第9話 平和

ノイズに置いて行かれて、、追いかけているとレイスがノイズにとどめを刺す姿があった!?

俺がいないうちに何があったというんだ、、、


「これで終わりっだあああ!」


この声、レイス?あっち側か、って何してんだー!ノイズにとどめを刺そうとしてる?止めないと

あー待て、あれ止めれるか?あの力、、強制命令は強い相手には効かないもんなぁ、キルストリークは以上だ、

「もう何でもいい!バリアを何枚も張ればなんとかなる!ハッ」


俺はとっさにバリアを12枚張った、結果、12枚のうち9枚が割れギリギリ止めれた

「はぁ、はぁ、レイス、この人はぁ、ノイズさんです!!!!」

いつの間にか、レイス、強くなってるなぁああ鑑定してみるか?

鑑定


名 レイス(覚醒)


魔力数値 1890万↑↑

状態 覚醒


スキル シンキルストリーク (オーバーモード)


うわああ、ぶっ壊れじゃねえかよ!何なら魔力数値俺より上だし、

「カイル!?ええええええこの人がノイズさん?!」

ふうぅ、やっと気づいてくれた、一時はどうなるかと思ったぜ


その後レイスはノイズに謝りまくることになった


「もうだいじょうぶだよ、私も、戦闘形体だったし、」

戦闘形体?あの悪魔姿か、もしかしてレイスってノイズが魔物だと勘違いして攻撃していたのか

ノイズ、そういえばどんな力持ってるのかな?失礼しまーす

鑑定


ノイズ


種族 獣人

年齢 9

性別 女


_____________________________________

###########

ん?急に変わったバグか?いや普通に考えて、鑑定にバグってあり得ることではないな


種族 悪魔

年齢 1203

性別 無性


固定スキル 呪い

詳細 対象に膨大な力を与えるが呪いにかけられたものは呪われてから15年で体内のエネルギーをすべて吸い尽くされ死亡する、


なんだこれは?呪い?悪魔?悪魔に呪われているのか?さっきの力もあるだろうし一致する部分はあるな、

「なぁノイズ、ちょっといいか?話がある」


そうするとノイズはうなずいた

レイスには事情をある程度話しておいた

「どうしたの?」


「悪魔に呪われていたりしないか?」

そう質問すると、ノイズは絶句した

そりゃそうだ、’悪魔の子’だなんて俺だって認めたくはない、でも希望がわいたとしたらどうだ

「呪いの解除、できるかもしれないんだ」


「え?でも、私はこの力がないと、、、」

そうか、力、どうすればいいんだノイズに生きる力がなくなったらどうなるのか

いや?待てよ?

「ノイズ、今まで魔物はどれくらい倒してきた?」


「わからない、でも沢山倒してる」

俺の考えがあっているのなら、ノイズは強いやつだ、悪魔の力が上乗せされているとはいえ、悪魔の力で倒した分おそらくノイズは成長するだろう、このままぎりぎりまで強くなって解除、とか?


ちなみに解除の仕方は


名 呪い無効 これをスキル改変で変えてノイズに与えるのだ

これなら、いける!、

「あぁ、そうか、ごめん何でもない、戻るか」


何事もなかったかのようにして俺はレイスが待っている場所へ戻った

「カイル!見てこれ!おいしそうぅうこれ食べよう?」

お、レイス一人で大丈夫か心配していたが大丈夫そうだな、気晴らしに飯でも食うか!

「ノイズ、レイス、飯、気晴らしに食うか!」

最近本当にいろいろあるからなぁ、ここの国がノイズのいる国だったり、

まぁ、いいや、


俺はレイスがおすすめしていた肉の串焼きを買っていった

「お?お客さんか?大歓迎だぜ!」


「うーん、この肉3人分お願いします!」

うむ、おいしい久しぶりの肉だあぁ、幸せだあぁ

ノイズもすっかり雰囲気が変わった気がしたな、なんていうか、子供っぽい感じ

「そういえば自己紹介まだだったな」


「うん、知ってるよ、カイルとレイスでしょ?、お互い呼び合ってたし、」


そうかぁ、レイスに説明してるときか

「まぁよろしくな、ノイズ」


「よろしくノイズちゃん」

にしても、リツだけが機嫌悪いままだなぁ、リツに攻撃さえしなければなぁ、シクシク


そして俺たちは冒険者ギルドへ向かって、ノイズをメンバーとして迎えることにした

チーム名は虹、だ!


今日から一緒に冒険者として今後活躍するギルドとなる

彼らの出会いと運命が導き出した、最初の一歩、伝説の始まりとなる


「ノイズとも無事会えたしギルドへ戻って一回整理するか!」

もともとあって力を頼りたかったし、あとでもう一回お願いするか、


「あ、そういえば、こっちのギルマスがカイルのこと魔王の生まれ変わりって呼んでた」


え?俺が魔王の生まれ変わり?え?魔力のせいか?

なんなら俺、神の使徒とも言えるんですけど・・・


ん?待てよ?魔王が存在したってことか?言い方によるとすでに死んでいるって、感じか

魔王、、、どんな存在かは知らんがそういつのせいなんだな、でも危機に陥っているって聞いたが今のところまだ、

これって過去の世界なのか?そういうことならつじつまが合うな、現在は手遅れってことでもあるよな、

俺が頑張らないとな、魔王を倒して平和が戻るといいが


まあ今は今が大事だ!魔王を倒すことを考えるのは魔王が復活してからだなぁ!


「ギルマス、こっちのギルマスは。どうやら俺が魔王だと思っているらしい」

あぁああ

「どうします?カイル、僕から説明しましょうか?」

なんて天使なんだレイスはぁあ、神ってる、なんなら神だわこれ

くぅうう、でもそうするしかないし頼むか

「お願いしますぅ」


事が済んで一時期平和を取り戻した俺はしばらくこの国で冒険者として名を売ることになった

もし魔王が現れたりしても信頼があれば連携が取れるからな


今日から依頼頑張るか~

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