第8話 能力強奪②
[
『マスター、ここは[インビエルノ王国]北部で[コルテス侯爵家]が運営する[コルテス領]です。その領内北部に[ヒメネス州]があり、その州の最北にある村が[カンポ村]で人族の住む限界集落になります。そこから150km離れた辺境の地がマスターの居る場所です。』
『おぉ…それって危険地帯じゃない…(汗)』
『否、この地は魔素が濃くないので強力な魔物は発生しません。』
『うん…良かったよ(泣)後は倒せる魔物が居るかだねぇ〜』
『蟲族にいるかと思いますが、当然ながらその魔物を求めて来る魔物がいるので競争になりますので、危険は伴いますね』
そんな脳内会話をしてると、草むらが『ガサガサッ』と動いたので注視すると兎の魔物が居たの。移動する方向を確認して気づかれないように後をつける。何とか見失わずに追いかけると、小さな穴があった。兎の巣穴なんだと理解して、兎が巣穴から出て行くの待ったのだ。
夜が明けて、巣穴から2匹の兎が出て行くの確認してから巣穴へ入る。子兎でも居てくれれば倒せたのに、残念ながら居なかった…(泣)気を取り直して【変幻自在】で姿を隠して兎が戻るのを待つ、かなりの時間が経って2匹の兎が戻ってきたので寝るのを待ち、寝たところで細心の注意を払って兎に触れて【能力強奪】を使用する。
[
奪える能力は1つだったので【
『スキル【
[
何も見えない、奪った能力が被ると視えないみたい。仕方ないので夜が明けて兎が出て行くまでじっと待ち続けたの
➖➖➖➖新たなスキル➖➖➖➖
【
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます