応援コメント

あとがきという名の自評」への応援コメント

  • 自評付きにされたことに好感を持ちました。もっとも、平素改訂を繰り返してる身でこれをやると、「書いてるぐらいならさっさと改定しろよ」とか言われそうなんで、私はやらないんですが 笑。

    応募先の要項を確認しましたが、画像からイメージして文章をつくるタイプの「お題」なんですね。しかしここから重力なんたらみたいな話を着想されましたか……。イマジネーションは手放しで素晴らしいと思います。たぶん、まともに理屈を積み上げるタイプだと出てこない着想ですね。その意味では短めに短めに、シュールな世界を描写することに徹して、「そういう世界なんだ」と言いくるめて逃げ切るのが正解のように思われます。
    加えて、その設定世界から「精霊流し」を描いたロマンチシズムにも心を揺さぶられました。正直、お題の光景よりもずっと美しい世界が描けていると思います。
    私から申し上げるべき点があるなら、今少し文章を平易に、すっと胸に入るような文体を心がけてはいかがかと。情景描写に心を砕いて、話の順番に意を尽くすのはわかるのですが、そういうこと以前に、少しだけ、ですが、構えた文章になってるっぽいところを感じます。そのせいで、書かれていることを咀嚼するのに、やや間を置かなければならず、読む作業の抵抗になっている印象が。
    総じて言えば、説明すべきことに対して文字数が少ないと思われますので、内容を単純にするか、三千字ぐらいでゆったり書くか、ですね。ラストシーンは、オチらしいオチを持ってこなくても、読み手が十分納得できるぐらいのインパクトがありますんで、世界の荒廃をただ叙景的に書いて、ひときわ美しいシーンで締める、という形で、三千字程度にすることを、私なら考えます。

    べた褒めしたいんですけど、また余計なことを書いてしまいました w。またすばらしい着想の妙を読ませてください。

    作者からの返信

    応援コメントいつもありがとうございます

    着想を褒めていただき嬉しく思います。どうも私は着想に対して後付けで理由を考えていくタイプの書き方のようです。
     精霊流しは、薄ぼんやりとした光が点在している様子が似ているなと思い、ラストに持ってきました。今作はラストの空に流す精霊流しから組み立てていったプロットになります。
     すっと胸に入る文章。
     おっしゃる通り、SFの説明と情景描写でごちゃついている所があります。書いている本人が何とかならんもんか。と思うくらいのところです。直せなかった理由は二つ。実力不足と締切まで1時間を切っていたもので止まらずに書き切りました。

    丁寧な助言重ね重ねありがとうございました。