所か。
幸いなのは鑑定した時に相手に経験値100倍、熟練値100倍、レアドロップ100倍が無かった事だろう。
レベル上げが終わったのは内部時間で3年後の事だった。
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