第10話 魔物の群れたち

あれから平和が続いた日々、俺たちは依頼を受けたり魔物と戦ったりして自分の実力を磨いた、そして!便利な能力を手に入れたぞ、ミラートロールってのを倒したら、自分の見たことのある場所ならどこにでも瞬間移動のできる能力を手に入れたんだ。

まぁこれもスキル:コピー のおかげなんだけどね、めちゃくちゃまんまだ。

ちなみに固定スキルだけはコピーできなかった、これちょっと残念かも


俺だけじゃなく、レイスもノイズも順調に力をつけてるな!

レイスはキルストリーク覚醒を自分でコントロールできるようになった、だが、、魔力量の消費が激しいのだ、そこは魔力量が多いレイスが最適だったな。


ノイズも結構頑張ってる、悪魔の力を使わずに自分の力を身に付けてるしな。

今になっては魔力を530万まで上げている、あれ?魔力の上がりが早すぎるって?それは俺が成長補正をかけてるからだーっよ!


やばい、置いてかれる・・・・


「はぁ、」


「どうしたんですか?深いため息なんかして」


心配してくれるレイス、優しいいいい

「いや、ちょっと疲れたなーって」

あんまり疲れてないんだけどね、

まっ!今日の依頼も達成だし飯食うか、あ、そういや俺たち虹は攻撃特化ばかりだなぁ。

うーん、あとでギルドで仲間を探すか、


俺たちが依頼達成を報告しにギルドへ行こうとしたとき、国中に鐘の音が聞こえた


カンカンカーン!

「大量の魔物の群れが接近中!冒険者に強制参加依頼を出す!魔物を食い止めろ、報酬は一人金貨100枚だ」


急な鐘の音とともに国王直々の命令が下った

「強制参加依頼?!しかも魔物の群れか、まぁ俺ならすぐに倒せると思うけど、」

でも急すぎるな、なんでだ?

「ノイズ、魔物の群れの魔力とらえれたか?」


「さっきまで、魔物の魔力の流れなんて、感じなかった」

えぇ、てことは魔物の群れを召喚した奴がいるのか?にしてもこんなに大量に、、、

何にしても群れを討伐するのみだ、行くか


俺たちが魔物の群れが出たっていうところへ向かうと、あたり一帯魔物だらけ、どうやら森のほうからうじゃうじゃ出てきているらしい、にしても本来魔物の群れは弱小の魔物たちの集まりなんだが、すべてB級からS級のものばかりだ、


「レイス、ノイズ、絶対にこの国にあの魔物を通すな!」


「はい!」


ノイズとレイスがそろえって言ってると

「邪魔だ、失せな、B級冒険者どもが」

なんだこいつ、感じ悪、、、ステータス覗いてやる


ステータス


名前 ロイリー


28歳

性別 男

魔力数値 235万

固定スキル 吸血


吸血?


吸血

相手にダメージを負わせると、自分の魔力が回復します。

回復量は相手に与えた攻撃のダメージ総量に合わせて回復量が増加します


「つ、強い」

この能力、欲しいもんだぜ、固定スキルかぁ

「なぁ、失せろはないだろ?俺たちB級だからって弱いわけではないぞ?」


うわぁ、無視かぁ、本当に感じ悪いなこの人

まぁそれはさておき今度こそ行くか

「レイスは覚醒、ノイズはできる限り自分のコントロールの利く状態でいてくれ」

えーっと俺は何にしようか、

お?これ使えるんじゃないか?


速度限界突破

対象の行動速度の限界を突破させます、自分に対しても可

こめる魔力の量が多ければ多いほど速度は上昇


これとデッドゾーンスキル改変を使えばあっというまだな!

「デッドゾーンスキル改変!速度限界突破ぁー!レベル10万!」

うぉおお、止まって見えるぞこれ、魔物に触れるだけで倒せる、チートかよ


カイルは次々と群れにデッドゾーンを与えていった、

よし、最後はこのでっかいやつだけか、、、ってあれ?速度が、普通に、?!??

「まずーい!魔力が尽きた!?レベル10万はやりすぎたかぁ、あーもうどうしよ魔力がなかったらスキルが」


「アイスミスト!いま!レイス!」


「ありがとう!ノイズ、おりゃあ!」


ドーーーーーン

お、おぉ、ノイズとレイス、命の恩人んんんんん

「ありがとう、本当に、調子に乗ってはいけないものだね」


「無理しないでください、、、あれ?ほかの魔物全員いなくなってる、」


そうすると騎士たちがこちらへ向かってきた

「なにだ!?なぜ急に魔物たちが塵になってるんだ、おいお前、、何かしたのか?急にお前が現れたように見えたが」


目をつけられたぁーー

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