　16歳で音楽の道を志した山田君は

高校の授業が終わると真っ先に楽器を触るため

自宅にいそいそと駆け足で帰った。

そして、次々と覚えたコードを弾いたり

パワーコード、オルタネイトピッキングに

挑戦しマスターしていった。

近所の楽器屋さんでバンドメンバー募集の

チラシを見つけ、その場で携帯電話で連絡した。

丁度サイドギターのメンバー募集だった。

ギター好きな山田君は

一層ギターの練習に打ち入れ

いつか来るであろうデビューを夢見て

毎日ワクワクしている。

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