第3話 第一回人類滅亡会議 Scene3

そして現在会議当日。


あまちゃんの一声でスタートした【人類滅亡会議】。


円卓を囲むは、3人の大神と約800万枚の委任状の束であった。

 



あまちゃん:

「どうしてこうなった・・・・・。」




づめ子:

「ははは。あまちゃん、八百万の神(やおよろずのかみ)みんなに書状送ったのねぇ〜(笑)すごい気合い入れちゃったねぇ。でも、みんな忙しいみたいだねぇ〜」

ケラケラと笑い微妙なフォローを入れるづめ子。




ツクヨミ:

「あまちゃん、資源は有限。このご時世でそれはアウト。」

ボソリとつぶやくツクヨミ。




あまちゃん:

「いや待て。おかしいじゃろっ!八百万の神で800万もおるんじゃぞ!誰一人として来ないとかありえなくない?!」

「日本の人口に対して800万も居るのよ?!150人に1人神様が付くんじゃぞっ。ってか過保護かよっ!」




ツクヨミ:

「これも、あまちゃんの人徳のなせる技、、、」

ツクヨミは、束になっている委任状を指で軽く撫でる。




あまちゃん:

「クソがっ!。」


ぐぬぬぬ。と眉間にシワを寄せるアマテラス。


 


ーーーーーーーーーー




しかし、私は思う。


(きっとこれは、アマテラス様の人徳の問題では無く、それだけ八百万の神、これまで人々と歩んで来た神たちが人間に無関心になっているのではないだろうか。要はドーデモ良いのではなかろうか。)


円卓を囲む大神三人の、一歩下がった位置に立つ

私はそう感じずにはいられない。









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