第22話 努力の成果を披露する
私が先頭に立って、〘万能感知〙で魔物の気配を探しながらダンジョンを進んでいると、
「角を曲がった50m先に
「「はい」」
2人がパーティーの先頭に立って、
さらに進んで行くと、2人が
「気付かれたよ!射撃の体制で圏内に入ったら撃つんだよ」
「「はい」」
私は〘
「「やぁー!」」
『バンッ、バンッ!』
2人とも魔力銃での実戦は初めてなので、少し焦り気味に発射すると、メドサンの魔弾は肩に当ったので体勢を崩して転んだけど、アグリの方は外してしまい勢いが止まらなかった。私は危険と判断して〘
「まだ終わりじゃないよ!体勢を崩した1体が残ってるから気を抜かないようにね」
「「はい」」
先ずはメドサンが投げナイフ手にして、
『シュッ、シュッ!』
「キシャー!」
放ったナイフが
「アグリ、今だよ!」
「任せて!やぁーっ!」
アグリは背中の槍を手にして
「危ないっ!」
私が動こうとすると、アグリは冷静に槍を腹部に突き刺して体当たりをうけとめると、メドサンが心臓にめがけてナイフを投げ当てた。
『シュバッ!』
「キシャーー!」
最後は雄叫びをあげてから魔石を残して消滅していった。2人は私の想像以上のコンビネーションで、見事に
「お疲れ様!初めてにしては上出来だね。次の討伐をする前に、少しアドバイスをするから、終わったら討伐訓練を再開するね」
「「はい」」
今回の悪かった点を指摘をすると、メドサンは細かくメモを取って、理解できなければ質問をしてきた。アグリは何を言っても頷くだけで、こんなにも個性が違うのかと驚いた。
私達からのアドバイスが終わると、次の
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