第47話 錬金先輩、縦横無尽①

「見えてるかな? はーいクールビューティのリコちゃんだよ! 今日はですねー、学園側でアクシデントがあったそうなのでその問題解決のために来ています。本当は素性を晒すつもりはなかったんだけど、説明するのが面倒なので簡潔に答えます。僕のお母さんがNNP創設者のうちの一人! 以上!」


同接3人。身内かな? 

切り抜き回数は1回。どこかに切り抜くところあった?

開始10秒も経ってないが。まぁヨシ!


「そんなわけでこんな夕方近くにアタックする訳ですが、一人だと心細いのでもう一人助っ人を頼んでます」

「イエーイ、パッパ見てる〜?」

「こちらの子はメリア。アメリカからホームステイ中のお嬢さんです。どうやらお父さんがNNP創設者のうちの一人だったようで、その伝手でこの度協力してもらう事になりました。あ、一緒に住んでます」

「リコと一緒だぞ!」


<コメント>

:初見

:初見

:初見

:リコ先輩きちゃ

:学生さん?

:こんな夕方からアタックとか親御さんは心配してないかしら?


どこで聞いてきたのかあっという間に同接20人。

そのうちは初見、一人学園生に知られたのですぐに数百名には知られる事になるな。拡散力だけは凄いんだ。うちの学校。なんだかんだ見てくれでの隠れファンクラブができたって聞いた時はゾッとしたもん。


「うちの親は放任主義なので」

「マッマは家に数日帰ってこないこともあるぞ!」


<コメント>

:望月先輩!

:望月って望月グループの?

:おい、NNP創設者って先輩と後輩のことだろ!

:いつもお世話になってます

:はえー、あの二人もうこんなに大きい子供いたんだ

:生活感皆無だしな

:問題はメリアちゃんのお母さんの方だよ

:どことなくアメリアちゃんに似た顔立ち……まさか?


「お察しの通りメリアはライセンスこそ取ってないけどお母さんは米国のSランク探索者。僕のお母さんは後輩というVtuberとして活躍してます」

「リコのマッマとうちのマッマは仲良しだから子供のうちから結構会ってたよ!」


おいそこ、事実を捻じ曲げるな。

そもそも出会って4年も経ってないのに子供がこんなにおっきいわけないだろ。

常識で物を言え。

同年代の大塚君の息子が秋生だって聞いた時は僕も脳が破壊されそうだったけど、出会った年数がそれこそ段違いなので仕方ない。


<コメント>

:構成メンバーガンナーとアサシンって書いてあるけど……

:本当やん

:まぁ、学園ダンジョンならワンチャン


「今回は画像編集にうちのお母さんが協力してくれてるのでモンスター詳細などは画面に出てきますのでそちらを参照に。ではメリア、行こうか」

『オッケー』


エンゲージ。魔法陣の描かれたコンパクトを胸のペンダントに合わせて承認。

僕とメリアはたちまち猫耳魔法少女に変身した。


<コメント>

:魔法少女きたーーー!!

:あ、今日原宿でモンスター駆逐してた子だ!

:死亡者0だったのがこの子達のおかげらしいぞ?

:記者が何名か丸呑みされてたのに死亡者0? 妙だな

:消化される前に白い子に細切れにされたんだよ

:よく記者ごと細切れしなかったな


「そこら辺は武器がそういう性能だとしか言えませんね。お母さん、詳細お願い」

『はーい』


ポーンと画像に現れる数値。

<種類:武器>

魔剣ミックスドリンカー+15

攻撃力399

◆生命探知+9

◆モンスター分解+9

◆超回復+9

効果:モンスターを切り裂き対象に人間がいた場合は超回復するが、高確率で細切れした肉体から再構築するためモンスターと混ざる(人の因子にモンスターの因子が混ざった半獣を生み出す)ことから魔剣と呼ばれるようになった。


<コメント>

:流石NNP

:俺たちにできないことをあっさりやってのけるぅー

:おいふざけんな! お前の人命救助、半獣を増やしただけだかんな!

:無駄に近づいて食われた奴がお怒りですよ

:助けてもらっておいて文句は一丁前に言うの草

:助けてもらうなら人のままが良かった!

:マスゴミ涙拭けよ

:トカゲのぶっとい手足でスマホ弄れない。ぴえん


同接100人。これくらいになるとコメントの勢いが凄いね。

まだまだ増えていくので一旦無視。


「はーい、僕たちの武器は基本こんな感じなのでツッコミどころ満載です。お母さん、モンスターが出るたびに情報も載せておいてね」

『オッケー』


<コメント>

:その武器は流石に過剰戦力じゃね?

:学園でそこまで強いのとはエンカウントせんやろ

:待て待て待て、その学園ドラゴン出たとこだろ? 昼に保護者会に流れてきた

:そうなの?

:オラワクワクしてきたぞ


学園ダンジョン一階。上層とも呼ばれる場所で歯向かってくるのはゴブリンだけなので見つけ次第駆逐、次。


二階。ここではバットやラットが多い。ラットは膨張バレットで地面を浮かせてメリアの必殺の位置に浮上。同様に天井を地面とゴッツンコさせる要領で傍聴させてやれば衝突事故を起こす。メリアが不服そうな顔をしてるが無視する、次。


三階。ここからはスライムの色違いにトレント、お化けキノコが現れる。

全部凍らせて切り抜ける、次。


四階。横合いからドラゴンがこんにちわしてくる。メリア、出番よー!


<コメント>

:ガンナーくそつえー!

:これはトールに追いつく勢いなんじゃ?

:使ってる武器がNNP製だし残当

:お前アホか? あれが一般人に扱えると思うな

:クソピーキーな仕上がりだから十全に使いこなせるのはSランクだけって話

:デッッッ、ドラゴンだーーー!!

:横からこんにちわしてきてんのに対応してんの草

:リコ先輩、この前ドラゴンも封殺してたけどな

:このガンナーちゃんその領域なの?


「そんなわけない。切り札何個も使ったし、あんまり巨大種とは敵対したくない。そのための助っ人がメリアなだけだよ」

「ヒーーーハーーー!!」


<コメント>

:出た! 細切れアタックだ!

:哀れドラゴン君爆発四散!

:メリアちゃん、お母さん以上の戦闘狂で草

:出た、ゴミ拾いカード!

:ドラゴン君がゴミ扱いは草


『〝ブレス耐性を獲得しておきました〟』

(それ、防具に流せる?)

『〝もちのろんです。装備系統は私の手作りですし、分体を何匹か忍び込ませてます〟』

(あまり被弾しすぎないようにするよ)

『〝兄さんに掛け合って自室増やしてもらったのでストックの件は大丈夫ですよー〟』

(後でカゲルさんにお礼言っとこ)


「よーし、サクサク行こう。ここの横穴からドラゴンが出てきているらしくてね。この配信のメインはそっちの退治が優先事項だよ」


<コメント>

:過剰戦力かと思ったらそう言うことか

:初めからドラゴン退治なのね

:学生にそんな危険なことやらせるな!

:実際に原宿にダンジョン災害救ってるんだよな、この子達

:救われてない! 救われてない!

:マスコミは自業自得だろ

:避難勧告に従った一般市民は一人の死傷者も出してないんだよなぁ

:自分から喰われに行って、助けてもらったのに文句言うのなんなの?

:マスコミは他人の不幸で飯食ってるから

:マスコミの不幸で今日も飯がうまい!

:なんか画面上にカウント出たけど何?


「たぶんドラゴン討伐数かな?」

『種類毎にカウントしてるので、これは後で学園側に請求する見積もりとなります。うちの子を危険な目に合わせておいて、言い逃れさせない為の措置でもあるんですよ、プンプン』


<コメント>

:そのための配信なのか

:その危険な場所に送り込んだあんたが言うな

:勝算あるのか?

:なきゃ送り出してない件

:それもそうか

:リコ先輩は普通にSランク探索者相当あるから

:なんで学生してるんだよ

:この学園、生徒にBランク探索者相当はチラホラ居るよ?

:時代の流れかねぇ

:今の子達はすごいのねぇ

:チラホラは居ないんよなぁ


--ENCOUNT:レッドドラゴン、ブラックドラゴン--


画面上にテロップが流れる。

そしてメリアの細切れアタックにより爆発四散!

僕の出番はカード吸収くらい。メリアが嬉しそうで何より。


後輩がさっきのドラゴンのブレス耐性をとってくれたので被弾しても致命傷にならないようにしてくれてるからこそのアタックだ。

相手の能力をその場で即吸収とかハクスラの醍醐味だよね?

強敵を倒し甲斐があるってもんだ。


<コメント>

:え、カラードラゴンまで瞬殺すんの?

:通常ドラゴンもBランクの所業なんよ

:属性持ちドラゴンったってブレスの系統が違うくらいだしな

:ノーマル1、赤1、黒1に切り替わった

:種類毎に討伐数カウントすんな

:児戯とかそう言うレベルなんやろな

:NNP製品使えば子供でもここまでできるって……コト?

:※扱うには特殊な訓練が必要です

:素質あってようやく使えるようなもん

:一度模倣してもらったら反動で右腕イカれたことあるんだよな、トールガン

:そら(武器を扱うのに必要なスペック満たしてなければ)そうよ


--ENCOUNT:2首ブラックドラゴン、3首ブルードラゴン--


「首が増えても今のところ脅威ではないですねー」

「UーーーーRYーーーー!」


<コメント>

:メリアちゃんが人間辞めてそうな絶叫で細切れにしてんの草

:吸血鬼かなんかかなってくらいテンション高っか

:さっきからカード吸収無双がえぐい

:あれ無事に持ち替えればいくらに換金されるのやら

:ちょっとくらい組合に渡してくれてもいいのよ?(チラッチラッ)


「あー、僕たち探索者ではない一般人なので組合に持ち込む事はないですねー」

「フハハハハハ! もっとだ、もっとよこせぇえええ!」

「メリアが暴走してるのでちょっと構ってきますねー」


<コメント>

:これで一般人は無理でしょ

:組合に、なんで、参加して、ないんですかーー!?

:討伐カウント数、首の本数でも分けてて草

:ちゃんと探索者向け脅威度も示してくれてるの親切よな

:親切か? 絶対に関わり合いになりたくない脅威度してるんだが

:ノーマルドラゴンですら対峙したくねースペックしてるのよ

:武器のおかげというか、メリアちゃんの身内が身内だしって感じ

:あのボッチ探索者に子供いたのかって方がジョークだろ

:これどこまで本当なの?

:托卵? 托卵?


後輩が吸収したモンスターのスペック紹介をしてて、そこに更に僕たちの無双劇が付け加えられることによる相乗効果で登録者数がぐんぐん増えていく。


数十分前までは同接3人だったのが嘘みたいに1万人くらいいる。

基本スペックのおかしさでそろそろ本人だと気づいてもいい頃合いか。


--ENCOUNT:赤目2首黒ドラゴン、青目3首白ドラゴン--


<コメント>

:なんか某カードゲームに居そうなフォルムしてる奴来た

:粉砕! 玉砕! 大喝采!

:カード効果発揮する前に細切れにされてんの草

:防御力なんてなかったように切り裂いてんの何?

:武器効果がもう既にやばいんよ

:なぁ、これ本人じゃね?

:↑どれが?


「あ、事前に僕がスキルカード打ち込んで防御-100にさせてる」


<コメント>

:メリアちゃんが止まらないわけよ

:スキルカード打ち込めばいいは草

:スキルカード様々って事ね

:待て、確か防御貫通系って-300まであったよな?

:そこに攻撃力399が噛み合って最強に見える?


「さーらーに! アタシは切れ味増加のスキルカードを武器に込められる!」


<コメント>

:あれ? これ負ける要素ないんじゃね?

:ここまで休憩一切なし

:二人ともスタミナ化け物かよ

:ドラゴンの死体は漏れなくカード吸収で排除

:これにはダンジョン側も苦笑い


「それはこれ使ってる」


テローン、と言う音と共に画面内に記載されるアイテム情報。


<種類:アイテム>

スタミナ回復キャンディ。

舐めてる間、スタミナが減らない。

派生品にガムもある。


「僕はキャンディ、メリアはガムだね」

「これは流行る!」


口元でぷくっと膨らませて弾かせた。

こら、チューインガムじゃねーんだぞ?

味がなくなったら効果が切れるんだからもっと大切にカミカミしなさい。


<コメント>

:動き回るのに飴は大変だもんな

:俺だったら飲み込んじゃいそう

:リコ先輩も動き回るタイプだぞ

:メリアちゃんの影に隠れてるけど、普通にこの人もすごいから

:映像からじゃ通常モンスター特攻くらいにしか思われてないのが悔しいぜ

:リコちゃんが強いのは原宿のダンジョン災害でもう十分知ってる

:メリアちゃんがそれ以上に目立つだけ

:やってる事は何一つ理解不能なのはどっちも一緒

:トールクラスって普通にSランクだからなー

:まずガンナーの絶対数が少ないけど


と、言うわけでドラゴンを見つける度にサーチアンドデストロイ。

死体の山を築き上げずに全部カードに吸収して後輩のパワーアップに回す。

それが巡り巡って僕たちの力になるんだから最高だね。


「何枚かスキル化したので発表してくね。メリアは見回りお願い」

「いいぞ! うりゃああ!」


メリアがドラゴンをしばきに行ってる間、それはカウントせずにスキル化した対象モンスターの効果とスキルを発表していく。


<一つ首・二つ首>

ドラゴン    :【耐性】ブレス無効【150】

レッドドラゴン :【魔法】灼熱炎【グループ攻撃:炎】威力150

ブルードラゴン :【魔法】氷結嵐【グループ攻撃:氷】威力150

イエロードラゴン:【魔法】雷鳴嵐【グループ攻撃:雷】威力150

グリーンドラゴン:【魔法】乱気流【グループ攻撃:風】威力150

グランドドラゴン:【魔法】大地震【グループ攻撃:地】威力180

ブラックドラゴン:【魔法】暗黒炎【グループ攻撃:闇】威力200

ホワイトドラゴン:【魔法】極光炎【グループ攻撃:光】威力200


<三つ首>

ドラゴン    :【耐性】魔法無効【威力200以下】

レッドアイズ  :【耐性】物理無効【威力200以下】

ブルーアイズ  :【耐性】状態異常無効【威力200以下】

ゴールドアイズ :【耐性】呪い無効【威力200以下】

ダークアイズ  :【耐性】呪い無効【威力200以上】


ちなみにこれらのスキルを僕は無条件で使えると言う意思表明である。

スキル化できたと言う事はそういうことだと。


<コメント>

:はえー、すっごい

:上位龍倒しても耐性しか得られないのクソ

:逆にこれ持ってるだけでドラゴンのブレスは怖くないけどな

:それもそうか

:出回るのいつですか?

:タダで配ってくれるわけ……


「取り敢えず、僕の意向ではなんとも。生きて帰れたらそれに応じてかな?」

「リコー、倒したの回収よろー」

「はいはい。それよりもメリア、返り血すごいよ? 先にシャワー浴びたら」

「えー、これくらい平気だよ」

「見てる方にスプラッタ規制つくでしょ? 君は可愛いのにそう言うものぐさなところあるから引かれるんだぞ?」

「むー、リコにだけは言われたくないぞ?」


<コメント>

:てぇてぇ

:戦場に咲く百合の花かな?

:メリアちゃん、リコちゃんの言う事だけは聞くのな

:普段戦闘狂なのにこのギャップよ

:スゥーーーーーー

:てぇてぇ

:キマシタワーーー

:お前ら背景のドラゴンの屍の数見てからモノ言え

:ごくごくごくごくごくごく……

:こいつ! ドラゴンの血すら飲むのか!

:草

:きっとメリアちゃんのシャワーシーンを想像で補完して飲んでる

:いや、ドラゴンの血だが?

:クソ


「うっわ、引くわ」


<コメント>

:蔑んだ瞳! ありがとうございます!

:ここ、変態紳士多いな!

:このゴミを見るような目が良いんだ!

:変態の思想でリコ先輩を汚すな!


そういえばコメントにちょいちょい秋生がいるよね。

あの子達、きちんと自分の使命をまっとうしてるんだろうか?

僕はそこだけが心配だよ。


「なんか変なコメントする人が居ますが、スルーしますね。あくまでもこのチャンネルは世界規模で起きてる災害の注意喚起、攻略動画となります」


<コメント>

:ん?

:どういうこと?

:世界規模なん?

:知らんけど、リコちゃんが言うんならそうでしょ

:俺、アメリカ在住だけどシカゴの方でダンジョン災害あったよ

:オーストリアでもありました

:ドイツでもあったんだよなぁ


ここで続々と海外在住の日本人から連絡が入る。

同時翻訳をしているのもあり、流暢な母国語も拾い上げてイメージ通りの翻訳を行った。


<コメント>

:あれ、実はこれ日本国内だけに限った話じゃない?

:そうだぞ

:ネパールでもダンジョン災害ありました! 大きなトカゲ!

:それはドラゴンですか?

:切り抜き見た限りでは準竜種と呼ばれるリザードかも

:もしかして世界のSランク探索者の手が空いてないから国内で処理を?

:ヤバいやつじゃん!

:流石にここまでの規模のドラゴンまでは見てない定期

:これ、日本国内の学園ダンジョンです

:学生が抱えるには重すぎるレベル

:Sランクがはだしで逃げるやつだぞ

:それを猫耳魔法少女が華麗に討伐!

:そういやこれ魔法少女モノだった

:あまりにも硝煙かおる渋さと戦闘狂が交わって違う何かかと思った

:バーサーカーメリアちゃん、魔法少女にあるまじき様相


「シャワー浴びたぞ! 次リコな。汗臭くなってる!」


綺麗さっぱりになった真っ白猫耳魔法使いは、僕の元によるなりスンスンと匂いを嗅いだ。


「え、僕は良いよ。匂いなんて映像に届かないし」

「アタシが気にするんだぞ!」


嘘つけ。自分だけシャワー浴びて僕が浴びてないのが納得いってないだけだろ。

それ以前にシャワー浴びる前まで気づいてなかったじゃんよ。


<コメント>

:リコちゃんくっさ♡

:シャワー浴びてきたらー?


匂いなんて届いてないのにコメントに煽られる形で僕もシャワーを浴びる事になった。過去最高のごくごく民が現れたそうだが、世の中変態ばっかだ。解せぬ。

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