第2話 あがり症

 接客業界に入った僕だが、この先不安だ。元々あがり症で言葉が辿々しくなったり、詰まったりと言葉と僕の相性は最悪で、ラッキーアイテムなんて存在しない。日常でも友人や親との会話の殆どが聞き役。言葉に歩まなくていい役なので楽だ。そのせいで、言葉と僕との距離はますます離れてしまい、言葉の面影がわからなくなっている。

 そうなってくると、友人や親と話した会話は大丈夫だったのだろうか?過去を遡り不安になる。

 どうしたらあがり症、緊張はなくなるのだろうか。本や動画に聞いても解決はしなかった。(多少あったかもしれない)


 あーニートになって、時間を気にせずゲームがしたい。

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