第2話
「私はいつも無力だ。」
いつも、そう考えていた。でも、今は違う。どこか、頑張れるような気がした。
きっと彼のおかげだろうか。私は母の手を力づくで離し、もともと彼が住んでいた所へと向かった。
家は完全に消火されていたが前の姿も分からないぐらいに壊れていた。
足元に落ちていたタブレット、彼が好きなものだろうか。
追いかけていると彼と同じ名字の家に辿り着いた。
私はチャイムを鳴らした。
逃走 Rotten flower @Rotten_flower
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