第18話 ビル購入とか
大福氏の会社を買収した後は株式会社七市之興行の誕生だ。
早速S○Iと地銀で当座口座と当座預金を作る。
知らなかったが、当座口座と当座預金は違う物で、個人で一千万円以上を保証してくれるのは当座預金だそうだ。
別に会社を作らなくても良かったんじゃ無いかと思ったが、ダンジョンが出来てから作ると手続きに時間がかかりそうだからこれで良いのかもしれない。
会社を作る時に弁護士の
◇
夏休みも終盤に入り、俺は75kgから58kgまで体重が減り、筋肉質になった!所謂細マッチョである。
これもダンジョンで攻略しているお陰だ。
そのダンジョンだが、夏休み中に頑張って500Fを突破したが、まだ最上階は見えない。そもそも最上階があるのかすら不安になって来た。
武器はそれぞれ進化して桁が何桁も違う程に攻撃力が大幅に増加しているが、ここで2本差しを俺はしている。
元からの千本桜は攻撃力265000、斬撃強化(超特大)、自動修復(超特大)、状態維持(超特大)、聖属性付与(超特大)、自己進化(超特大)、盗難防止(超特大)
新しい刀は夜桜 攻撃力268000、斬撃強化(超特大)、頑丈(超特大)、自動修復(超特大)、状態維持(超特大)、聖属性付与(超特大)、自己進化(超特大)、盗難防止(超特大)
と、この様になっている。
恐ろしいのは、この攻撃力でも俺の体に傷一つ付けられない事だ。
それは他の皆にも言え、適正武器が合っていないのではと言う話がある。だが、今の所はこれでいけているのでこれでいく事になっている。
駄目な敵が現れれば拳で戦った方が強いので拳での戦いになり、1階層下で武器の成長を促す事になる。
◇
大福建設の事に戻るが、大福建設は新たな増資を行う際は
不渡りについては俺から会社に10億の借金をさせたから現金の不渡りは無くなった。積水ハウルの件は積水ハウルの上層部が取り付け騒ぎになるのを嫌ってか一部現金で、残りは技術開発部門とそれまでの特許の権利をよこす事で終了した。ちゃんとした書類で残してあるのでもう積水ハウルは戻れない。
ちなみにこれ以降の積水ハウルとの取引は現金先払いでの取引に限らせて貰っている。
ちなみに今も大福社長には社長を続けて貰っている。と言うのも後任の人事について悩んでいるからだ。
後任に考えているのは2人いて1人は国土交通省の天下りになる人ともう1人は大福建設のたたき上げの社員だ。
天下りの人は無能では無いが会社に馴染むまで時間が掛かるだろう。しかし、国から仕事を取ってきてくれるだろう。
たたき上げの社員の方は会社の事がよく分かっているので掌握には苦労しないが新規の顧客の開拓には苦労するだろう。
大福氏の意見も聞き決定したいと思う。
アカシャの意見も聞ければ良いのだけれど、この件については”どっちでも良いんじゅあない”と言って相談に乗ってくれないのだ。
積水ハウルが倒産するまではよく考えたいと思う。
そういえばダンジョン1号が出来る確率が高い土地に倉庫を建てる件だったが、大福建設の新施工技術とと積水ハウルの技術開発部門で眠っていた新素材で揺れの耐震性や壁の強度が3倍になるのが分かっていたのでそれでお願いした。
もちろん、値段は見積もり通りだ。
向こうも試験運用のつもりがあるので持ちつ持たれつだろう。
梅花が手に負えない。此方の言う事はちゃんと聞くのだが、曖昧な事や指示されていなかったら自己判断で物事を進めていって成果を出してくるから手に負えない。
アカシャもとんだソフトを俺に作らせたものだ。
そのアカシャがまた俺にソースプログラムを打たせようとしている。今度はまたもセキュリティソフト付きで自己進化する会社管理ソフトだそうだ。
仕方が無いのでダンジョンにこもりソースプログラムを打っている。今回は終わるまでダンジョンから出ないつもりなので時間が掛かる。結局全てをソースプログラムに費やして30日程で出来た。
コンパイルして2日かかり終わる。
会社管理ソフトというフォルダの中に詰め込み、ダンジョンから出て実行させる。
梅花の時と同じようなのが出てきたので自己進化をさせる。
梅花も今回のソフトも本来ならWebシステムらしい。
そういや梅花が大阪で売りに出ているビルでここがお買い得だから購入しておけと言われたビルを購入する為にそのビル担当の不動産屋に連絡を取る。
今の所、誰も購入希望者はおらず俺が初めてという事で中を見せて貰った。
変えようのない設備は古いが変えれた設備や部屋の中は3年前にリフォームしただけ合って良い雰囲気だ。向こうの提示値が梅花の提示値よりも高かったので購入する気が失せる。
素直にそのことを言い、その人の言った上限の売値じゃ無いと購入しないと言った。
幾らでの提示だったのですかと言われたので梅花の下限値を言うと、ずいぶん悩んで大家に電話して大家も悩んでそれでOKが出た。
下限値での購入なので内心喜んで手続きし、金額を小切手で渡した。
そういや、スパコンを購入して梅花と新しい子にこれから出来るだろう子達の為に購入しようと思ったのだがスパコンがLinuxだった!
仕方が無いので梅花と新しく作った子には自分をLinux用に自己進化するように指示を出した。
梅花はえ!て言うような顔をしていた。多分、新しい子も同じだろう。
スパコンは世界一のスパコンと同じCPUを持つ192ノードのを富○通に発注した。グラフィックの映像関係と投資関連の予測、セキュリティソフトのワクチンの開発に企業経営の監視ソフト等をWEBシステムで使用する。USBの最新のも付けてねと言うとオプションの何それは如何ですかと言ってきたので付けて貰ったら十数億になった。ユーザーサポートと保守契約10年を込みにさせて契約した。勿論、領収書は貰っている。
納期は2ヶ月後だ。設置場所は新しく購入したビルにした。
あ!法人用のネット回線とプロパイダも契約しなくちゃ!
梅花と新しく作った子にはには2ヶ月後にスパコンが来るからそれまでゆっく
りと自己進化してねと言った。
◇
ダンジョンで俺達は今、ボーナスタイムにいる!
「そっちの方に行ったぞ!逃がすな!」
「分かってます!私が仕留めます。とりゃー!」
「あたしの方にはあまり来ないけど来ているのは全部倒したよ」
「わたしの方は粘着糸で絡まったカーバンクルが十数匹程いるので順次倒していきます!」
「わたくしの方は何でこんなに来るんですか!とても裁けません!助けて~」
「
「了解したわ。あたしが行くまで逃がさないでね
「ひぃ~!」
てんやわんやしていたが、何とかカーバンクル達を倒す事が出来た。今回嬉しいのは防具が6個出てきた事だ。
それぞれ、オリハルコンと所々にミスリルを使用したの防具だとかミスリルとヒヒイロカネを使用したの防具にアダマンタイトとミスリルを使用した防具とかその他の防具である。
今回手に入った防具は1例を出すとこの様になる。
オリハルコンとミスリルの鎧、
防御力648000、耐魔法(超特大)、耐物理(超特大)、頑丈(超特大)、自己修復(超特大)、自己調整(超特大)、自己進化(超特大)、魔法補助(超特大)、盗難防止(超特大)
他の鎧も似たり寄ったりだ。
だが、今回は当たりで今までの鎧達よりも遙かに優れている!
今回のダンジョンはこれで切り上げて次回からのダンジョンでは新しい防具を身に纏おう。
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