第125話 三章前半までの登場人物紹介
第三章前半までの登場人物とそれぞれの解説になります。
☆☆☆
ユーリ部隊(名前は未だ無い)
ユーリとカノンの二人だけのチーム。(三章半分過ぎても)つい最近【国土開放軍】少佐クロエが臨時で入ってるが……今後増えるかは未定。全てが未知数で、今のところトラブルを起こすだけのお荷物部隊。(三章が半分も終わったというのに……)
ユーリ・ナルカミ
年齢23歳。身長182センチ。
鍛え上げられた肉体と経験豊富な戦闘スキルで敵を倒す。モグリとして活動していたらしいが、イスタンブールに来る前の経歴は明かされていない。
どうやらとある研究施設で、戦うために生み出されたデザイナーベビー。幼少期から戦うことだけに特化した訓練を積みながら、その実学校にも通っていたという少し特殊な経歴をもつ。
基本的には適当なことばかり言う自由人。誰に対しても本音をぶつけるので仲良くなるか思い切り仲違いするかの二択な人物。
どうやら昔馴染みが数人故人になっているようだが……ユーリ同様戦う訓練を積んできた仲間が死んだ理由は不明。
モデルナノマシン:不明
カノン・バーンズ
年齢20歳。身長149センチ。
ユーリの相棒。アホの子。
オペレーター兼ハンターとして活躍するアホの子。ユーリをして「脅威の成長速度」と言わしめるだけの潜在能力を持ち合わせている模様。
愛されキャラとして周囲から可愛がられている。
ボケボケでアホな子であるが、実は作中屈指の頭脳の持ち主(←本人談)
短時間とは言え、異なる視覚の同時処理を熟すなど、作中屈指の頭脳の持ち主という本人談が、少々現実味を帯びてきている。
実は医療保険局が生み出したホムンクルスの一体。サイラスが潰した研究所で保護した一人。
戦いから避けて育てられたが、何の因果か遺伝子が覚醒して戦場へと身を投じる事に。
祖父の心配を他所に今日も元気に戦斧を振り回している。
モデルナノマシン:なし(ホムンクルスとして改造された遺伝子の覚醒により戦う)
☆☆☆
部隊名:荒野の白鳥 通称シグナス
経験豊富で安定感のある部隊。
攻撃・回復・防御とどれをとっても一級品で、たった一部隊で完結する。
総合力NO1の評価に違わない実力をもった部隊。
エレナ・クラウディア
年齢24歳。身長170センチ。
シグナスのリーダーにしてオリハルコン等級のハンター。
その実力とルックスから【戦姫】と呼ばれファンクラブがあるほど。
真面目で周囲に気遣いも出来るが、最近はユーリの影響からか、状況次第で我を通すこともしばしば。
どうやら【軍】出身で、クロエと浅からぬ縁があるようだが……
モデルナノマシン:マルバス(
特殊能力:治癒魔法、真眼(本質を見抜く目)
フェン
年齢22歳 身長172センチ
シグナスの斥候を務める。軽装と二本のダガーを使用する手数の多い戦士。
ユーリの事があまり好きではない。
ユーリをして「まあまあ」と言わしめる戦闘能力だが、本人はユーリにやられた事で、その実力不足を痛感している。
アデルと良く喧嘩しているが……
モデルナノマシン:不明
アデル
年齢21歳 身長161センチ
シグナスの火力係。大規模魔法をポンポン放てるだけの魔力を有する正真正銘の魔法少女。
あっけらかんとした性格で思った事を直ぐに口に出す。
そのためフェンと良く喧嘩になるのだが……
モデルナノマシン:不明
ラルド
年齢23歳 身長193センチ
シグナスの頼れる盾。動きにくそうな重装備に身を包み、巨大な戦鎚を振り回す怪力。ただし本人は気が弱く心優しい青年。
エリーをして、「中々固い」と言わしめるだけの肉体強度を誇っており、並大抵の攻撃は受け止める。
モデルナノマシン:不明
リザ
シグナスの担当オペレーター。ハキハキした真面目な性格だが、その実エレナのファンクラブ会員であったりする。
ちなみにその事をエレナは知らない。
☆☆☆
部隊名:砂漠の鷲 通称アクィラ
男性四人で構成されたチームという事意外分かっていない。
ダンテ
身長180センチ 年齢33歳
アクィラのリーダーを務める褐色肌にホワイトヘアの伊達男。本人曰くギャンブラーという事だが、あまり強くはない模様。
エレナを「
エレナからの信頼も厚い出来る男……だと思う。
モデルナノマシン:不明
☆☆☆
部隊名:焦土の鳳凰 通称フェニックス
たった二人で構成された部隊。エミリアの復活能力を軸に戦うが、その戦いをユーリに否定されて、現在少々考える所があり。最近リンファとゲオルグが臨時で合流している。
エミリア・パーシヴァル
身長156センチ 年齢21歳
特徴的な縦巻きプラチナブロンドとドレスに似た服、扇で口元を隠して表情を読ませない悪役令嬢真っ青な女性。年齢的には女性だが、カノン同様見た目に幼くユーリをして子供だと思われている。
フェニックスの名に恥じぬ復活能力を有したエリート中のエリートだが、エレナ同様なぜ【軍】ではなくハンターとして活動しているかは不明。
どうやら本人の性格が原因のようだが……
蛇腹剣というロマン武器を使いこなし、中近距離で戦う。
モデルナノマシン:フェニックス(
特殊能力:復活(1日5回まで)
ルカ・ドラグニル
身長173センチ 年齢21歳
ミントグリーンに輝く髪をセンター分けにした王子様然とした青年。華奢な見た目に反して無骨な大剣を振り回す。
エミリアに付き従うような雰囲気から、どうしても従者のようなイメージを与えてしまうが……
モデルナノマシン:不明
ゲオルグ・アウグスト・フォン・ドナースマルク・ツー・イーゼンベルク・ウント・ゲッティンゲン(臨時)
年齢38歳。身長212センチ。
恵まれた体躯と特徴的なカイゼル髭を持つ衛士隊の元隊長。
元々は軍出身であるが、奪還間もないイスタンブールでリンファの父が必死に市民を守る姿を見て、そのように生きたいと衛士隊の門を叩いた。
下手に強すぎる能力ゆえ、自覚するほどの経験不足。
それを補って余りあるガッツと身体能力が武器である。
一連の騒動の責任を感じ、以前から心に決めていた隊長職と共に衛士を辞して、サイラスの組織へと身を置くことに。
38歳ながら身体が大きくなるなど、どうやら未だ成長を続けているようで、戦闘面でもルカをして憧れを抱かれる程頼りになるようだ。
モデルナノマシン:ヘカトンケイル(
特殊能力:百手(一振りで一度に複数回の衝撃を与えられる)
リー・リンファ
年齢27歳 身長167センチ
長い黒青色の三つ編みと、吊り目がち深緑の瞳が特徴的な女性。
衛士隊の分隊長を務めていた才女であり、その実出身地である巨大スラム地区クーロンの犯罪者を見逃し、武器を横流ししていた。
クーロンが企んでいた革命を止めようと奔走するも、中々上手くいかず。
クーロンを扇動していた男を追い詰めるも、返り討ちにあったところを駆けつけたユーリに助けられた。
ユーリには感謝してはいるが、恋愛対象としては見ていないとのこと。
基本的には賢く優秀な女性だが、少々激情にかられることも……。
クーロンの事件の後、ゲオルグ同様サイラスの組織へと身を寄せている。
現在は臨時に所属しているチームでの人間関係を模索中。
モデルナノマシン:ナーガ(
特殊能力:(毒、毒無効)
☆☆☆
部隊名:草原の風鳥 通称アプス
女性四人で構成されたチーム。リーダーがやたらオドオドしている……かと思えば戦闘狂という良く分からないチーム。
ノエル・ハイネマン。
アプスのリーダーにして戦闘狂の一面をもつ二重人格者。
濃紺色のツインテールと眼帯がトレードマーク。
眼帯を外すと凶暴化し、殺戮マシーンと化すが、実はユーリとは違い、冷静に相手を切り刻むことだけを考える為、以外にもチームプレイは得意だったりする。
長い爪を模したナイフがついたグローブ、という独特の武器をもって戦う。
モデルナノマシン:ジャック・ザ・リッパー(
特殊能力:不明
☆☆☆
ハンター協会イスタンブール支部
サイラス・グレイ
年齢57歳。身長180センチ。
ハンター協会イスタンブール支部を預かる男性。年齢通りの白髪に髭面だが、彫りが深く整った顔は、老人というよりナイスシルバーなイケジジ。
20年前にイスタンブール奪還を果たした【イスタンブールの英雄】。だが今は【人文再生機関】に対して隠れて牙を研ぐテロリストの親玉。
基本的には合理主義者だが……結構情に脆かったりする。
若い頃はイスタンブール奪還前に、悪の組織の研究施設を潰せるくらいには尖っていた模様。その時ホムンクルスであるクレアやカノンを保護して育てた。
本人曰く、今のエレナやユーリ程度であれば自分の方が強いとのこと。
モデルナノマシン:不明
クレア・ボールドウィン
年齢26歳。身長164センチ。
サイラス支部長の右腕的存在。いつも貼り付けた笑顔をたたえたスレンダー美人。
サイラスを「閣下」と呼びしたい、サイラスの事になるとちょっと暴走しがち。
ゲオルグ、ユーリ、ヒョウと名だたる早食い自慢をしても、呆然とするほどの早食いの能力を持つ。
サイラスのため、何時いかなる時でも動けるよう食事を手早く済ませるのは基本らしい。
その正体は生体兵器として生み出されたホムンクルス。
本人曰く、失敗作のため戦う能力はない。とのことだが、能力を持たない個体が6歳まで生かされていた理由は不明。
☆☆☆
【国土解放軍】
ロイド・アークライト
年齢39歳 身長177センチ
若くして軍総司令官の椅子に座る男。サイラスをして俊英と言わせるだけの男。
どうやら【人文】を秘密裏に分裂させながら、怪しい事を画策中。
現在はダンジョンというお伽噺を追いかけているが、どうやら勝算があるようで……
チョコレートケーキが好き。
モデルナノマシン:不明
シェリー
身長160センチ 年齢:不明
ロイドの専属メイドにして、口の悪いツッコミ役。
ロイドの事に対して歯に衣着せぬ物言いが出来る唯一の存在。
その口ぶりからも二人の信頼は厚いことだけは分かる。
チョコレートが苦手。
モデルナノマシン:不明
クロエ・ヴァンタール
年齢24歳 身長168センチ
ヴァンタール家の天才と呼ばれる若き少佐。
橙の髪の毛をハーフアップにし、大きな瞳と通った鼻筋はエレナに負けじ劣らずの美人だが、その中身は結構残念。
しかしながら【火焔の剣姫】の二つ名に違わぬ、炎を纏った剣技は見るものを圧倒する。
エレナとは騎士学校時代の同期にして元親友。
何かしらの因縁があるようだが……
現在はサイラスの策略にはまり、臨時でユーリ部隊に張り付いている。
モデルナノマシン:不明
☆☆☆
協力者
リリア・オーベル
年齢21歳。身長165センチ。
路地裏のダイニングバーで歌を歌いながら給仕をする女性。
幼い頃に両親に拾われているため血は繋がっていない。
ユーリの事がちょっと気になる。
その歌声は、聞くもの全てを魅了する程の圧倒的存在感を放つ。
でも本人は、ちょっとあがり症で、素直になれない年相応の女の子。
イスタンブール奪還祭で、脅威の歌声を披露して一躍時の人に。
最近は店が忙しいが、実は休日にユーリとちょこちょこ出掛けている。
三章後半からようやく出番が増える予定の人。
ヒョウ・ミナモト【情報屋】
年齢23歳 身長177センチ
ユーリの幼馴染にして悪友。
幼い頃から二人で色々な事をしてきたようで、その絆は誰よりも太く強い。
通信一本でイスタンブール最大ファミリーのドンを動かせる程、裏の世界に精通している男だが、実際は悪戯好きの困った奴。
能力のコントロールが出来ず、誰彼構わずヒョウに対して好感や親しみを感じてしまう。
やたらとお金に執着し、友人であるユーリからも遠慮なく巻き上げていくが、ユーリ本人はそれを「仕方がない」と笑うくらいには理由がありそうだ。
マモいわく、八咫烏の副長とタメを張るくらいの実力者らしいが……
その評価に違わぬ剣技で、元オリハルコン等級のハンター二人を一瞬で屠り、襲撃してきたホムンクルスをも返り討ちにしている。
ユーリ曰く、エレナとサイラスが二人がかりでも全く歯が立たないくらい強いとのこと。
モデルナノマシン:不明
ゲンゾウ・イワクラ
年齢68歳 身長211センチ
二章の紹介に漏れていた一つ目の鍛冶屋。
実は元技術開発局所属の凄腕。
ちなみに能力者としても覚醒しており、戦っても強い。
カノンが使う戦斧を準備した男。
クラウス・バーンズ
年齢68歳 身長171センチ
カノンの祖父にしてその生誕に関わった研究者。
自分の研究が禁忌に触れている事を知って、ゲンゾウに助けを求めた。
その結果、研究施設はサイラス達に滅ぼされたが、カノンを引き取って今日まで育てている。
カノンを育てる理由は、本人曰く罪滅ぼしの偽善。
カノンに対しての罪の意識と、自分が裏切った事で命を落とした研究者へに対する罪の意識の両方。
マルコ・ロマーニ
年齢38歳。身長177センチ。
レオーネファミリーに所属していたダンディな男。ユーリの手引で因縁あるドン・レオーネと直接対決をした。
組織を刷新し、今は新生レオーネファミリーにてNo.2のポジションで辣腕を振るっている。
年齢身長不明
黒髪ポニーテールの小柄な女性。
ユーリやヒョウの幼馴染らしい女性。
心を読むサトリというモンスターの能力を宿しており、ユーリ曰く「技を出す前に押さえられる程の実力者」とのこと。
何故そんな実力者が既に他界しているのかは不明。
祭り好きで、昔はユーリやヒョウが巻き込まれた事もしばしば。
モデルナノマシン:サトリ?
☆☆☆
【八咫烏】
250年以上前に極東の島国で結成された、対異形特殊部隊の名前を冠する組織。
目的も構成人員も不明な集団。
エリー(本名不明)
赤髪に赤眼と言う派手な女性。吊り目がちな美人だが、口調は男性のように荒々しく、その戦いぶりも荒々しい。
素手でエレナを圧倒し、その剣を叩き折る実力の持ち主。
エレナを「温室育ち」と評するなど、並々ならぬ人生を歩んできたようだが……
モデルナノマシン:不明
マモ(本名不明)
濡羽色の髪の毛に、大きくタレ目がちな瞳。女性らしい体つきと、おっとりとした喋り方が特徴の女性。
下駄を好んで履き、カラコロと音を立てて歩く。
実力は分からないが、心を読む能力者を闘気だけで圧倒できる程の力を持っている。
勘がよく当たるような口ぶり。
モデルナノマシン:不明
リク(初代:死亡)
身長171センチ 年齢不詳
本人曰く、【八咫烏】の第九席。ホムンクルスとして生み出され、ジョゼフ医療保険局長の個人的依頼で能力開発局局長を暗殺した。
その時に遭遇したヒョウに殺される。
幻影を見せる能力を有しており、ヒョウがその点を非常に気にしていた。
☆☆☆
その他
ジョゼフ・チャーチ
現医療保険局局長でありながら、地下に潜ってホムンクルス研究を続けるマッド・サイエンティスト。研究を無駄扱いされた事を腹いせに、地下で【人文】相手に牙を研いでいる。
能力開発局局長に個人的恨みがあったのか、ホムンクルスを差し向けて暗殺している。
心を読む男(死亡)
身長175センチ 年齢不詳
元軍警の男。
エリーとマモにより、無理やり心を読む能力を持つナノマシンを投与され、一時的に適合してしまった男性。
最後はナノマシンがもたらす破壊衝動に取り憑かれ、自分が何なのかも分からなくなった所を、憐れんだユーリにより殺された。
今後もキャラやその詳細が増えていくかと思いますので、各章の最後に一度整理出来るよう載せていきます。
……ヤバい。三章前半でこの量はヤバい。これ、最終章とかすごい量になるんじゃ……
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