第46話 錬金先輩、暴露する
鏡花ちゃんやメリアと川の字になってごろ寝してた時、端末がブルブルなった。
知らない番号だ、と無視してたんだけどあまりにもしつこいので受け取ると秋生だった。
「どうしたの? こんなクソ暑い日に」
『〝実は相談したい事がありまして。抜け出してこれますか?〟』
「え、今?」
『〝できれば早急にお願いしたい事でして〟』
電話口では緊迫した雰囲気。焦りが口調に出ている。
「センパイ、誰?」
「一応この学園での後輩になるのかな? 新入生の子」
「おー、アタシの同学年の子か」
え、ねじ込むって一年生としてねじ込むの?
加奈さん、流石にそれは無茶じゃない?
いや、36歳の僕が高三で、30歳のメリアが高一。
無理はすでに通して居ると気づいてそこを追求するのをやめた。
人間、実年齢より見た目を尊重するのは編入されて一番痛感した事だしな。
『〝あの、師匠?〟』
「ああ、聞いてる聞いてる。同居人に説明してたんだ。そんなわけで相談事には僕一人じゃなくて同居人も行くけど平気?」
『〝これにはモンスター化した人間も関わってくるので、一般の方はちょっと〟』
「大丈夫、付き添い人もそちらに詳しい人達だ。無関係と言うわけではないよ」
『〝でしたらこのあと15時に駅前の喫茶店で〟』
「わかった」
喫茶店で秘密の会議とは正気か? と思ったけど彼は高校生にしてBランク探索者。もう貸し切りできるくらいの財力もあるのだろう。それか凸凹コンビのどちらかのコネだろうか? お金持ちらしいからね。
「なんのお話だったの?」
「後輩……3年前に僕がリコとして探索者の真似事をしてインスピレーションを高めてた頃に出会った子がいてさ」
「ええ、
『あー、大塚さんの息子さん! 長年先輩の成果を搾取してたので粛正したら一家離散しちゃったご家庭のお子さんですか!』
「最初ムッとしたけど、最後まで聞いたら可哀想なことになってた。この感情、どこにしまえばいい?」
後輩のあんまりにもな言動にメリアが心を痛めてる。
たまにピュアだよね、この子。
「我が校の新入生、期待のルーキー大塚君はリコちゃんの元探索仲間でしたか」
「なんでか師匠として崇拝されてる」
「気前よく成果物を与えてたとか?」
「うんにゃ? ちょっと解体の重要性や採取や採掘の重要性、更にはパーティ全体を見回してどれを優先させるかの判断力を解いただけだよ。そもそもガンナーとガーディアンで組んで何かやるって企画だったし」
『先輩のかわいさだけで持ってたチャンネルでしたね』
「リコちゃん、そんな前からデビューしてたの!? アーカイブは!?」
「なんでかチャンネルそのものが消されちゃってるのでないよ」
「そんなぁ〜〜」
涙を流す鏡花ちゃん。本物が目の前にいるのに何が不満なんだろう。
そんなわけで外出するからと着替えて目的地へ。
昼間に比べて随分と人通りは減っていた。
当たり前だ。原宿から地元はそう遠くない。
お昼にあんな事件が起きたばかりでは、誰も外を出歩こうだなんて考えないだろう。
それでも出歩こうと考えるのは戦う力を持つ者だ。
探索者か、格闘家などが怖い顔しながら練り歩いていた。
見回りご苦労様です!
「お待ちしてました、師匠」
「やぁ後輩。師匠はやめてって言ってるじゃんか」
店内は貸し切りで、テーブルには目立つオーラを放つ三人組が居た。
大塚秋生、小早川晶、清水優希の三人だ。
3年前はクソガキだったあの子達もすっかり成長して面構えから変わったよなぁ、懐かしさに頷いていると着席を促される。
三人掛けのソファの奥にメリア、間に僕、一番逃げやすい通路側に鏡花ちゃんが座った。
「単刀直入に言います。師匠、あなたは記憶を失ってない。そうですね?」
突然そんな事を言い出した。
え、遡早急の要件て言うから来たのに、開口一番の言葉がそれ?
「なんでそう思うの?」
「学園でSSランク相当のツインヘッドドラゴンと出会した時、僕達の連携に合わせてくれた時点で、気がつきました」
「SSランク! 学園に!? ジャパンはいつからSSランク相当のモンスターを抱える国になったんだ!」
「あの? こちらの方は……」
「ああ、気にしないで。と言っても無理があるから簡単に説明すると、望月家のもう一人の居候だ。彼女の名はメリア・カスター。カスター家について聞いた事は?」
優希ちゃんが小さく挙手をする。
「米国大統領のセカンドネームですよね?」
「そうだね。彼女はそのひ孫に当たる。母親にSランク探索者を持つ、と言えばわかるかな?」
「アメリア・カスターのお子様!?」
「イエース! パッパが日本にいるって聞いてホームステイしに来たんだぞ!」
パッパは僕のことらしい。認めた覚えはないが、そこら辺の辻褄は後輩や加奈さんがうまいこと合わせてくれるだろう。
「まだ探索者登録はしてないが、Sランク探索者を間近でみてるのもあり、バトルセンスはピカイチだそうだ(そもそも本人だしな)」
「親がそうだからと子がそれに倣うことは無いですが、同じ道を歩む以上、彼女の名はすぐに広まるでしょう。しかしそんな方と親戚とはさすが師匠です」
なんかすぐに感動するよね、この子。
「しかしあれだね、戦闘を合わせただけで何かにつけて崇拝されるのは少し違うと思うんだ。その師匠はハワイで行方不明になったのだろう? その影を僕に重ねているとしか思えないんだ」
「ご自身でハワイ出身、記憶喪失とおっしゃいましたよね? そこまで符合する点があるのにどうして別人だって思えるんですか?」
『すっかり論破王気取りですよ、この子!』
後輩がムキーと頭上で暴れる。
ゲーミング猫耳化してるぞ。
それを不思議そうに見上げる二名。
晶と優希だ。
「あの、師匠。耳飾りが!」
声を上げる晶。同意するように頷く優希。
いつまでも騙せないか、と僕はそれを掴んでテーブルの上に置いた。
すぐに猫耳からぷっくりと丸い形になる。
「彼女こそが僕の相棒であるヒカリだ」
「スライム!?」
「スライムを頭に乗せるだなんて正気ですか!!」
普通だったら正気じゃ無い。スライムっていうのは地面に設置してる場所から餌を取り込んで溶かして養分を吸収する生態を持つ。座学でも教わる一般教養だ。攻撃してこないからって無害というわけじゃ無いんだよ、あいつら。
「そう怒るな。彼女はこう見えて元人間でな。彼女を元に戻すべく、僕は君たちと別行動をしていた。探索者なんて特にモンスターを殺して回るのが仕事だろ? その成果物を無断で持ち出せば国が黙ってないことも含めて探索者は辞めた。君達を巻き込むまいと嘘をついたのは悪かったよ」
「ヒカリ……もしかして秋生?」
「ええ、父さんが復讐を叫んでいた相手だろうね」
復讐を? というか大塚君見つかったの? その説明を最初にだね?
「まずは状況説明からします。師匠、と呼んでも良いんですよね?」
「ヒカリの事をバラした時点でどうとでも呼んでくれて構わないよ。あと再三言うけど僕はおじさんだからね? そこは間違えないように」
この中で一番可愛い上に現在高校生。
ここまで状況証拠が揃っていながら更に釘を刺してくる僕に、秋生は「何言ってんだこいつ」と言う顔をしたが、すぐに切り替えた。
「実はドラゴンを仕留めた後にモンスター化した少女を確保していたんです」
「それが実は蒸発中の秋生のお父様でして」
「え、大塚君が? なんでまた女性に?」
『きっとトランスポーションでも飲んだんでしょうねー』
会話に混ざり込む後輩。ああ、そう言えばハワイの拠点近くを嗅ぎ回ってたマスコミが女体化する事件もあったな。もしかして後輩の企みか?
「まぁ大塚君が女体化した件はどうでも良い。いや、全くよくないけど、話が進まないからな。同じ男性として非常に残念な思いだよ。それで、なんでまた彼はモンスター化なんて?」
「師匠、おじさんネタはもう笑えないのでしなくて良いですよ。配信中のお約束を今更律儀に守る必要はなくなったんです」
「ああ、いや。別にネタでもなんでも無いけど」
「良いですから!」
「……はい」
晶に可哀想な子を見る目をされた。酷いや。僕は事実を述べてるだけなのに。
さらにモンスター化しちゃった大塚君も今頃そう思ってるに違いない。
スンッってなりながら返事をする。
「モンスター化した経緯まではまだ分かりませんが、父さんが新たに現れたゴツい角を生やした少女を見て〝ドラゴンの王だ、逃げろ〟と叫んでいました」
「それで逃げてここに来たの?」
「いえ、せっかく見つけたので取り返そうと応戦したんですが、父さんが身を挺して俺達を逃がしてくれて」
『あの自分の保身を最優先にする大塚さんが!? 信じられません!』
後輩はいい加減黙ろう?
彼にだって子供を守ろうという親の顔があるんだよ。
一家離散して離れ離れになったとしても、子供は可愛いんだよ。
きっと、たぶん、そう。
「その時にドラゴンの王はこう言いました。これから地上に向けて我が軍を進行させる。それを試練として、無事試練を乗り越えたら今一度話し合いの場に応じると」
「前提としてドラゴンから人間は餌としてしか見られてなかったんです。大塚君のお父様が掛け合って、人間は後回しにして欲しいと願ったのでドラゴンの拠点が日本にありながらダンジョン災害に見舞われてなかったんだとおっしゃってました」
「え? じゃあお昼に災害が起きたアレは?」
「きっと試練なのだと」
「その試練、たぶん日本だけじゃ無いぞ」
「えっ?」
まだ信じられないと優希は白昼夢を見たかのように語る。
それに続く僕の言葉を聞き、驚きの声を上げたのは秋生だった。
「僕が表立って活動しないのはみんな知ってると思う。なぜ行動したか? それは単純に送りつける国、そして手の空いてるSランク探索者が不在だったから代わりに僕が処理しただけだ。もしかしたら大塚君奪還作戦は日本だけに限った話じゃ無いと思うよ?」
「そんな!」
「では私達の行動は世界を危険な目に合わせる迂闊な判断だったと?」
「このまま放っておけばそうなる可能性もあると言う事だ。しかしドラゴンの王に攫われたね。一度捕まって逃げてきたとか?」
どうして王が女体化したとはいえ大塚君なんかに執着するんだろうか?
わからないことばかりだ。
「そう言えば、王は大塚君のお父様を妻と呼んでいました。子が減ったから増やすためにも必要だと……」
「それを早く言え。そうか、大塚君はクイーンにされたのか」
「あの、そのクイーンとは?」
「その種族の王と対になる存在、俗に言う
「じゃあ、奪われちゃうのは悪手だったんじゃ?」
「ウカウカしてると日本どころか世界が滅ぶぞ? そして大塚君の奪還はドラゴン族の終止符を打つ意味でも最優先事項だ。彼単体じゃそんなに強くもないんだろ? クイーンはキングがいてこそ輝くものだ」
『私はクイーンですが心に決めたキングが居るので単体でも最強ですよ!』
はいはい、と脳内で相槌を打ち作戦会議をする。
「取り敢えず秋生、今の話は誰にも言うな。この事は内々に納める」
「言いませんよ。言ったところで信じてもらえるかどうか……」
「信じる信じないはどうでもいいんだ。もしも試練の話が表に出てみろ。放っておけば地下で細々と暮らしていたのにお前の選択を『余計な事をした』として守るべき市民から刃を向けられることになる。お前が余計な事をしたから人類がピンチなんだ。その噂に乗っかる一般人が一番怖い。マスコミや探索者には備えられるが、隣人や親戚には油断するものだろう?」
「それは……はい」
「それに入院中のお母さんだって居場所がなくなるかもしれない。母親思いの秋生には厳しいだろう?」
「それは別にどうだっていいです。母は母、僕は僕なんで」
なんだこいつ、アレほどマザコンを拗らせていたのにいつの間にこんなに冷たい人間になってしまったんだ! 時の流れというのは残酷だなぁ。
残念なことに僕は何も変わってないぞ?
モンスター化した後輩をなんとか救ってやろうとしてるのに、当人が人間の頃より楽しそうにしてるからこれ本当に人間に戻す必要ある? とか思っちゃってる僕が居る。
それでも人間に戻したいのは世間体の為だ。
その実験結果で世界中に生まれたモンスター化人類を救出できればいいな、というのはおまけである。
モンスター化人類って結構な脅威なんだよね。
被害者も結構出てるらしいし、この研究は絶対に絶賛されるという手応えもあるんだが、肝心の手がかりが何一つ見つかってないので途方に暮れている。
「まぁいいや。それで敵陣に乗り込むメンツなんだけど、ここは少数精鋭で行く。ちなみにお前達は連れて行かないぞ?」
「どうしてですか!?」
感情強めに反論してくる秋生。
どうしてもこうしても、冷静に判断できないからだよ。
一体誰のせいでこうなったかをさっきの説明で理解できなかったのかね?
「理由をお聞かせください」
「単純に足手纏いだ。今の僕もそこまで強くないが、サポート面では選抜メンバーに好評をいただいて居る。君たち、『先輩と後輩の錬金チャンネル』という配信者をご存知かな?」
「日本でその配信者を知らないのはモグリですよ」
「結構。僕がその錬金先輩だ。話は以上だ、君たちがこれ以上首を突っ込む必要はない」
「師匠が錬金先輩!?」
なんでそんなに驚くのやら。
「じゃあ、望月ヒカリさんは親戚のお姉さんじゃなくて……」
「さっきも言ったろう? 彼女は相棒だと。聖夜リコは世を偲ぶ仮の姿って奴だよ。本名は槍込聖。元大手製薬ポーション部署所属の錬金術師さ」
「大手製薬……父が勤めていた会社……じゃあ師匠は父から搾取されていたというあの……?」
ここでようやく点と点が結ばれた。
一家離散の原因は僕だ。そう強く認識したらしい。
「別に僕は搾取されてた覚えはないんだが、偶然とは重なるものだ。ちょうど疲労回復ポーションと肉体膨張ポーション、意識拡張ポーションに更に思考拡張ポーションの効果が同時に切れて吐血した。再始動する前にクビになってね、なぜか全ての責任を大塚君が被ってて悪いことしたなって」
秋生が中学生から探索者をやる羽目になった全ての原因は僕が吐血して救急搬送されたからだ。いくらか恨みはぶつけられるだろう。むしろそうして欲しくて暴露したのだが……
「君の一家が大変な目になったのはおおよそ僕の招いた結果だ。入院したこととクビになったのは僕も納得行ってないが」
「いえ、師匠に出会う前に聞いていれば恨んでいたでしょうが、それが見当違いだったことなんて今ならわかります。悪いのは父さん、そうなんですよね?」
「僕は大塚君が悪いだなんて一度も思ってないが……彼の提案内容を聞けば世間一般はそれを搾取だというよね。不思議なことに」
「不躾でなければその内容をお聞きしても?」
「まぁ、構わんが」
僕は大手製薬勤務時代のエピソードをあれこれ綴った。
僕が錬金キチだったこと。仕上がるすべての品質がSだったので、じゃあ他の薬品と混ぜても品質は変わらないかの実験を請け負ったこと。
意外と品質は下がったこと。でも各事業所では合格ラインだったこと。
それを五年以上続けていたこと。
最終的にはワンオペで品質Sランクのポーションを週に2万本用意することになったこと。
そのために結構な無茶をしたが、それは空き時間を作って自分の自由研究をしたかった事。
それらを述べたら全員が大塚君や他部署の責任者に強い怒りを抱いていた。
おかしいなぁ? 僕は熟練度が軒並み上がって万々歳なのに、他の人達は違うふうに受け止めるんだもの。
「父さん、クソかよ……なんでそれで威張れるんだ? 師匠の仕事あっての成果じゃないか。だから仕事干されるんだよ……」
「最っ低ですわ! 大手製薬は品質が命だったんじゃないんですの!!」
「流石にこれは擁護できませんね」
「リコちゃん、苦労したのねぇ」
一般人はそんな対応だが、プロフェッショナルはまた違う見解だ。
「それの何が悪いんだ? センパイは楽しかったんだろ?」
「熟練度いっぱい上がった!」
「最高だな!」
「ねー」
僕とメリアだけがそれを楽しいと位置付ける。
そこに至るまでの苦労は苦労に換算されないのだ。
結果よければすべてよし、そんな精神論を持ち合わせている。
狂人の発想と受け取られがちだが、時代の最先端を行く者はいつの世も理解されないものだ。
「アタシも誰よりも強くなりたくて修行はいっぱいしたもんな。最終的に根性論より、どうやってスキルを使わずに倒すかを念頭に置いたら効率がすごく良く上がった!」
「わかるー、僕も少ない素材で最高品質のポーション作りに励んだらそれ以上の品が出来上がったことあるもん!」
「やっぱり他の人と同じ発想してる限り人は前に進まないよな!」
「そうそう」
『先輩、一般の方々が困惑してらっしゃいますよ』
おっといけね。メリアとの会話が楽しすぎて話が脱線してしまった。
どこまで話したっけ?
「と、まあ僕はこんな感じなので一般の感性の方と一緒に行動してたら良くも悪くも理解されないことが多くてね。大丈夫、今回は封印指定装備も大盤振る舞いして配信しながら楽しく攻略してやるさ。君達は僕たちの秘密をバラさなきゃそれでいい。もしもバラせば僕たちは君たちの前から永遠に姿を消す。知り合いでもなんでもない他人となる」
「そんな……」
「師匠の姿でやる事があるのではなかったのですか?」
引き下がる秋生達。万が一バレてもそこら辺の事情を出せば止まってくれると思ったか?
「別にそこまで優先する事ではないよ。君は元同僚の息子と聞いて少し同情しただけだ。それに僕はおじさんだと言ったろう? 君のお父さんと同年代のくたびれたおじさんさ。僕にうつつを抜かすよりも先に、君たちにだってやる事があるんじゃないか?」
「やる事?」
「いつまた来るかもわからないダンジョン災害に怯えて暮らす人々を守る事だって探索者の仕事だよ。特に君はガーディアンだ。そのジョブは誰かを守るために取ったものだろう?」
「……はい」
今その守るべき対象は居ない、と彼の目は泳いだが見て見ぬ振りをした。
あの後菜緒さんと何があったかわからないが、親子の話に他人が首を突っ込むものじゃないしね。
「次会う時、お互いが無事だったらまた師事してやってもいい。それまで死ぬな」
「わかりました!」
うん、素直な返事でいいね。
さーて、僕も早速配信の準備しなくちゃだ。
(後輩、Sランク探索者に緊急参戦転送陣を送っといて)
『はいはーい』
そして夜中に突発生配信だ!
こういうのは間隔を明ければ開けるほど状況がヤバくなるからな。
試練? そんなの相手が勝手に言い出した事だ。
親玉を先に叩けば問題ナッシング。
世界中の視聴者を巻き込んでの第二次炎上配信がその日勃発した。
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本日公開のお話で無事30万字に達成しました。
【面白い!】【続きが気になる!】【大塚父の処遇は如何に?】【話数の割に文字数多くね?】【毎秒更新しろ!】と思っていただけましたら。★★★をつけて応援してくださると幸いです。
もう★つけたよーという方は作品フォロー&♡、コメントなどで応援してくれたら一話あたりの文字数が増加するやもしれません(平均6,000字〜最大10,000字)
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