ブラコンが過ぎる妹による禁断のイチャラブASMR

黒ノ時計

ブラコンな妹による妹依存症の刑

注:( )は環境音、場面説明、(※)はあなたのせりふです。


(昼休み、あなたが廊下を歩いていると妹の凛とすれ違う)


「あら、兄さん。こんにちは」


(※こんにちは、凛)


「兄さん、昼食はちゃんと食べましたか? まさか、また10秒チャージとかの適当な飲料で済ませていないでしょうね?」


(※そんなことないよー)


「そんなことないって言いつつも、棒読みじゃないですか。食べてないんですね? 全く、私の兄はどうしてこうもだらしない……。ほら、言ったそばからネクタイが曲がっています。貸してくださいな、私が締めて差し上げます」


(※いや、自分でできる)


「自分でできないから、こんなことになってるんでしょう? いいから、貸してください! (あなたのネクタイをギュッと締め上げながら)本当にどうしようもない兄さん。どうして、ネクタイの一つもまともに結べないのでしょうか? 高校に上がってもこんな調子じゃあ、一体いつになったら妹離れができるようになるのでしょうか? 兄さんの考えを、ちょっと教えてもらえませんか?」


(※いや、それは……)


「口ごもることもないでしょう? どうしたら、だらしない生活態度が改善されるのかを聞いているんですから」


(※そんなことで怒ることないんじゃないか……?)


「そんなこと……? 怒ることじゃない……? (ネクタイをぎゅううと締め付ける)何を、言ってるんですか!」


(※く、くるしい……)


「どうでも良かったら、こんなにも口うるさく言ってないでしょう。兄さんがだらしないと、妹の私までだらしないと思われるじゃないですか。それに、兄さんの評判が下がることを私が良しとしません。私の自慢の兄だということを、いつも胸を張って周囲に言い張りたいところを本人がこれじゃどうしようもないじゃないですか。割といつも言っているはずなのに、どうして三歩歩いたら忘れるんでしょうか? それとも、忘れてしまわないように体に痛みなどを与えて差し上げた方がいいのかしら? 兄さんが痛いのがお好みだと言うのなら、それもいいですけど!(ぎゅぅぅぅぅぅ)」


(※しまってる……。く、くるし……)


「これくらいは我慢してください。されるのが嫌なら、最初からちゃんとしてください。返事は?」


(※はいはい……)


「はい、は一回」


(※……はい、すみませんでした)


「全く……。今日こそは自分で昼食を買って食べるって言葉を信じてお弁当を持ってきてませんし……。もしも食べない気なら、私にも考えがありますからね。せいぜい、明日を楽しみにしていることです。それじゃあ、そろそろ午後の授業が始まりますので、私は行きますね。放課後はいつも通り迎えに行きますから、勝手にどこかに行かないように。もしもいなくなっているようだったら、次からは首輪を持ってくる必要があるかもしれませんから、そのつもりでいてくださいね」


(〜〜放課後、いつも通りに凛と一緒に帰宅した〜〜)


「ただいま……。もう、誰も見てませんね? 兄〜さん!」


(凛があなたに抱きついた)


(※凛、急に抱きついたらビックリするだろ)


「だって、学校ではずっと我慢をしていたんですもの。兄さんに全然くっつけないから、ついイライラして当たりが悪くなってしまって……。でも、兄さんもいけないんですよ? ご飯をちゃんと食べないし、身だしなみを崩したり……。どうして、そんな天邪鬼なことをするんですか?」


(※ごめん……。友達とふざけてたら、いつの間にか……)


「お友達とふざけて、ですか。まあ、友人は大事にするべきですが、おふざけは程々にしておいてくださいね? もしかして、お昼を抜いたのにも理由があるんですか?」


(※お財布を忘れた……)


「え、財布忘れたんですか? 言ってくれれば、私が出したのに……」


(※それが嫌だったから言わなかった)


「嫌だったなんて……。昼食代を妹に奢られたくらいで傷つくような安く脆いプライドなんて捨ててしまってください。それで兄さんの体調が崩れたりしたら、その時はどうにかなってしまいそうです」


(※ごめん、気をつけるよ)


「本当に気をつけてください。確認しなかった私にも落ち度があったかもしれませんが、財布くらい忘れないようにしてください。こうなったら、私が財布を管理しましょうか? 無駄遣いもしなくなって、一石二鳥だと思うんですが」


(※そこまではしなくて大丈夫)


「そうですか? それなら、兄さんの言葉を信じましょう」


(※いいのか?)


「別に。私は兄さんになら騙されても、酷いことをされても良いって思ってますから。そうでなければ、とっくに兄さんのことを見限っています。だからこそ、兄さんにはもっとしっかりして欲しい……そう思っています。ただ、家の中ではだらしなくても構いませんけどね。むしろ、もっとダメになってくれて、私なしじゃ生きていけないくらいになってくれると嬉しいわ」


(※それは困るな……)


「困った顔の兄さんも好きよ、私。それじゃあ、ちょっと遅くなったけど……。んちゅ。ふふ、頬にキスしちゃった。ほら、兄さんに変な女が寄り付かないようにするお呪い」


(※流石に、高校生でキスは恥ずかしい)


「いいじゃない、誰も見てないんだし。どうせ、お父さんとお母さんもいないんだし。私たちは一心同体、でしょう? それとも、私がいたら嫌?」


(※嫌じゃない)


「なら、何も問題ないわね。それじゃあ、まずは昼食を抜いてしまった兄さんのためにちょっと早い晩御飯の支度をしないと。ほら、兄さんも手を洗って。その後は何もしないでソファで大人しく待ってて頂戴ね」


(〜〜晩御飯の後、あなたは食べ過ぎてお腹が苦しいくらいになっていた〜〜)


(※ご、ご馳走様……)


「はい、お粗末さまでした。偉いわね、今日も綺麗に全部食べてくれて。兄さん、私の作ったご飯を残したことがないから本当に作りがいがあるわ」


(※凛が一生懸命作ってくれたご飯を残したくない)


「私のご飯を残したくないなんて、本当に嬉しいことを言ってくれるわね。このままデザートをサービスしても良いけど……。兄さんが全部食べてくれそうなギリギリの量を狙ったから、流石に無理よね。ねえ、兄さん。ちょっと隣行くけど、良いわよね?」


(※どうぞ)


「ふふ、ありがとう。じゃあ、テーブルを迂回して……。はい、お待たせしました。お腹、苦しそうだから私が隣で優しく摩ってあげる。私の白くてスベスベなお肌で、服の下に手を通して……。ほら、ナデナデ……。どうかしら? 普段からスキンケアは怠ってないはずだから、触り心地は抜群なはずなのだけど」


(※うん、凄く気持ち良いよ)


「そう、それなら良かった。それにしても、兄さんの肌もスベスベしていますよね。私たち、兄妹だから肌の質感が似ていることに疑問は感じませんが、どうしてケアをあまりしていない兄さんが私と同じレベルの質感を保っているかが不思議です。男の人って、一体どんな魔法を使っているのかしら? とっても、とっても気になるわ〜」


(※……何が言いたいんだ?)


「あら、兄さんなら私が言いたいことくらい分かってるくせに。どうして、分からないフリなんてするの? もしかして、私に意地悪されたいのかしら? そう言えば、いつも学校では私の方が兄さんを尻に敷いているみたいに皆んなに見せているけれど、その時の兄さんは怒られると若干声が高くなって嬉しそうなのよね。もしかして、兄さんってマゾだったりするのかしら?」


(※いや、そんなことはないと思うけど……)


「そんなことないと思う、けど? どうしてそんなにも自信が無さそうなの? 自分のことなんだし、違うのなら違うってはっきり言えばいいのに……。(耳元に口を寄せて囁く)そうしないということは、つまり……。多かれ少なかれ、きっと兄さんも自覚があるということなんでしょうね。(耳元から口を離して)こんなこと、きっと私以外の人間は知らないでしょうね。兄さんは率先して先頭に立って皆んなを引っ張る立場になることが多いですから、頼られることも多いでしょうに。知っていますよ、私。兄さんに気があるっていう女生徒が結構多いことを」


(※そんなことないだろう)


「そんなことない? まあ、兄さんはそういう感情や視線には鈍感ですからね。(ぼそっと)むしろ、そのお陰で私の好意をぶつけやすいのもありますし。いえ、何でもないですよ。ともかく、兄さんが虐められるのが好きなマゾの変態だと言うことを知っていても、なお好きになってくれる女性はきっと限りがあると思うんです。その点、私は兄さんがマゾの変態だと知っていたとしても、私は兄さんをお慕い続けますから。(ぼそっと)何ならいっそ、このまま本物のマゾに調教すれば、私以外の女は……。うふふ、私ってば何か言ったかしら? さて、かなり話の腰を折ってしまったけれど、そろそろ言ってみてくれないかしら? 私が、一体兄さんに何を望んでいるのか。どう? 分からないかしら?」


(※……十中八九、お風呂に一緒に入りたいとかじゃないのか?)


「兄さん……。良い歳して妹とお風呂に入りたいだなんて……。兄さんのえっち」


(※なら、違うのか?)


「いいえ、悔しいことに全くもって大正解です。やっぱり、兄さんは妹のことをよく分かっているのね。まるで頭の中身自体を共有しているみたいだわ」


(※……言っておくが、入らないぞ?)


「あら、断るの? どうしてかしら? 別に赤の他人ってわけじゃないし、幼い時からお互いの裸くらい何度も見ているのだから問題ないじゃない。むしろ、兄妹同士で仲睦まじくお風呂に入るなんてシチュエーションは、これ以上ないくらい健全かつ微笑ましいと思うのだけれど」


(※いや、小さい頃とは色々違うだろう……)


「色々と違う? 確かに、兄さんは前よりも逞しくなったし、私も胸とかは成長しているけれど……。兄妹なんだから、別に発情したりしないでしょう? それとも、兄さんは世界一可愛いくて、お世話焼きで、これ以上ないくらい兄さんが好きなだけの妹に色目を使うのかしら? 私からすれば、それはそれでとても嬉しい限りだけどね」


(※そんなことは……ない)


「否定しているけれど、ちょっと間があったわね。迷ってるの? それとも、否定しずらかっただけ? どちらにせよ、兄さんが私に欲情しないことを証明する方法が一つあるわ」


(※それは?)


「当然、決まっているでしょう。一緒にお風呂に入ればいいのよ。そうすれば、兄さんが私に欲情なんてしないってことが自然と分かるもの。私は一緒にお風呂に入ることだってできるし、一石二鳥ね」


(※何か、話がすり替えられている気が……)


「話のすり替え? そんなことはしてないわ。お互いの正当性を確かめ合うためにお風呂に入るのだから。さて、そうと決まればお風呂を沸かさないとね」


(※凛、俺は一緒に入るとは言ってないぞ?)


「ここまできて、まだ駄々をこねるの? 小さな子供じゃあるまいし、いい加減に観念しなさい。もし、一緒に入らないというのなら、兄さんがパソコンに保存しているえっちな画像をご学友に横流ししても良いのよ?」


(※どうしてそのことを……)


「私が兄さんのことで分からないことなんてないの。偶に、兄さんがパソコンを使っているのを横で見させてもらっているでしょう? そのときに、ふと怪しげなフォルダがあったから気になって見ただけなのだけど……。兄さんはパスワードを隠す気がないのか、私がいようといなかろうと、堂々とパスワードを打っているからログインは簡単にできるし」


(※俺のプライバシーは……)


「兄さんが怪しい何かに引っ掛かってないかを監督する権利が、私にはあるわ。それに、もしも見たいのなら私のパソコンの中だって隅々まで見たって良いのよ? 何なら、私のおかずが何かも見せてあげましょうか?」


(※……いや、何だか知ってはいけない気がするからいい)


「あら、そう。まあ、でも安心して。もし、兄さんがお風呂に入らない選択をしても、横流ししたりなんてしないわ。私だって、そこまで鬼じゃないもの。人の秘密は死ぬまで墓場に持って行ってあげるわ。(ボソッと、恩讐を込めて)兄さんが彼女を連れて来ない限りは」


(※俺が、何だって?)


「ううん、何でもない。それで、どうするの? 私と一緒に入る? 入らない?」


(※……入る)


「あら、入るの? どうしてかしら? さっきまでは嫌がってたのに」


(※嫌がってたわけじゃない)


「そうなの? じゃあ、どうして?」


(※兄は妹に欲情しないし、色目も使わないところを見せるため)


「ふうん? 私相手に欲情はしないし、色目も使わない……。本当にそうなら、いいのだけれどね。まあ、いいわ。なら、気が変わらないうちに早く沸かさないとね。頭を冷やしているうちにやっぱり入りたくないなんて言われたら、うっかり私が入った後のお風呂のお湯が水に代わってるかもしれないもの」


(※……こわ)


「(満面の笑みで)あら、何か言ったかしら?」


(※……何でもありません)


「そう? なら、いいけどね。楽しみだわ、兄さんとのお風呂」


(あなたはお風呂に入ると同時に、冷え切った肝も一緒に温めようと心に誓った)


(~お風呂の中で、あなたと凜は向かい合って入っている~)


「ふんふんふ~ん。とっても、気持ちが良いわね」


(※ご機嫌だな)


「あら、分かる? だって、大好きな兄さんと一緒にお風呂に入っているのだもの。一体、何年ぶりかしら? 私が中学になる前までは一緒に入ってくれてたのに、段々頻度が減っていって、私が中二になる頃にはすっかり入ってくれなくなっちゃったもの。だから、こうして一緒に入れるのはとても嬉しいの」


(※でも、二年ちょっとくらいだろ?)


「二年って、凄く長い時間だと思わない? 私の胸とか、身長が急に成長し始めたのもそれくらいだし、大人になるために色々な知識をつけていったのも大体同じタイミングくらいだもの」


(※色々な知識?)


「ふふ、さてどんな知識でしょうね? たぶん、兄さんが一瞬だけ考えて辞めたので合っているとは思うけれど……。ここは、敢えて答えを提示しない方が面白そうね。にしても、兄さん? どうして、さっきから私の方を見てくれないの? 頬もちょっと赤いし、もうのぼせちゃったのかしら? それとも……。この体を見るのが、恥ずかしいの?」


(※それは……)


「言葉を詰まらせるなんて、いけない人ね。そこは、鋼の意思とやらで嘘でも違うって言うべきところなのに……。(小さな声で)これだと、私にもチャンスがあるって思っちゃうじゃない」


(※それはどういう意味?)


「あら、さっきまでの声は聞こえなかったのに、都合の良いところだけは聞こえるなんて酷い人……。大丈夫、こっちの話だから。それより、話を逸らさないで。ついでに視線も逸らさないで、もっとこっちを見てくれないかしら?」


(あなたは視線を逸らし続ける)


「あら、これでも見てくれないの? 困ったわ、どうしても見てくれないって言うのなら……。えい!」


(凛があなたに胸を押し付けるように前から抱き着く)


(※何するんだ……)


「何するって、見ての通り抱き着いてるの。兄さんがいけないのよ? 私のことを無視して、ずっと別のところを見ているのだから。二人っきりのときですら私を視界にいれないなんて、どういう了見なのかしら? 学校とか、下手したら街中でも男の人に胸とか足とか、じろじろ見られて結構不快だったりするのよ? そんな私が、兄さんにだけは全部を曝け出しても良いって行動で示しているのに、どうして当事者であるはずの兄さんが私を見ないのかしら?」


(※普通、他人の裸は見ないものだろう?)


「……確かに、他人の裸は見ないでしょうね。でも、私たちは何度も言う通り兄妹よ? 決して他人なんかじゃないわ。むしろ、私たちは二人で一人と言っても過言ではないくらいだもの。一人じゃ生きていけないけれど、二人ならどんなに過酷な人生だって乗り越えて行けるのだから。今までも、そうやって助け合って生きてきたでしょう?」


(※……そうだな)


「でしょう? お父さんとお母さん……。今はもういないけれど、あの人たちったらっても勝手なんだもの。お父さんは仕事、仕事、仕事でずっと家にいないし、今はもう転勤までしてしまって……。お母さんはと言えば、そんなお父さんに愛想を尽かせて外に男を作って、離婚までしちゃったものね。今は、お父さんが罪滅ぼしと言わんばかりにこの家にお金を入れてくれてるけれど……。私、あの人が死ぬまではお金には手を付けないつもりよ。二人でバイトもして、生活費は何とかなってるもの。学費に関しては、請求があの人のところに行ってるから支払われているけれど、できれば、お父さんが生きているうちに学費分くらいは返しておきたいわね。後腐れなく、兄さんと余生を過ごすためには必須事項だと思うの」


(※凛)


「どうしたの? 急に名前を呼んじゃって」


(※寂しいのか?)


「寂しい? どうして? 全然、寂しくなんかないわ。むしろ、兄さんと二人きりになれて私は嬉しいの。寂しいと感じることがあるとしたら、それはきっと、兄さんが私を置いてどこか別の場所に行ってしまうことかしら?」


(※大丈夫、俺は凜を置いてどこにも行かない)


「置いて行かない? 本当に? (腕に力を込めながら、耳元で)私、心配なの。兄さんが私を置いて行かないって言葉を信じてないわけじゃない。けれど、兄さんだって、私以外の人を好きになるかもしれないし、そうなったら重たい妹なんてその身から外してしまった方が楽になれるでしょう?」


(※そんなことはない。置いて行く方が、俺にとっては辛い)


「……嘘でも、私を置いて行くのが辛いって言ってくれるのは嬉しいわ」


(※嘘なんかじゃない)


「うふふ、その言葉を口ではなく行動で示してくれると嬉しいのだけれどね。それが嘘じゃないって、私に思わせてくれないかしら?」


(あなたは凜の頬にキスした)


「に、兄さん!? 急に頬に……。き、キス、なんて……」


(※これで証明にはならないか?)


「うふふ、確かにそうね。頬とはいえ、妹にキスをしてしまうような悪い兄さんが私を置いて行くはずがないわ。本当は、このぷるぷるの唇にしてくれた方がもっと良かったとは思うけれどね」


(※それは、ちょっと……)


「照れてる兄さん、可愛い。じゃあ、お返しね。ちゅ。ふふ、今日は妥協して頬にしてあげたわ。あーあ、これで口にしてくれたら、私も迷いなくキスできたのに。残念……。でも、ありがとう。兄さん。兄さんが私の傍に居てくれるって思うだけで、私は生きる力を得ることができるから。(耳元に口を寄せて)だから、どこにもいかないでね。あら、やっぱり耳が弱いのね。せっかくいい雰囲気なのに、ひゃあなんて情けない声を出しちゃって。(ぺろりと舌なめずりをして)本当なら、このまま食べてしまいたいくらいなのだけれど……。今日は辞めておくわ。兄さんが傍に居てくれるって言ってくれた上にキスまでしてくれたのだから。これ以上を欲張ってしまったら、これからの楽しみも無くなってしまうかもしれないし。だから、今日はここまで。あら、せつなそうな顔。もしかして、ちょっぴり期待しちゃってた? だとしてたら、ごめんなさい。マゾな兄さんと違って、私ってちょっとサドなところがあるみたいだから。そういう顔をされると、益々焦らしたくなってしまうの。兄さん、また今度、楽しみましょうね。それじゃあ、体でも洗いましょうか。そうねえ……。久しぶりに、兄さんが私の体を洗ってくれる? ふふふ」


(~~また別の日、学校の昼休み、校舎裏~~)


「全く、兄さんのために昼食を用意したのに、いざ教室に行ってみたらいないって言うから……。目撃証言から、この校舎裏だろうと当たりはつけてきたけど……。まさか、告白されてるなんて思わなかったわ。どれどれ、口の動きをちょっと見て……。私と、付き合って下さい……。タイミング的には絶好ね。さて、兄さんは何て返事するのかしら? ここから、兄さんの凛々しい背中姿しか見えないじゃない。ああ、なんて眼福……じゃなくて。……頭を下げて、ごめんなさい……。そんな大きな声を出したら、周りに聴こえちゃうでしょ。でも、断ってくれたのね。理由は分からないけれど、嬉しいわ。そうよね、あんな女狐なんかに兄さんが靡くわけ……。なっ!? あの、女狐……。兄さんの尊い手に気安く触って……。なら、お友達から? 断られたのに、諦めてないの? あ、兄さんの横顔……。ふうん? 断った割には、ちょっと嬉しそうね……。気を持たせて、キープしようなんて考えてないわよね? でも、このまま出なかったらマズいかもしれないわね……。ふう、さて。そろそろ出番かしら」


(凜はあなたの背後に忍び寄ると、首に手刀を落として気絶させた)


「あら、兄さん。どうしたの、急に倒れて……。貧血かしら? 最近、夜遅くまで起きているから疲れが出たのかしら? あ、どうも。私、この愚兄の妹の凜と申します。先輩、兄さんはどうやらあなたに興味がないくらい会話が詰まらなくて寝てしまってみたいです。ですから……。これ以上は、私の兄に近寄らないでくださいますか? ……あらら、顔を真っ青にして走り去ってしまいましたね。兎が蛇に噛みついたら、どうなるかなんて分かっているでしょうに。増して、私の番となる人にちょっかいをかけようなんて……。本来なら、この程度で済ませるのは生温い気がしますが……。まあ、兄さんが告白を断ったので、一度くらいは見逃しましょうか。私は、懐の深い優しい妹ですからね。ふふ。さあ、兄さん? 今日はもう帰りましょう。午後の授業は……。まあ、体調不良で欠席で問題ないはずですね。特に重要なカリキュラムというわけでもないですし、部活も、バイトもないですから。これから行くのは、二人の愛の巣ですけどね? ふふ……」


(~~あなたの家にて。目を覚ますと、自室のベッドに縛られていた~~)


(あなたが身動きを取ろうとすると、鎖がガチャガチャと音を立てた)


「あら、お目覚めですか? 随分とのんびりしていますね。自分の置かれた状況も、知らないで」


(※凜、これはどういうことだ?)


「どういうと言われましても……。普通に、パンツ一丁でベッドに縛り付けているんですよ? 見たら分かるでしょう? それとも、女の子に告白されて、そんな簡単なことも分からないくらい脳内がお花畑回路になってしまったのですか?」


(※どうして、そのことを……)


「どうしてと申されましても、見ていましたから。告白されるところも、断ったところも。兄さんが断ったところまでは良かったんですけどね、あの女狐が兄さんを手籠めにしようとお友達になろうなんて言わなければ……。欲を張らずに、あのまま終わっておけば良かったものを……。兄さんも兄さんです、友達になろうって言われて嬉しく思いましたよね? もしかしたら、あのまま本当に恋人関係に進展していたかもしれない……。ですが、覚えてますか? ちょっと前に、お風呂で話したこと。あれからまだ一年……。いえ、三ヶ月も経っていないのに、もう忘れてしまったのでしょうか? 私を置いて行かないって。一人にしないって、言いましたよね? そこのところ、どうなんですか?」


(※だから、約束は守ったはずだ)


「ふふ、言葉では何とも言えてしまうのが残酷なところです。私だって、兄さんの言葉なら簡単に信じてしまいたくなる……。でも、駄目。兄さんは、ちゃんと私のものだっていうことを、兄さんの体に理解させないと。(あなたへと顔を近づけて)兄さんは、これから私に体の隅々まで犯される。大丈夫です、絶対に痛くしません。むしろ、気持ち良過ぎてもっとしてくださいって懇願することになる……。だから、すこ~しだけ、我慢、できますよね?」


(※凜、待て……)


「待てと言われても、待ちません。では、まずは……。んちゅ」


(※んん……!?)


「ふふ、ファーストキスです。私の知る限り、兄さんもそうですよね? もしも、他の人に取られたら嫌でしたので、先に奪うことにしました。どうですか? 女の子の味は? 甘い? 酸っぱい? それとも、もっと別の味がしたかしら?」


(※……味はしない)


「そう。まあ、そうでしょうね。だって、ただのキスですもの。でも、よく言いますよね? 好きな人同士のキスは甘酸っぱいって。もしかしたら、何度か試せば、そのうち味が分かるようになるかもしれませんよ? ほら、慣れてないことって、できるようになるまでに時間がかかるものでしょう? キスだって初めてしたのですから、単に味が分からないだけかもしれません。食べ物を食べるときも、一度目で分からなければ二度目を、二度目も駄目なら三度目を口にする……。それと同じです。ですから……。もう一度。今度は、もう少し深く……。ん……ん~~~ちゅ……。じゅる……。どう? まだ、分からない?」


(※……何度やっても、同じだと思う)


「……そう、兄さんは何度やっても変わらないと思うのね。それなら、賭けをしない? 私と兄さんで。もしも兄さんが勝ったら、この鎖を外して自由にしてもいい。でも、私が勝ったら……。そのときは、今日はここから解放はしてあげないから覚悟しておいてね。いい?」


(※……分かった)


「分かったって言ったわね? つまりは、了承したってこと……。ふふ、残念だけれど、この勝負は……。私の勝ちね。ほら、もっと深いやつをしましょう……。んちゅ。ちゅ、ちゅ……。ほら、もっと舌を絡めて……。このまま、舌を吸ってあげるから……。じゅるるるるるるるるるるるる……。私の匂いを、口の中につけるようにして……。兄さんが息を吐いたら、他の女が逃げ出すくらいに……。じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……。んちゅ、ちゅ、ちゅ、じゅるるる、じゅるるるるるるるるる、じゅるるるるるるるるるるるるるるるる……。ん~~ちゅ、ちゅ、じゅる、んん、ちゅ、ちゅ、じゅるるる……。んちゅ。どう? 何か、感じない?」


(※あれ……味が……。柑橘系の、甘酸っぱい味がする……)


「でしょう? ほら、もっと吸ってみて……。私を、味わって……。じゅるるるるるるるるる……。ちゅ、ちゅ、んちゅ、ちゅちゅ、んちゅ……。じゅるるるるるるるるる……。じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる、じゅうるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……。んちゅ。もっと、口の奥まで舌を……。じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……。レロレロレロレロ……。じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……。じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……。ちゅぱ。どうですか? ちゃんと味、したでしょう?」


(※まさか、そんなはず……)


「ふふ、ですが……。私の勝ちなのは変わりない、ですよね?」


(※確かに……)


「素直に認めてくださって、ありがとうございます。ですから、今日一日は、兄さんにはここで大人しくしていていただきましょう。その間……。私は、兄さんが私のものだという証をもっと付けさせていただきます。まずは、頬ですね。ん……ちゅ。あら、ついちゃいましたね。可愛らしい、キスマーク……。気づきませんでしたか? 私、リップを付けてきたんですよ。たぶん、二日、三日くらいは落ちないでしょうけど……。これを見れば、学校の人たちもきっと兄さんが誰かと付き合ってると勘違いしてくれるに違いないです。ほら、鼻先にもん……じゅるるるるるるるるる……。ちゅ。ついでに、私の唾液もたっぷりプレゼントです。レモンのような、オレンジのような、爽やかな匂いがするでしょう? 因みに、このキスのネタ晴らしをすると……。奥歯の方に香料を隠していたんです。噛むと一気に香りが広がるので、最初にした口づけではバレないようにしていましたが」


(※それは、ずるなんじゃ……)


「ズルでも何でも、兄さんは一度負けを認めていますから無効です。ささ、続きをしましょうか。次は、どこにしますか? あ、首筋とかいいですね。この、右の薄皮のところから……。んちゅ、こうして、舌をレロレロって這わせて……、正面に……んちゅ。そこから更に移動して……、反対にも……、んちゅ。こちらの頬にも、おまけのキスです……。んちゅ。あらあら、首から上がすっかりキスマークと唾液でトッピングされてしまってますね。男女でホテルに行った帰りみたい……これで、もう他の女狐は兄さんには近づかないはずです。ですが、これだけじゃ物足りないですよね? だって、兄さん……。興奮、してますよね? 息、荒いですよ? 妹に興奮しちゃいけないことくらい、分かっているはずなのに……。でも、仕方ないですよね? 兄さんが好きなえっちな作品は、私がたった今して差し上げたようなキスが多いプレイがお好みですから。実際に同じことをされたら、興奮してしまってもおかしくないというもの。例え妹であったとしても、それが倫理的に外れた行動だとしても、自分の望むシチュエーションだから興奮してしまうし、嫌がっているフリをしても体は正直に求めてしまう。何ていけない人なのでしょう? 妹に欲情してしまうなんて、つい先日の言葉は嘘だったのですね? でも、いいじゃないですか。妹に欲情して何が悪いのでしょう? だって、兄妹だというだけで男女に変わりはないじゃないですか。結婚はできないし、恋人にもなれませんが……。でも、兄妹が一緒にいるのは別に不思議なことじゃないですし、結婚なんてしなくても、恋人関係にわざわざならなくても、とっくに家族なんですから結ばれているも同然……。むしろ、血縁という切っても切れない関係性の方が絆の強さを象徴しているとは思いませんか?」


(※はぁ、はぁ……)


「ふふ、効いてきた……。興奮がもう収まらないんですよね? だって、私が飲ませた唾液には、香料以外にも精力剤が混じってますから……。でも、まだ駄目です。もっと、もっと感度を高めて、もうこれ以上は無理、待ちきれない、早く犯してほしいって思うまで……。いいえ、頭がバグって私のこと以外を考えることができなくなるまで、兄さんは甘くしゃぶられて、しゃぶ漬けにされて、そして優しく嬲られるんです。ですから、まだ壊れないでくだしさいね。兄さんの指もこうやって持ってきて……。じゅるるるるるるるるる……って、一本ずつしゃぶって、腕にも、胸板にも、肩にも、お腹にも、足にも、全ての場所に私という存在を刻み込んで、そして、私のことが好きだって言わせて見せるんですから。ですから……。(すっと耳元に寄って)覚悟してくださいね、私の愛しい兄さん」


(~~それから、暫く経って……。あれから何日も、何日も、何日もあなたは妹に調教を受け続け、とうとうある日のこと……~~)


「んちゅ……。ああ、もうティッシュがなくなってしまいました。せっかく、鎖から解放してさしあげても興奮が収まらなくて、結局色々と大人な行為をしてしまって……。それでもなお、兄さんはまだ興奮してらっしゃるなんて……。ベッドの上でぐったり仰向けになっても、まだまだ体は元気でらっしゃいますね」


(※好き……。凜、大好き……。好き、好き、すき、すきぃ……)


「ずっと、うわ言のように私を好き好き連呼なんて、嬉しすぎます……。ちょっと、調教をやり過ぎましたかね? 本当なら、適度に嬲ってから甘い飴を与えて転がす予定だったのが、完全に倫理崩壊の理性崩壊で、体が正直になり過ぎてしまいました。ああん、そんな……。私をギュッと抱きしめて、胸を胸板に押し付けて……。そうですよね? 女の子の柔らかい胸ですから、もっと堪能したいですよね? まあ、さっきまでかなりご堪能されてたとは思いますが……。ふふ、でも今日はもう駄目です。続きは、また明日にでも……。明日はバイトがありますから、その後になりますが……。お互い、頑張って汗をかいて働いたあとっていうのも良いですね。互いの匂いを感じながら、蒸れ蒸れの状態でっていうのも悪くありません……。そうだ、今日は代わりに添い寝をして差し上げましょう。ちょっと腕を解いて……。こうして、隣にぴったりとくっついて、ついでに腕にもギュッと抱き着きます。ああ、こんなに兄さんを近くで感じられるなんて、私はなんて幸せなのでしょう。兄さんはどうですか? 幸せですか?)


(※し、しあわせぇ……)


「そうですか。そんなに蕩けた声で言われたら、信じざるを得ませんね。こうやって、耳元に近づいて……。好き」


(あなたの体がビクンと痙攣する)


「ふふ、兄さんは耳も弱いですけど、こうして好きって言われるのもすっかり癖になってしまって……。好き、好き、大好き……。好き、すーき、好き、すきぃ、好き……。ふふ、好きって言われる度にぴくん、ぴくんって体が跳ねてしまいます。まあ、私がそうなるように調教したのですが……。今の兄さんには何も聴こえてませんよね。だって、私に……す、き……って言われるの、気持ちが良いですものね?」


(※す、すきぃ……)


「ふふ、私も大好きですよ。兄さん。頭をよしよしって撫でて……。もっと甘やかします。好き、兄さん大好き。兄さんなしでは生きていけない。私、兄さんにずっと傍にいてほしい。兄さんだけに傍にいてほしい。他の男も、女も要りません。兄さんさえ傍にいてくれれば、後はどうなっても構いませんし、知りません。だから、兄さん。もっと、好きって言って……。私のことを好き言って、私を求めてください。んちゅ。好き、好き、大好き。兄さんが好き、すーき、好き、すき……。こうやって……。じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……。耳の中に舌を入れて、吸っちゃうくらい好き……。じゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……。ふふ、既に唾液塗れだと言うのに、更にてかてか……。私の体から発するメスのフェロモンを体中に擦り付けて、染みつけて、染み込んで、完全に私の虜……。脳内お花畑どころか、脳内がバグだらけで電気もまともに通ってないかも……。既に私のことを求めることしか考えられなくて、私がこうして離れようとすると……。ああん、引き寄せちゃって……。どれだけ甘えてしまってるの? 私って、罪な女ね……。まさか、兄さんを妹狂いに壊してしまうなんて……。これからは、何処に行こうとも私のことが頭を離れず、勉強をしていても、友達と話をしていても、仕事をしているときでも、必ず頭の片隅には私の姿がチラついてしまう。そしていざ、私をのその瞳の中に入れてしまったら、もう手遅れ……。私が欲しくて、欲しくて堪らなくなってしまう……。完全なる妹依存症の、社会不適合者……。兄さんはもう、私が傍にいないと駄目な体になってしまいましたね。でも、良いですよね? だって、こんなにも幸せそうにしているのですから。幸せを取り上げるなんて悲しいこと、妹の私がするはずがありません。むしろ、兄さんはもっと私に溺れてください。好きって囁かれるだけで体をひくつかせて、近づいて匂いを嗅ぐだけで興奮して、体を舐められれば感度を高くさせて……。そうして、一通りの行為を済ませた後は、体を寄せ合ってぐっすりと朝まで眠って、何事も無かったかのように学校に行くんです。まさか、学校に通っている人たちが、私たち兄妹がこんな関係性になっているなんて思いもしないでしょうが……。兄さんはむしろ、隠れて背徳的な行為をしている方が興奮しますから絶好のシチュエーションですよね。う~ん、でも、私としてはもっと外でもイチャイチャしたいです。学校の階段裏で隠れてキスをしたり、放課後にはデートに行ったり、休日にも遠くに二人でお出かけしたり……。手だって繋いで歩きたいですし、何なら何も知らない人からすれば恋人に見られて、ちょっと寄った店先で素敵な彼氏さんですね、何て言われてみたいです。そんなことを言われた日には、私はきっと天にも昇るような気分になってしまいます。だって、公の場で私たちが真に恋人だと認識されているということですから、これ以上に嬉しいことはないじゃないですか。兄さん? 聞いていますか?」


(※……凜)


「はい、何でしょうか?)


(※……凜、大好きだ。ずっと、傍にいる。これで、証明できたか?)


「私のことが大好き……。ずっと傍にいる……。証明……。……あら、兄さんってば壊れてなかったの? てっきり、壊れちゃったのかとおもったのだけれど」


(※……お前の見ていたえっちなビデオって、こんな感じの奴が多かっただろう? 征服欲が満たされる感じのやつ……)


「なっ……。ど、どうして知ってるんですか!?」


(※……お前と同じだよ。パソコン、見ただけだ)


「知ってたんですね、私のことも……。つまり、お互い様だったということですか。ですが、それを分かってて乗ったということは……。つまり、そういう、ことで、良いんですか?」


(※たぶん、凜が考えていることで合ってると思う)


「……もう、兄さんは知らないんですか? 女の子は、例え分かっていても口に出して言ってもらいたいものなんです。さあ、言ってください。私のこと、どう思ってらっしゃるんですか?」


(※好きだ。異性として)


「あらら、正直ですね。というか、お互いの恥ずかしいところを文字通り赤裸々に見せ合ったわけですから、隠すことでもないということですか。でしたら……。私も……。(正面に回って)ん……ちゅ。口づけ、です。私も、兄さんが好きです。異性として、大好き……。だから、これからも離れないで、ずっと傍にいてください。恋人じゃなくて、夫婦でもなくて、兄妹として……。だって、私たちにとっては、それこそが最も堅く結ばれた絆の象徴ですから……。ですが、恋人のようなプレイはしてみたいですね。まずは、デート。次の休みは、遠くに出かけましょう。私、隣の県の、あの大きな水族館に一度行ってみたかったんです。連れて行ってくれますか?」


(※もちろん)


「兄さん、大好き! ぎゅ~~~~~~……。ふふ、これからも、ずっと一緒です。誰にも渡しませんし、どこにも逃がしませんから覚悟するように……。ちゅ。うふふ」

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ブラコンが過ぎる妹による禁断のイチャラブASMR 黒ノ時計 @EnigumaP

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