僕の一生。君の一生。

パ・ラー・アブラハティ

あまりにも重たすぎる

 君の人生は僕の手には余ってしまうから、この気持ちは心のタンスに閉まってしまおう。淡麗な横顔はとても美しくて、世界の中心のようで僕の瞳は惹き付けられてしまった。


 君の一生は僕の一生ではあまりにも釣り合わないから、天秤は壊してモテないようにしてしまおう。僕はモテないんだ、モテてはいけないのだ。僕の手には君の人生を背負える器が無いから、何十年も先も背負ってあげれないからモテないのが一番なんだ。二十一年、この世を生きてきて君への好意が途切れたことは今の一度もない。


 でも、それでも駄目なんだ。頼むから君の隣に立つ人が幸せにしてあげて欲しい。この好意は鞘から抜かずに、海外のカナダ辺りにでも埋めてしまうから遠い先の場所から幸せになってる君の背中を見ているから、どうか幸せになってください。


 だから、僕には彼女が出来ない。

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僕の一生。君の一生。 パ・ラー・アブラハティ @ra-yu482

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