14話 魔法の授業
学園その発端として
最初は学問を探求するための互助組織
つまるところギルドのようなものだったらしい。
そんな学園が進歩してきて若手を育てつつ、学問や科学の発展の場となりつつある。
そんな場所で今私がやってることはかなり基礎的なものが多い。
図を書くもの、計算
魔法陣の文字やその他の模写と
また計算。
はっきり言って見栄えのしないものである。
私は嫌いではないが
いや、飽きてきたから嫌いかもしれない。
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学園に入っての楽しみの一つは
このアリソン先生の授業である。
魔法の実験がほんの少し多いのと、結構わかりやすく面白い。
あと、大変眼福にございます。
「...........となる。このため、
こう言った系統分けになる。」
なるほど、魔法はいくつかの系統に分けられる。
一つ詠唱するもの。
長い物、短い物とあるが魔法を打つ際に詠唱することが主な発動の条件と考えられている。仮説として、神話や架空の物語から
その神や、物語を謳い恩恵を得る
と言ったものがあるらしい。
一応、熟練であれば言の葉を短縮あるいは省略できるらしい、がどちらにせよ
深い魔法と物語の理解、そして信仰が必要とか。
一つ、精霊に力を借りる
精霊と仲良くなれる清い魂を持ち、
そして何より精霊を知覚できるものに
しか使えない。
エルフなどが使えるらしいが
多分嘘ですね、私見えないんだが?
一つ魔法陣を自ら作りそれに魔力を流し込む
これは最近になって進歩してきた技術で
特定の文字や紋様、マーク、その他
などを組み合わせて魔法陣を自ら作り
魔法を打ち出す
他の魔法とも比べとても難しいもので、
魔力制御のための杖がいる
一つ儀式形式のもの
大掛かりな魔法陣、触媒や多くの人手を必要とする。主に結界や祭儀、召喚などに用いられる。とても歴史の深く、またその国々や熟練の魔法使いの秘技なものがほとんどである
魔法の形式を大きく分けるとこれらになる
なるほど
シュバルツ家でも魔法の本を読んだことがあったな。
確か、一つ目の詠唱の魔法と
魔法陣を書く魔法が書かれていたな。
私も一応少しなら魔法陣を使うタイプの魔法も使えるけど、難しいタイプだったのか
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時間が過ぎるのは早いもので
慣れない授業もおわった。
楽しみにしていた昼食の時間だ
今日の昼食は
お肉と野菜の挟まれた
シンプルなサンドイッチ
野菜は一度茹でられているのか少し
甘い気がする。
飲み物は
果実?のような匂いのついたドリンク
そしてドライフルーツ?っぽいなにか
も小さい入れ物に入っていた。
この中世の時代にあるのか
この学校は食堂もあるが、夕食のブリスケットが美味しかったので
サンドイッチに入れてもらった
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学園の緑の生い茂る場所に体を
預けてみた
サンドイッチを楽しんでいると
人影が近づいてきた
???「少しよろしくて?」
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