初めまして、この度は自主企画への参加、ありがとうございます。
拝読させていただきました。飽きずに読めるかどうかの観点で、感想をお伝えさせていただきたいと思います。

内容は、面白いと思います。って、これ皆さんに言ってることなんですが。カクヨムに投稿されてる作品、つまらないことはほぼほぼ無いと思うんです。じゃあ、なぜ読まれないのか。これは、作品の「構成」の完成度に尽きると思います。1話から淡々と主人公の日常を語られても、ありふれた作品にしか見えなくて、あまり惹かれません。悪いことでは無いと思います、もちろん。国語の教科書で見るような、模範のような作風。ただ、この作風がネット小説の読者に読まれるか？　というと、どうでしょう。もちろん、公募とかなら話は別です。読んでもらう対象が違いますから、今の作風でも問題はないと思います。
こういう作品が読まれるにはどうすればいいのか。私は、「冒頭に物語で1番面白い部分、いわば山場を持ってくること」だと思うんです。これは、ネット小説界隈、ここではカクヨムと限定しますが、カクヨムにおいて飽きずに読んでもらうための戦略であり、文章の正攻法な書き方では無いかもしれません。一番最初に山場なんて、普通はありえない。山場は起承転結の転か結にあるべきだ。これが、普通の小説の構成論です。
でも、カクヨムで読まれるためには、1話が面白く無いと始まらない。紙書籍と違って、簡単によむのをやめてしまえますから。具体的に何をするか。本作を例にしてみます。
1話の1番最初で、受付嬢との幻聴シーンを描いてしまう、とか。男の私生活の説明は、その日、会社から家に帰ってきてからでもできちゃいます。朝起きたら、1話で説明されてる私生活の部分を提示する、とか…。
偉そうに何言ってんだ！　という感じですね、ホント。ｽﾐﾏｾﾝ。

私の感想は、「ふーん」くらいで聞き流してください。あくまで、どうすれば読まれるか、をテーマに私なりに感想を述べただけですので。不快なようでしたら、ぜひ削除を。

長くなりましたが、これからも応援してます。

面白い！平凡さがたまらない笑