あのゲームをしてると
ゲームを続けようとすると、珠鈴は、押し潰していた私の胸の固くなってきている部分を、今度はぐりぐりとして、さっきより、激しくしてきた。
「んっ、んっ、ぁっ」
声が出るのが抑えられなくて、そんな声を、珠鈴が目の前にいるのに、出してしまった。
ただ、私としては普通のこと、なんだから、私は羞恥心を誤魔化す為に、ゲームに集中しようと、スマホを私の顔の前まで持ってきて、珠鈴のことを見えないようにしながら、ゲームに集中した。
「そんなに、それが好きなんだ」
すると、珠鈴は呟くようにそう言って、今度は、私の胸の硬くなってる部分の周りを、指でくるくると回すように、触ってきた。
「ぁっ、んっ」
硬くなってる部分の周りだから、さっきよりはマシだと思ったけど、全然そんなことなくて、むしろ、さっきみたいに上手く気持ちよくなれなくて、こっちの方が、焦れったくて、やばい、かも。
なんで、急にそんな触り方にしてきたの。……ただでさえ、羞恥心が限界だったのに、こんな触り方をされると、ちゃんと、気持ちよくして欲しくて、無意識で、胸を珠鈴の方に押し付けちゃう。
もう、ゲームなんて、してられない。
でも、私にとっては普通ってことになってるんだから、不自然にならないようにと、私はスマホを顔の前に持ってきたまま、珠鈴に胸を弄られてるせいで、全然集中できてないのに、ゲームに集中してる振りをした。
「ぁっ、みっ、んっ」
すると、珠鈴は私の制服のボタンを取って、胸を露出させてきた。
そしてそのまま、さっきまでの服越しじゃなく、直接、さっきと同じように、私の胸の硬くなってる部分を触ってきた。
これ、は、反応して、いいの、かな。……胸を露出させられるのが普通なんて、催眠は受けてない。……でも、多分、珠鈴はこれも催眠術の半中だと思って、触ってる、よね。
「ぁっ、ぁ」
そう思って、漏れ出る声以外は何も言わずにいると、珠鈴は調子に乗って、私の顔を見て、反応を見るように、胸を触ってきた。
そんなに見られたら、また、羞恥心でいっぱいになって、スマホで顔を隠そうとしたけど、流石に学習した。
……なんでかは分からないけど、私がスマホを見る……というより、あのゲームをしていると、珠鈴がしてくることが悪化してきてる気がする。
「そっろそろっ、ゲームっ、やめよっんっ」
だから、少しでも不自然にならないように、わざとらしくそう言って、私はスマホを横に置いた。
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