13話 入学式と制服
やっと入学式だ
どうやら他の推薦ではない
貴族や一般の人の試験の結果を出していたらしい。
入学式が昨日はなく、私たち《貴族》は
早く帰れたのはそうゆう事だったのか。
今日も昨日のように適当について行く事に
しよう。
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受験生とその他先生が何人かいて
生徒たちを誘導している。
しかし、整列とかしないんだね
雑多というか、まあ一応前にゆっくり歩んでるけど
あと、昨日はあんまりなかったのにほんの少しだが、ポツリとグループができてない?
耳の長いグループ、獣人のグループはまあ出来そうだけど、ひょっとして知り合い同士か?
あるいはコミュ力お化けか?
前にいかにもな雰囲気の威厳ある
おじいさん?が出てきた。長く携えた髭
しっかりとした足取りで台?か何かに乗り出し
カツン
「よく来た、若人よ。
まずは入学おめでとう君達。
試験を受けた生徒たちは三日間も待たせてしまいすまなかった。厳正なる審判により君達は選ばれたわけだ。」
「さあ、君達は何を選ぶ?
数多くある叡智を求めるか?
魔術の深淵へと沈み込み狂気に濡れるか、
あるいは国のために尽くすためにその身と頭をより高めるも良いだろう。求めたまへ。
歩み、悩み、立ち上がり、また悩む
そんな君たちを私たちは全力で応援しよう。」
その後拍手が鳴り響いた。
きちんと聞いてるものに、つまらなそうなもの。何考えてるかわかんないけど謎にドヤ顔をしている金持ちっぽい人達。
私もとりあえずクールぶっておいた。
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クラス分けがされ、そのクラスへと向かった。どうやらこのクラス分けは
受けられる講義が制限されるとかではなく
きちんと進級すればどの講義も受けられるらしい。ある程度成績の良いもの、また
上のクラスは基礎的な講義を飛ばしたり
免除にできるらしい。
なるほどね。ざっくりと目の前に置かれている資料に目を通したらこんなものかな。
一応受けるべき講義と受けられる講義も書いてある。前姉様にもらった奴の詳しい版かな?
その他の紙はまあ、後で見よう。
で後この謎の箱がある。木箱だ平たくて、でも少し厚みがある。
そして丁寧に学校か領地のか知らないけどマークが書いてある。カッケェ
カツカツカツ
誰かが入ってきた。
「全員揃っているかな?」
長身のローブを来た女性が入ってきた。
明るめな茶髪に左半分から白くなっている
結構若い
「私はアリソン・マドレーヌ
一年このクラスを担当します。
基本属性のある魔法や、基本的な魔力の制御を教えることになります。得意なのは氷属性」
「さて、私の軽い自己紹介が済んだので、
そうですね....まずは皆さんの目の前にあるものから。そちらはこの学園に関する書類。
そしてそちらの箱に入っているのは皆さんが着る制服です。ほら、開けてください」
パコッ
おお、おう
折り畳まれたスカート、シャツ
上着、そしてその下に大きい布
ローブかコートと言った冬用の上着か何かだろうか?
「みなさんには明日からその制服を着て学園に来ていただきます。また、そのチェーンの飾りを必ずつけること。夏はズボンや剣につけることを許可します。基本は上着につけること。」
「まあ、今日はその上着とチェーンだけつけて過ごして下さい。」
箱の右の方に小さい箱があり
確かに金属のチェーンと箱の蓋についていたものと同じマークの装飾がある
「それでは学校についての大まかな説明と〜〜」
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「以上です。何か質問は?」
ほーん、成程。
そういえば全然関係ないけど、なんで先生
髪が半分白いんだろ?
「はい先生」
「どうぞ」
「なんで髪が半分白いんですか?
それとも半分が茶色なんですか?」
おっいいぞ見知らぬ男子生徒よ
「若気の至りというか、昔少し
魔法を使っていて、やらかしました」
何をしたんだろうか。
あと男子生徒たちよ鼻の下を伸ばすな。私が先に目をつけたんだからな。
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