第11話 嫌な予感って、以外に当たるのかな?

目をつけられたので、ややこしいことになると思ったけど・・・

そうでもなかった

「君がやってくれたのか!?本当に感謝する!なぁ君も、騎士団に入らないかぁ?」


「断ります!」

よし、完璧に即答で来たわ


「これで金貨300枚ゲットー♪」

めちゃめちゃいい儲けものだぜ、まぁもちろんレイスとノイズでみんなで100枚だがな

一度帰るかぁー、って思ったけど、ロイリーが来た、、、

「おいおいおい、お前ら本当にB級なのかよ!」

うーん、手のひら返しみたいだぁ

「そう、だけど」


「あー、あれだ、さっきは、すまなかったな本当に、」

意外とちゃんと謝る人で感心したかも、

「よければ一緒に依頼、やるかい?ロイリーはソロなんだろ?」

俺たちもメンバー集めていたからなぁ、これをきっかけに入ってもらおうじゃないか、強いし


「ん?名前教えた覚えないぞ、まぁ、いいか」

あ・・・


ことは過ぎ、魔物の群れを無事討伐で来たあとの祝いがあった

「ふぅ、100枚もあれば何でもできるなぁ!ノイズ、レイス」


食事をしながらしゃべってると明らかに俺たちのもとへ向かってくる騎士団の人がいた


おいおい、絡まれたりしないよ、なぁ

「君がカイルで合ってるか?」

あぁ、俺のことを知ってる系なのね

俺がはいと答えるとその騎士団と皆同行するよう言われた


そして来た場所が、

国王との謁見の間!

「顔をあげよ、」

明らかに国王様って見た目だった

うわぁー、キラキラだよぉ、金の装飾がいっぱいだ

そう思ってると騎士の一人が

「陛下!なぜこのような獣人をこの神聖な場所に!」

それに合わせて大臣も

「汚らわしい、獣人族めが」


流石に俺も見てはいられなかった、ちょっと殴ってもいいよな?こいつら、、、あーもう、殴ってやる

「待て、この獣人も客人と同じ対応を取れ」


「ですが、このような汚物などに」

大臣が発言すると

「黙れ!獣人の何が汚らわしいのだ?いつまでも昔にとらわれるのではない」

はぁ、ちゃんとした国王様で助かったよ、差別はダメだもんなぁ

ノイズ、は、慣れているのかは知らんが、まったく動じない

「陛下、今回、どのような用件で私をこの場に?」

一応敬語は使わないと、国王相手だからな


「お前たち一行、私の配下になる気はないか?もちろん毎日の報酬も出そう、」

配下、か、俺たちはいずれの世界の危機を防ぐ立場にあるからな、


「すみません、それは出来ません」


「なにを!?無礼な!」

騎士数十人に囲われ槍を向けられた

国王様が、指示を出すと速やかに戻っていった

「そうか、なら話はこれだけだ、」


え?それだけ?あ、ちょっ

「本当に俺を配下にするだけだったのかぁ?」

でも陛下だけだよなぁ獣人を丁重に扱ってたのは。


外で待機してるロイリーと合流した

「おう!どうだった?」


「いや、急に配下になれだとか、断ったけど」

まぁ、なんか慌ただしかったってことは何かあったってことだよな、そういえば急に魔物の群れも来たし。

「よし、確かめに行ってみるか、魔物の発生源を、何かわかるかもしれない」


「魔物の発生源ですか?僕も行きます」

レイスとノイズと一緒に俺は魔物の発生源を求めて国を出ることにした

「てか本当にあっという間だな、」


1日が過ぎ、準備を整え、俺たちは出た

ロイリーはこの国でとどまっているらしい、またいずれ出会うだろうし

「よし!行くか、レイス、ノイズ、大体の推測では、魔物の発生源は必ず森周辺なんだよな」


「大丈夫でしょうか?、ちょっと嫌な予感がします」

嫌な予感ってのはよく当たるものだから注意しとくか

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