やさしさに包まれたから

共感だけを求めていたら狭い世界に閉ざされる

わかってはいるけれど、だって落ち着くんだもの


“こっち側”の狭い世界でずっと生きているから

“外”がどんなものかよくわからなくなってる

自分の日常生活のリアリティがズレてることに気づかない

働いて金を稼いで飯を食って寝ているから


自分の好きな世界“のみ”に居続けるのは危険

視野がどんどん狭くなるし、

周りが同じ志の仲間たちだらけだから、

自分たちの世界が狭いことに気がつかない


そう自分たち自身が自分たちの世界を狭めてることに気づくことがない


“あなたは自分の世界でだけで生きている”

“あなたは自分の周囲を全世界だと思っている”

“あなたはもっと世界を知らなければならない”


それがそっくりそのまま自分に返ってきたら

きっと耐えれらない

だから“自分はわかってる”と誤解を続ける


誰も彼もが自分と似た意見にだけ浸かってる

それでも世界が広がっていくように思えるのは

“似ている”けど“同じ”ではないから


だからこそ違いがあなたの世界を広げることに

あなたはいつ気づくだろう


自分は客観的だと思っている

自分は論理的だと思っている

自分は現実的だと思っている


だから内省はしない

だって俺は正しいのだから

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