春香り 木漏れ日差すは 君しかり 天眩ゆけり 紛らはしき。
短歌。
春。
______________________________
春の香りが増した今日、また君と同じ学校に行くことが出来た。学校への道は遠くなったけれど、木漏れ日の下で振り返った君を見て、顔を下に向けてしまった。君がそれを笑ったので、空が眩しかったんだ。そう言って、ごまかした。
春のにほひの増ししけふ、また君と同じ学校に行くべかりき。学校への道は遠くなれど、木漏れ日の下に振り返りし君見、顔を下に向けにけり。君がそれを笑へば、空がまばゆかりけり。さ言ひて、紛らはしき。
共鳴 - Sound - Sato kisA @kk_cross388
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます