第32話 進撃する二人
私達は戦闘態勢を整えた。
「アニー、壁を解除したら即戦闘になるよ。十分に注意してね!」
「うん、ここからは全開で行くよ!」
「行くよ〜GO!」
私は合図と共に壁を解除する。
同時に〚
「ギャア!」
何体かのゴブリンに当たったんだけど、致命傷には至らなかったみたい。アニエラが私の魔法攻撃に続いて
この場に居るゴブリンは
私達の先制攻撃直後に後方のゴブリンが槍を投擲してきた。隙を突いて攻撃を仕掛けてくる様から、確実に
『任せて〚
「アニー、今のうち出来るだけ削って!」
「OK!」
その隙を突いて、アニエラは両手に
「アニー、凄かったよ♪後は下に4体の気配があるだけだよ。1体は
「万全の
私達は言葉を交わしてから分岐点を下へ降りて行く、最後の
すると真っ赤な火の玉が飛んできて、水壁に当たって消滅したの。
『〚
「ごめん、魔法の警戒を怠ってた…」
『謝る必要は無いよ。足りない分をカバーするのが僕の役目なんだからね。』
『うん、
最後の言葉はアニエラに聞こえないように伝えたの。だって恥ずかしいからね(笑)
魔法攻撃を防いだ後、4体のゴブリンがこちらへ向かって来るのを感じた。
遂に最終決戦に突入だね!
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