意外な一言
第1話
女「おばあちゃんが100歳になるから、誕生日プレゼントとして子猫をあげたんだ」
男「へー。で、おばあちゃんが死んだら猫はどうするの?」
女「その時は、私が責任取って殴り殺すよ」
男「ダメだよ、それは。猫が可哀想じゃないか!」
女「……意外。いつもならそんなこと言わないのに」
男「(ちょっと耳貸して)」
女「(え? 何?)」
男「(この会話、動物愛護団体に盗聴されてるよ)」
女「ハッハハー。私が猫なんて殺すわけないじゃん。殺すなら猫じゃなくて人を殺すよ」
男「(何言ってんの! 人も動物。愛護対象!)」
女「いや、それは違うでしょ」
意外な一言 @hanashiro_himeka
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます