第20話 15階層到達
「亜種が出てきたら順番で倒していく?」
「良いね!次は私ね」
「じゃあ、私→アニー→エリカ→パーネの順番でいくよ」
「「OK!」」
「かしこまりました」
その後はダンジョンを進んで行ったけど、現れるのは
これまでは通路型だったので、通路に沿って移動すれば勝手に下へ降りる事が出来たけど、この14階層はただただ草原地帯だった。
「だだっ広い草原のどこかに、下へ降りる通路があるって事なの?」
「……」
事前に冒険者協会で下調べをせずに来てるので、誰も答える事が出来なかった。14階層の隅々まで探せば必ず見つかるはずなので、時間は掛かるけど探索を開始しようとすると、
『ハルカ、ここまでの攻略で判った事なんだけど、次の階層に繋がる通路だけは、少し特殊な魔素で出来ているから〘万能感知〙の範囲に入れば位置の特定ができるよ』
『おぉ〜!流石は
『ハルカのサポートが僕の仕事だからね。適当に探索する事に変わりはないけど、反応があったら伝えるね』
私達は草原地帯を斜めに移動して、ダンジョン端が判る位置まで進んで、そこから横に進んで14階層をマッピングをして行った。これからファミリの住民が増えて、
少し進むと魔物の反応があったけど、亜種ではなく強化個体だったので、アニエラが『サクッ』と倒して移動を続けた。
(亜種ってレアな魔物だったのかな?)
その後も、現れたノーマルと強化個体の
「未知のダンジョンを進む時は、その階層の全てを踏破してから次に進むんだよ。まぁ、この階層は他のパーティーが踏破してるだろうけど、未知のダンジョンなら隠し部屋や、貴重な鉱石があるかも知れないからね」
「そうなんだね。じゃあ、練習も兼ねてマッピングを終わらせてから15階層へ降りるね」
「「OK!」」
「かしこまりました」
その後は、魔物を倒しながらも無事にマッピングを完了させたので、今回の目標だった15階層へと降りて、隠し部屋と転移魔法陣を設置してからファミリアへと戻ったのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます