第55話 錬金先輩、我が道を行く

僕の右腕に神様が宿ってから二週間が経ち、大まかなルールが判明した。


まず第一に、信者数はモンスター化人類(以降モン半)から人類に戻した時点でカウントされる。

配信と違って、勝手に登録されるもんでもないらしい。


なのでざっと6000人ほど増やしてみた。

ちょっとズルをしたが、ルールは破ってない。


ちょうどモンスターになってみたい人類にいつでも人間に戻れる秘薬があるよと囁いただけで簡単に候補者が集まった。


これを数回繰り返しただけで信者数が増えた。

ウハウハである。


ただちょっと想定された使い方じゃないと脳内で神様がうるさいが、無視してる。

この手脳内での騒がしさは後輩で慣れてるからな。


福音の効果は基本的にモンスターの消滅/モンスター化された人類を元に戻す。

これに尽きる。

そしてカウントされる信者数はモンスター化人類を救出した時のみだった。


モンスターを倒しても増えるかと思いきや、そうでもなかったので暴挙に出た。

たったそれだけだったのに、神様ってば頭が硬いんだから。


そんでもって福音の信者数上昇での恩恵は、10人増えるごとに一日に直せる人数が加算されると言うことだ。

今現在6000人居るので、割る10で600人か。


そんなわけで人間に戻せる上限人数も600人までとしている。

もっと軽率に治せという層がたくさんいるのも人間の業の深さを表している。

神々は僕なんかより、こういう輩を選出すべきだと思うぞ?


まぁ力なきものが力を持てばどうなるかなんて火を見るより明らかだが。


そして相変わらずモンスターを直接攻撃できるのは右手のみだった。

厳密には手の甲から右手の延長線上。右手に持った銃で敵を倒せばモンスターを消滅できた。

なおドロップ品も死ぬのでこちらにメリットは微塵もない。

神様が力を示すためだけの能力である。


速攻で封印した。当たり前だよなぁ?


そんなこんなで右腕を封印した生活を送る。

変身ヒーローのインジェクションカートリッジに新しい機能をつけたのだ。

それが脳内で遠隔操作する腕。

ベルトのカートリッジ装着数によって最大で四本としている。

僕は製作者なので特例で四本腕を操作可能である!


んで、この腕を駆使して家族との憩いの時間を過ごした。

最初こそ鬱陶しそうにされたが、触り方が僕と一緒だったので二週間かけて受け入れてもらえた感じ。変身と言っても女装した上で猫耳と尻尾がついたくらいだ。

リコはその姿を疎ましそうにしたが、僕としてもなるべくしたくないが、こんな腕じゃ家族サービスもままならない。そう思えば受け入れるのは早かったな。


しかしノーデンスさんはその生活風景が納得いかないらしく、事あるごとに僕へとお小言を溢す。


『使徒よ。流石にそれは違うと言うか……もっとこう、なんとかならんか? これでは我も悪魔の手先とカウントされてしまうではないか』


そればかりは僕の責任というより、神様の人選ミスとしか言えないな。


僕なんて配信者なんてやってるもんだから基本的に引きこもりだし、転送陣の開発者だから動かなくても金が入ってくる暮らしだ。

モンスター化人類の救済だって、薬品を通して片手間でできる。


(しかし神様、これは勝負です)


そして僕がノーデンスさんに答える時に決まって口にするフレーズがこれだ。


〝悪魔〟


古来より神々は悪魔を封じることに躍起になる傾向にある。


人類が普通に滅亡する分には無視するくせに、何かの要因で滅亡するとなると悪魔の責任にして駆けつけるのだ。


今回も案の定、ダンジョン=悪魔の仕業として訴えかけてくる。

僕からしてみればどちらも胡散臭い存在。


で、今ダンジョンを神様の気分とやらで(せっかく夢中になった錬金術毎)消滅させられるのは困るので、こうやって牛歩作戦で様子見をしてるってワケ。


『ううむ。だが使徒よ。悪魔の群勢に負けぬ為に、悪魔と結託して信者を増やすのは我の威信に関わるのだ』

(結局僕らのことなんて二の次で、神様はご自身のプライドや面子ばかり気にかける。そんな態度で人々が信仰するとお思いですか?)

『普通は偉大なる力なのだぞ? 我々がいかに偉大で寛大かに咽び泣き、己の人生を賭けて崇拝するものなのだぞ? そこのところをわかっておるのか?』

(そりゃ何百年前の話ですか? 今の人類は確かにダンジョン……ノーデンス様的に言えば悪魔の策略によって新たな力を手にしました)

『異能の事か。だが我が福音は異能とは位階が異なる。悪魔のもたらす恩恵、ステータスやスキルでは人の生き死にを覆す奇跡の御技は扱えまい?』

(えっと、死者蘇生なら悪魔のもたらした錬金術によってとっくに解明、世に齎されてますが?)

『なんと!?』

(因みにもたらしたのは僕です。僕は錬金術界隈ではちょっと有名なんですよ?)


流石にそれもノーデンスさんも想定外だったようだ。

どうせ僕の総合熟練度で決めたんだろうが、熟練度が高い=何かに目覚めてるんだからそれくらいはするさ。


『道理で輪廻の輪から逃れる魂が多いと思った。穢れた魂は輪廻の輪から外れるのだ。モンスター化した魂は魔に飲まれ、悪魔の糧となる。それは絶対に許されぬことだ』

(ノーデンス様の威信にかかわる事ですか?)

『我そのものより天界に存在に関わる』


よく分かんないが、人類に長生きされたりモンスター化して自由に暮らすことを神々は好ましく思ってないようだ。


その理由はなんだろう?

穢れなき魂を回収することまではわからなくもない。

問題はそれを回収することによって得られる事柄だ。


ノーデンス様は神々の存在に関わる事項といった。

人々がどうこうではない。

結局彼らがこうして馳せ参じたのは、人類が滅ぶと自分たちが困るからだと紐づけられる。彼らの狙いは人類の信仰というより、穢されぬ魂を何かに使っている事なのだろう。


人類におけるエネルギー問題と似ている気がする。

魂そのものを何かに流用していて、それに都合のいいのが人間の魂とか?

可能性は高そうだ。


人類よりよっぽど汚れの少ない獣や蟲の魂には見向きもしてないし。

総量の違いか? それとももっと別の見解があるのだろうか?

そこら辺答えてくれないからさっぱりわからん。


(分かりました。ですが信者数合戦を制覇することが覇道への近道である事はノーデンス様もご理解できますよね?)

『うむ』


そう、人類のピンチに駆けつけた神様はノーデンスだけではない。

今の今まで何してたんだってくらい、ノーデンスの他に6柱もの神格が次々と人々を導いた。


どうもダンジョン側の恩恵、ジョブ熟練度に応じて対応する神様の格が変わるみたいで、全員が全員神話クラスの存在が駆けつけたわけではないのが面白い。


七元徳で示された通り、僕の希望の他に知恵、勇気、節制、正義、信仰、愛。

僕の知る限りでは……


知恵……ローディック師【総合熟練度 800】ダグザ

勇気……???    【総合熟練度 ???】???

節制……コーディさん 【総合熟練度 590】ゴブニュ

正義……アメリアさん 【総合熟練度 750】アルテミス

信仰……???    【総合熟練度 ???】???

希望……僕      【総合熟練度1120】ノーデンス

愛 ……???    【総合熟練度 ???】???


と言う感じだ。

僕が熟練度で突出してるが、別に熟練度が低くても相性が良い神様を引いた知り合いもいる。

負けてられないとはそういうことだ。


ローディック師の信仰対象であるダグザさんはノーデンスさんの別名、アガートラム・ヌァザの兄弟。


そう言う意味でも負けられないと息巻いている。

コーディさんの信仰するゴブニュさんも兄弟で、奇しくも兄弟で顔を突き合わせる形となっていた。どっちが信者集められるか勝負しようぜ! みたいな感じだ。

それに協力してるのに、いちいちやり方を咎めるだなんてどうかしてるよ。

戦いは数だよ兄貴!


因みにアメリアさんはダンジョンコア破壊数で信仰が上がる脳筋仕様。

僕が信者を獲得してる横で、そんな横暴なことを許していいのか? って聞いたら『彼女は昔から話を聞かないからな。好きにやらせておけ』とのこと。


真っ当に信者集めるより、その力強さで信者数を獲得するのはまあまあアメリアさんらしいと言えばらしいか。配信なんてものがあるから信者数は鰻登り。


因みに今一番信者数を稼いでるのがアメリアさんで、次いで僕。他は団子との事だ。ローディック師も配信者だけど、ダグザさんの福音が配信とすこぶる相性が悪いとかで信者数の伸びはイマイチ。


コーディさんは制作した武器がモンスターを屠れば屠るほど信仰を稼げるが、それはゴブニュさんが宿った後に鍛えたものに限るそうで苦戦してるっぽい。


なんせ新しく登録したくても、世界中の探索者組合に卸すには僕の、強いてはNNPの許可が必要だ。

僕はコーディさんの信者数を増やしたくない、後輩は同胞を殺す武器を許可したくない。そんな理由で世界中に行き渡らせる装置があるのにも関わらず、国内のみでの販売となっている。


でも、彼個人が開発した武器と、僕やローディック師が関わって出来上がった武器を同列に扱えるわけもなく……信者獲得は結構大変みたいだ。


そういう意味でも僕はこれだけ神様に譲歩してるのに、ノーデンスさんは我儘ばっかり言うんだから。僕としては地球上の人類が全員モンスターになったっていいんだよ? でもそれを水際で防いであげてるの。

少しは僕の働きに感謝して欲しいくらいだよね。


(それでノーデンス様、結局のところ神々は人類をどうしたいんですか? アレはするな、コレはするなって我儘ばかり。僕だって忙しい身の上なのにあなたの戯言に耳を傾けているのにそれを誉めることは一切せず、やってられませんよ)

『なんて口の聞き方だ! お前の代わりはいくらでもいるのだぞ!』

(え、じゃあ今すぐその他に行ってください。僕程度では烏滸がましいと思ってました。ささ、どうぞ遠慮なく)


そう言って僕は右腕を前に差し出す。

たったの二週間で信者数6000人超。

真っ当なダンジョン破壊でバズり散らかしたアメリア&アマテラスコンビになんのリスクも被らず追いつけてる時点で僕の代わりなどいないとノーデンスさん自身が知っているだろうに。僕が脅せばどうにかなる人間だと思ってるのが非常に浅慮だ。


『フン、お前は次の候補が出るまでの繋ぎだ。それまではこき使ってやるから覚悟しておけよ!』

(え、嫌です。なんで将来に一切の保証がないのに頑張ると思ってるんですか? コレならまだ悪魔のステータスやジョブの方がやりがいがある。はぁ〜あ、神様って本当人間のこと理解してないよな。本当に人類を救済したいんですかぁ?)

『ぐぬぬ……言わせておけばなんと無知蒙昧な物言い! 我の力で貴様を生かしてやってるというのに!』

(え、命を助けてもらったことなんて一度でもありましたっけ? 幸せな家族生活に溝を入れたの間違いじゃありません? じゃあ僕を殺すなりして今すぐ他の候補者のところに行ってくださいよ。早く、早く! 早くしてくれませんかねぇ?)


勝手に恩を着せないでほしい。

後からやってきて手柄だけ貰っていくなんて大塚くんみたいな人だ。

そういえば彼は元気かな?

あれから秋生とも出会ってないし。

リコも何も言わないしね。


と、いう事で今日は僕もノーデンスさんの意向を無視して配信を始める。

信者は増える一方だ。

なんせハワイダンジョンはアトラクション形式で種族によってクリア難易度に差が出るのだ。


定例のゴミ拾い方式だけではクリアは難しく設定されている。

そこで新しくモンスター化薬を飲む事でそのダンジョンに適した抜け穴が使えるのだ。


ハワイダンジョン東口はスライムエリア。

西口はゴーレムエリア(傲慢の黒、ジャンブー提供)

南口は獣エリア(怠惰の黄、グレンシー提供)

北口は蟲エリア(嫉妬の白、セニア提供)


その二階層に今は植物エリアを計画している。

色欲の緑、ソルシエから協力してもらい、相手も一時的とはいえ眷属が増えるしWin-Winの関係を保ててる。


ソルシエ側も一度吸ってすぐ死んじゃう人間より、長持ちする同族の方が嬉しいとの事。


しかしノーデンスさんはそもそも望んでモンスター化する魂は汚れ切ってるから救済しきれないと嘆いた。


だったらさっさと僕以外のところから旅立てと言いたいのだが、候補者が一向に見つからないまま僕のところに居座っている。

だって何もしなくても信者増えるからね。他の兄弟たちが苦戦してる中で、唯一僕と組んでマウント取れるところがそこなのだ。

手放すのも惜しいと心のどこかで思ってるんじゃない?


目的と手段が変わってしまった。

きっと今頃そう思ってるに違いない。


神々の最終目標は穢れなき魂の回収。

その目的のための手段として人類に契約と福音を与えた。


そして同じ神々との競争。

それは悪魔との戦いが終わった後の利権争いに他ならない。


で、今僕がやってるのはその利権争いに勝利するために信者獲得に邁進してる。

だがこのまま進めると人類の滅亡待ったなし!

その上で回収する目的の魂も汚れまくって、せっかく出張ってきたのに損益が大きいままで終わると言ったところだ。


来るのが遅すぎたんだよ、神々。

それと人間の業を舐めすぎたね。本当救いようがないんだ、人類。

ダンジョンモンスターが引くほどだぞ?


「はいはーい、今日も配信始めていくよー! ダンジョンVS神々の戦いの終着点は何か? 我々人類はただ黙って見守ることにしてましょう〜」

『だいたい後から出てきて偉そうに何様なんですかね?』


<コメント>

:当事者がボイコットすんな

:先輩が唯一の希望なんよ

:明らかに希望の手段が欲の深い人類製造機な件

:神々すら手を焼く業の深さ

:そこに痺れる、憧れるぅ!

:俺が神だったらとっくに見放してるな

:希望を切り売りしてる極悪非道が先輩だからな

:神様涙拭けよ

:後輩ちゃん、辛辣ぅ〜


コレである。

コメントまで僕のこと言えないくらいの無宗教っぷり。

この中に次の真とは見つけられまい。

なお、この中には自ら望んでモン半担った奴も多く、人類に戻ることのデメリットまで上げる豪のものまでいるくらいだ。


モンスターの方が人類よりスペック高いからね。

見た目で嫌がられないのであれば、断然モンスター派! って人は多いのだ。

人生をクソゲーと呼ぶ人のなんて多いことか。


神様はもっと人類を早く救済すべきだったんだよ。

もう遅いけど。


<コメント>

:《アメリア》ウチの神様は先輩を褒めてるよ!

:なんでやろなー?

:先輩、ギリシャ神話にお知り合いとか居た?


「居るわけないじゃん。全くもって好かれてる理由がわからないね。でも戦争と貞淑の女神って聞くし、一緒に寝て手を出さなかったからとか?」


<コメント>

:ガタッ

:ガタッ

:ガタッ

:ガタッ

:ガタッ ズルッ ドンガラガッシャーン!!

:おい誰かころんだぞ?

:先輩、そこんとこ詳しく!


「嫌、僕が後輩の自宅にお邪魔してる時の話だよ? 居候してるのに、本命の後輩差し置いてアメリアさんに手を出すとかないから!」

『その時の私はスライムでしたしねー』


<コメント>

:魔に身を落としても愛を貫いたからそこを褒められたんかな?

:嘘だぞ、ただのヘタレだぞ?

:《アメリア》一緒に寝て五体満足だったのは先輩が初めてだったぞ!

:ごめん、今なんて?

:幻聴かな?

:嫌、普通にアメリアちゃんSランクだからな

:寝相が死に直結すんのは草

:それを生き残ったことを認めてるんなら、まあ

:戦争と貞淑の女神から褒め称えられる女装Vtuber……って、コト?

:見た目で騙されるなってコトだな!


「僕はおじさんなのに、みんなして虐めるよぅ」

『よしよし』


グスグスと嘘泣きをするだけでコメント欄が荒れた。

一種の伝統芸である。うけけ。


「と、まぁ冗談はさておき。神々が求めるのは人としてまっとうに死んだ後の魂らしくてさ。望んでモンスターになるような汚れた魂はいらないって話だよ?」


<コメント>

:うっ

:うっ……

:思い当たる節が多すぎるwww

:じゃあ神様が救いたいのは人類ではなく、その魂であると?

:今まで当たり前のようにもらえていた水が泥水になって流れてきた、原因究明のために降りてきたら悪魔が蔓延ってた……ってコト?

:理由があまりにもあんまりで草

:流石神様、人類のことをなんとも思ってない!

:それで人類救済は片腹大激痛なんですわ!

:じゃあ先輩の信者増やし、本末転倒じゃんか!


「そうだよ? そのくせ信者が少ないと怒るんだ。酷くない?」


<コメント>

:実際、魂汚染RTAだもんなwww

:俺らの願望と先輩の研究が神様の救済を真っ向から否定してんのか!

:コレは神様が呆れても仕方ないで

:先輩もっとしっかりしてもろて


「じゃあモンスター化薬と人類復元薬の提供をやめます♡」


<コメント>

:すいません、調子に乗りました!

:お前らが余計なこと言うとマジで世界の流通止まるから気をつけろよ!

:先輩がフレンドリーだからって全ての暴言が通るわけじゃないからな?

:総合熟練度1000越えの時点で頭おかしいのよ

:Sランク探索者のアメリアちゃんですら700ちょいなんですがそれは……

:その上にローディック氏

:100超えてる時点で異常なのに、最低500ないと神の声聞こえない不具合

:それ本当に不具合なのか?


「とまぁ、冗談はさておき。僕は次の信徒を見つけるまでの繋ぎってまで言い出したからね? 早く出ていってって言ったらキレられた。解せぬ」


<コメント>

:この人一番自由にさせちゃいけない人だからな!

:神様〜一度手の内明かした相手を野放しにすると手痛い反撃くらいますよー

:草

:先輩なら確実にやり返すという強い信頼がある

:嫌な信頼だなぁ

:なんだかんだ世界の物流を牛耳ってる時点でやりたい放題だから

:コーディはそのおかげで信者増やし損ねてるからな

:ノーデンス様が他所に移った瞬間、先輩コーディさんのサポートするぞ

:あり得る

:むしろ嬉々として手助けするよな?

:最終的に儲けるの先輩だからそりゃ乗り気にもなるだろ


その通り。僕のことを煙たがってるけど、僕以上の才能持ちがそうそう見つからないから見切れない二重苦。

なので僕に付き合う他ないのだ。


もちろん、言うことを聞く気はない!

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