感想2「青く繕う」作者 矢向 亜紀 様
第二作目の感想は、 矢向 亜紀 様の「青く繕う」についてです。
https://kakuyomu.jp/works/16816927860067934251
矢向様の作品はこれまで何度か読ませていただき、大好きなので参加の文字を見て小躍りしました。
ありがとうございます。
今回は死神にまつわるファンタジー。色で分けられる死神、魂を天に送る方法が、これまで死神の作品とは異なり、興味深かったです。
さてネタバレ感想下記に書きます。
事故から始まる物語。
(私が勝手にヒロインだと思った)レイアが死に、訳もわからぬまま死神になった主人公、アルノ。
アルノを連れにきたコローとのやりとりが最初から何やら色気があって、ドキドキしました。ブロマンスって、これだよ、これっと思いながら二人の会話を読んでました。
郵便配達人になり、人の世界に住むコロー。アルノはクリーニング屋で。
青の死神として魂を天に送る仕事をする二人。
簡単に死んでいく人間、しかも無惨に殺されても、ただ見ることしかできない死神。アルノが友人が死んでしまう姿に取り乱す姿にちょっと泣きそうになりました。
あとこの友人が闇の世界で生きることになったことにも同情し、救われなかった彼の境遇にも酷く悲しくなりました。
友人の死を乗り越え、死神として過ごすアルノに、今度は過去の事件が。
曖昧な父の死、多くの人がなくなった大災厄の謎。
脇役と思っていたブライトの視点から始まり、解き明かされる、スカイ、コロー、クーの想い、関係。そして大災厄を導くきっかけ。
先が読みたい、この後どうなるのだろうと、ワクワクして読み続け、一気に読み切ってしまいました。
最後の因縁のバトルは圧巻でした。
ダークファンタジーのタグに相応しい、重い戦い。だけど、その先に救いがあって、読み終わった後、優しい余韻に浸れました。
最近ますます語彙力が低下していて、上手く感想を書けなくてすみません。
独特ファンタジーで、ブロマンスらしく男の友情にドキドキして、それぞれの登場人物の深い思いに胸を打たれたり、面白く読ませていただきました。
企画にご参加いただきありがとうございました。
次は水島紗鳥 様の「【完結】俺が超絶ヤンデレな幼馴染に精神を破壊されて堕ちるまで」https://kakuyomu.jp/works/16817330652961717184 についての感想になります。
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