第25話 アニエラとエリカの本気
アンデットエリアを進んで行くと、
『ハルカ……僕にはスキル統合が無理みたいだよ……統合するイメージ不足で付与が出来なきみたいなんだ。感知を変わるから統合は任せるね』
『そっか、私の思い付きだったから、
『面目ない……』
『気にしないで良いんだよ?私は元が異世界人何だからさ、常識的な物が根本的に違うからね!』
『うん、僕に出来る事を全うするよ』
再び私がスキル統合をする事になったので、
私は統合のコツを掴んだので、武術スキルを次々と統合していって、スキル〚
「OK!みんなお待たせ〜♪〚
「おいおい、この短時間で出来たのかい?」
「スキルの統合すら簡単に行われるとは、流石はハルカ様です!」
エリカは驚き、パーネは私を褒め称えてくれたの。実際にスキルの統合がどれ程のものかは判らないけど、驚かれたり褒められたりすると気分は良いもんだね(笑)
気分良くアンデットエリアを進んで行くと、今までと違う黒い煙が発生した。ここからがデス系のアンデットが出現するんだと判った。
『ボワッ、ボワッ』
黒光りしてるので、白骨でらなく黒骨のアンデットが2体現れた。槍と双剣を持っているので2体ともデスナイトみたいだね。
「スカルとは一味違うぞ」
「おー、言葉を喋るよ〜♪双剣は私がもらうからね〜」
「あたいは槍をもらうよ!」
「あのね~、新種だから先ずは私が触れるからちょっと待ちなさい〜(笑)」
全く緊張感のない私達に、デスナイトは苛立ったみたい。
「舐めるな!これより先へは進めると思うな!」
『ポン』『ポン』
「OK!触れたからさ、後は任せるね〜」
「なっ!背後だと?前に居た筈だ!」
目の前にいた筈の私が背後に現れて、肩に触れた事に驚くデスナイト達は、槍と双剣で背後の居る私に攻撃をするが、私は元の位置に戻っていたので攻撃は空を切った。
「お前は何者だ!」
「スライムだけど何か?」
そう言った後にスライムの姿を披露する。
黒骨化してるので表情は判らないけど、驚いて言葉を失ってるみたい(笑)
「アニー、GOサインが出たんだ、出し惜しみせずに全力で行くよ!風纏!」
「OK!風纏!」
2人ともスカル系では使わなかった、武器に魔法を纏わせてデスナイトに向かって行く。
エリカの振るった鞭を槍で受け止めようとしたけど、鞭の先端が槍に当たると『バキンッ』と破壊して、そのままデスナイトの頭を貫くと消滅する。
アニエラは双剣をクロスに振り抜くと斬撃が飛ぶ、デスナイトは双剣で受けようとすると『バキッ』と衝撃があがったけど、斬撃はそのままデスナイトを通り抜けて消滅していく。
「馬鹿な……」
「纏を使うとこんな感じになるのね(笑)」
「威力は倍なんてものじゃないね(笑)」
「さぁ、魔石を回収して先へ進むよ〜」
「「OK!」」
先へ進もうとすると、トラパーネが目を丸くして纏について質問してきたので、説明しながらデスナイトを倒して進んで行くと大きな扉が現れた。この向こうにエリアマスターが居るんだね!
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