第7話 知らない国

治癒の魔法をかけても目が覚めない、水!

ウォーター

!?

「あれ、?カイル、ここは?」


「レイス!やっと目を覚ましたかぁ、ってっきり俺、」

もしこのまま起きなかったとなると、俺はどうなっていたことか、

でもこうして目を覚まして話している、よかった本当に。

「にしてもあの連中はこんなこと言ってたぞ、魔力がなんちゃらって、レイスの魔力狙いか?」

あれは放っておくべき存在ではない、てかなんで国が対処しないんだ?勢力が大きいのか?

どっちにしろ今後ぶつかる敵だ、注意しよう。

「今日、すぐだったが、町を出て他の場所へ移るか、ここは危ない」

賢明な判断なのだろうか、休ませるどころか一段と疲れさせてしまった。

今思えばあのレイスの動きを封じていたあいつの魔術?は何だ?まぁいいか

「賢明な判断です、途中で野宿でもしましょう」

野宿中だろうがお構いなしに攻撃するような奴らなのかもしれないが、他の人は巻き込みたくない


「レイス、もっと力を磨かないか?レイスは無限の可能性の伸びしろがある。明日にでも魔物退治など、どうか?」

このまま命をストックすればレイスは俺を超えるだろう、魔物も倒せるし一石二鳥!

そうこうしてるうちに夜が来て野宿の準備を始めた


「今日はここら辺で野宿しよう、俺が見張りをやるよ」


「大丈夫ですか?前みたいなことがあったりして、」

レイスは心配性だなぁ、まあそこもいいところなんだけどね

「大丈夫、ただ見張るだけだからさ。おやすみ」


「はい、おやすみなさい」

今思ったんだが、俺がシールドを張りながら寝ればいいのでは、、早くに気づけばよかった・・・

そういえばそうか、その時とっさに見つけたスキルだったからなぁ。

結果良ければよし!俺も寝るかぁー


月が沈み朝が来た


「うんんんん、ふぅ、おはよう、レイス」

うん。いい天気だ、

「ちょっと気長に行くか、到着までまだ遠いだろうし」

あと1か月半ってところか、まだまだだ、そういえば道の道中に森があるそうだ

何を言おうその森、魔物がうようよしているらしい

「なあレイス、いいとこ連れてってあげるよ!」


森に着いてすぐにリーフウルフの群れやなんかかえるみたいな化け物やらうようよいた

「どどど、ど、どこがいいところなんですかああああ!」


結局レイスは森周辺の魔物をほぼ倒して魔力はめちゃくちゃ上がったのである

「おぉー、ホントウニスベテタオストハ、すごいね!ちょっと今の魔力見てみる、鑑定」


名 レイス


魔力 248万


_________

なあ、こ、これはさすがに上がりすぎなのでは?

「なんか動きが軽くなった気がします!ほら!」

レイスがすごい速度で俺の後ろを取り、、、、拳を向けながら自慢げになっていた


こ、こえええぇ。

「あれ?レイス、魔力数値どんどん減ってるぞ?」

248万

29万


「はい、力を解放したときに魔力が上がるんです!最近知りました」

ん????てことは俺もスキルで魔力を抑えることができるのかな?

よし、魔力制御!ふううううううん!お、結構下がったな。


魔力 2800


もうこれはただの一般人だな、それ以下だけどね

「よいしょ」

魔力を抑えたら力はどれくらいになるか確かめるため、近くにある岩を殴ってみた、


ドーーーーん!


岩は思いっきり砕けた

あれ?これ、魔力の放出を抑えてるだけで力は変わらないのか、意外と便利そうだけどね

「何してるんですかー!?カイル!?」

すみませんんん


「本当にすみません!」

まぁ、力を制御できるとなると宗教のやつらにも絡まれにくくなるかもな


「お?見ろあれ、門があるぞ、これはぁ。国?こんなのあるって聞いてないぞ、ギルマスよ、」

途中にもあるなんて全く聞いてないぞ、、、

まぁいっか、今度こそ休憩のつもりでレッツゴー!

___________________________________________________________

門の前


「えー次、君たち身分証は?」


「冒険者カードがあります」

今回は前みたいに身分証がないわけでもないのですぐに通してもらうことに


「入っていいぞ」


「レイス、行こう!」

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