第7話 魔法とは
あれ?魔法が発動しない…
『マスター、〚生活魔法〛と〚属性魔法〛は似てる様で全く別物と思って下さい。まず〚生活魔法〛ですが、使用者の魔力のみで生み出せるの物で、誰でも使える魔法と言う事で〚生活魔法〛と言われてます。次に〚属性魔法〛ですが、体内魔力を操作して、更に発動する魔法を作る必要があります。つまり魔力操作と発動イメージを同時にする必要があるのです。更に各属性との相性もあるので術者が少なく、〚属性魔法〛を使える者を魔術士や魔導士と言って優遇されるのです。』
なるほど、魔法って奥深い物だったのね。
風属性との相性は判らないけど、魔力操作は出来るのかな?
『是、私が魔力を動かすので、マスターは魔力の動きを感じて下さい。』
『うん、任せるね♪』
「はあっ…」何かが私の身体の中を動いてる…これが魔力の動きなのね。〚並列思考〛は更に魔力の動きを強くする、
「うん、はあっ…ちょ、まってぇ…」
思わず恥ずかしい声が出た…
魔力操作ってこんなに変な感じになるの?
こんなに感じちゃうと…魔法の度に変な声が出て、周りから変な目で見られちゃう。
『マスター、私が強制的に魔力を動かしたので、感じたのだと思います。ご自分で動かせば問題は無い筈です。』
『そうなのね(ホッ)ありがとう♪次は自分でしてみるね』
〚並列思考〛に礼を言ってから、先程の感覚を思い出す様に魔力を動かしてみる。
『ぐっ、ぐる、ぐるーん』おっ、身体の中で魔力らしき物が動くのが判った!
『お見事です!その調子で身体の中全体を動かし続ければ、徐々に細かな動きも出来る様になりますので頑張って下さい。』
『うん、ありがとう♪』
自分で魔力を動かせば問題無かった。
この調子で魔力操作を頑張ろうと思ったら、〚
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