応援コメント

第8話 モンスターはいないが人間はいる」への応援コメント

  • 初めまして。
    この度は『自作品への意見や提案がほしい方へ』企画にご参加いただき、ありがとうございました。主催者の島流しにされた男爵イモです。

    一万字と少しを拝読致しました。
    本作は凹凸コンビのやり取りが醍醐味という印象を受けました。題材はダンジョン配信者ということで。テンプレの一つとして名前や大まかな概要は知っていましたが、肝心の内容には疎かったので勉強になりました。ファンタジー(ゲーム的な)世界観と、現代の倫理観やツールを掛け合わせた作品なのですね。そうした演出は、作中での危機的な状況においてカタルシスを生み出していたかと思います。

    一方で、本作はテンプレの域を出ていないように感じました。
    文章力はさておき、ここまで読んだ作品の内容は想像を超えることはなかったです。展開は容易に想像がつき、人物の台詞もお決まりで。全体的に既存作品の模倣、下位互換という色が強かったです。なにか一つ、オリジナリティがほしいところです。個人的にはテンプレを使うだけで、その作品は大きなハンデを背負っていると思っています。作品の根幹にオリジナリティがないわけですから。テンプレを使うぶん、それらの類似作品を好む人は食いつきますが、それは必ずしも作品の魅力とは結び付きません。読者はあくまでもテンプレ要素が好きなだけであって、その作品自体に魅力を感じているのかは怪しいところです。

    そうした中で重要なのが、既存作品との差別化です。テンプレ要素を含んでいるのなら尚のこと、作品の作り込みや強みを意識してもらいたいです。そして、その結果を序盤から全面に出していくことが重要かと。そうすれば、読者は「この作品、テンプレだけど面白い」や「どこかで読んだ気がしたけど、全然ちがう」と思ってくれるかもしれません。差別化の図り方はたくさんあります。内容や人物の性格に、オリジナリティを足してもいいでしょう。たとえばヒロインを守銭奴の狡猾な人間にして、話が進むうちに改心していくという内容に仕上げる。また、ハード面に手を加えるなら、文章力を上げて「ラノベなのに、文学的な筆致で作られた作品」などの独自路線を進んでも面白いかもしれません。そうした本作ならではの強み、特徴を考えていただければと思います。

    最後に誤字脱字などの報告を。
    第1話より:幸か不幸か誰にも合うこと無く、→「会う」
    第2話より:先程の場所に戻るわけにも行かない。→「いかない」
         :全く上手く行かないのであった。→「いかない」
         :恐怖を抑え付きながら、→「抑えつけながら」or「抑えながら」
    第3話より:レンナは襲いくるモンスターを対処していくのであった。→モンスター「に」

    以上になります。
    オリジナリティの模索について、ご一考いただければ幸いです。

    作者からの返信

    モンスターを対処すると言う意味合いで、最後は誤字でしょうか?

    とはいえ、他に関しては紛れもなく誤字です。ご指摘ありがとうございました!

    もしよければ上位互換について教えてもらいたいです。
    当方書かずに済むなら書きたくないというか、
    守銭奴の主人公が配信を通して、ちゃんと稼げる!という幸せ展開を目指しているので、守銭奴で(狡猾さは足りてないヒロインだが)金の執着を捨ててしまったら……それはただの資本主義での敗北者になってしまう。
    金なき世界は不幸しかあらず!

    そもそも、守銭奴の狡猾な人間←これほどまでに資本主義という社会において真っ当な価値観の人間を変える話こそがテンプレ的であるがゆえに、

    わざわざ、そんなおぞましい世界を否定するために自作を書く羽目となっているのですが、ちゃんと守銭奴で狡猾な人間が狡猾さでしっかりと成り上がっていけるサクセスストーリーは実は世間で溢れていたのでしょうか?(めちゃくちゃ読みたい)


    読まれるための努力より書かずに済む作品を知りたい!(強い思い)

  • 生きて帰ることが出来て何よりですね。
    あの生死の境を彷徨うような状況から、逃げられたからさぞや配信での収入は稼げた!……のでしょうか?
    レンナはトラブルホイホイ気質だから、確かに配信者向きではあるけど常に配信してないといけないのもきついかー🤔

    作者からの返信

    平穏無事な生活を送れるといいんですけど……はてさて