応援コメント

第241話 こいつがジェットで帰還とか……そりゃ何か起きますよ」への応援コメント

  • 味方の女性はみんなレディ
    敵の女性はガキかオバハンと…

    作者からの返信

    セレスタミン様

    コメントありがとうございます!

    まあ、自分勝手な男ですから。笑


    ……というのは建前で、せっかくここを拾って頂いたので、裏話を一つ。

    実はここ結構複雑な心理描写だったりしてます。話全体の流れからユーリの奔放さにミスリードするため敢えてわかりにくくしてます。汗

    敵味方関係なく女性に対しても適当なユーリが、敢えてリンファを「レディ」と言ったこと。そしてトアを「ガキ」だと言ったこと。(カノンやエミリアも子供扱いですが)

    敢えてトアを「ガキ」だとリンファに言ったのは、トアがこの先長くは生きられない事すら知らないと言う暗示です。ホムンクルスですから、ユーリ同様消えてしまう存在ですね。

    そしてトアには自分がトアを「ガキ」だと称しておきながら、「女は幾つになってもレディ」だと言ってのけてます。
    舌の根も乾かぬうちに……という所ですが、これは暗にリンファ達に「一端の女として扱ってやってくれ」転じて「人として受け入れてやってくれ」というユーリなりのお願いです。

    先程のトアが長くない事の暗示も加えて、いい女のお前なら子どもくらい受け入れてくれるだろ?

    という意味も含んでます。相反する意味ではありますが、二つの意味を持たせ、リンファにだけ分かるように伝える。
    しかもこういう時だけレディ扱い……酷い男だと思いますが、それがユーリですね。

    これに気づいたからこそ、いや気づいてしまったからこそ、リンファは「チッ」と舌打ちだけでそれ以上は何も言わなかった……という感じですね。

    この舌打ちはトアへ対してと言うより、ユーリに対する「調子の良いことを言いやがって」と言う苛立ちと、自分自身への「ユーリに毒されてるな」というやり場のない二つの感情の吐露ですね。

    トアはもちろんそんな事に気づかず……自分が「ガキ」と呼ばれたことすら忘れる能天気ぶりなので、「デボラ」を引き合いに出してます。

    これもトアとリンファの差ですね。

    経験の差。
    ユーリという男への免疫の差。

    ユーリが女性をレディ扱いするなんて、基本的にありませんから。笑

    それらを踏まえてその後のリンファとトア、そしてそれに対するユーリの発言を見てもらえると、リンファの「レディ」ぶりが分かるかなと思います。

    正直言って、ここを拾われるとは思わなかったです。笑


    敢えてかなり分かりづらくして、ユーリの馬鹿さ加減で乗り切る予定だったのですが……笑。


    せっかく拾って頂けたので、ちょっと嬉しくなって長文失礼しました。

    編集済