すなわちくらし すなわちあやうし

長く深く勉強、研究している人に

そこまではやってない素人がものを言う

もちろんいろいろな意見があるべきだ

でもそういうことじゃないんだよ


理性で考えるべきところを感情的に条件反射

“ちょっと立ち止ま”れない


賢い者と愚かな者が同じ土俵に立ててしまう

愚かな者ほど自分を賢いと思ってしまうから、

自分は相手を論破できると信じ込んでる

知識も教養も経験も圧倒的に敵わないのに


情報の取捨選択ができるなら

情報源が唯一でも何ら問題ない

何が正しくて何が間違っているのか

それを自分で判断できるなら


“ネットは誰が書いたからわからないからダメ”

“本はたくさんの人が関わってるから正しい”

あなたみたいな人が世間や世界に騙されるのだろう

そこにあるものは無条件で正しい、と


最小限の範囲で最大限の努力をする

それができるのは相当鍛えた者だけだ

縦スクロールでさえ面倒と思う怠惰

最小限の動きで最大限の勘違いを続ける


自分は客観的だと思ってる

自分はイデオロギーに支配されてなどいないと思ってる

自分はリアリスティックにものを考える人間だと思ってる


だからは俺は考え方を決して変えない

だって俺は正しいのだから

俺は絶対なのだ


考えるんだ 学ぶんだ

じゃなきゃ飲み込まれる

じゃなきゃ好き勝手に支配される


じゃなきゃ世界は終わってしまう

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